材料でみる株価一覧

NO IMAGE

カーチスHDが一段高、「ビッグモーター」の件を受け『漁夫の利』を期待

■一部にはビッグモーターの業務停止まで念頭に買い進む動きもある様子 カーチスHD(カーチスホールディングス)<7602>(東証スタンダード)は7月27日、一段高で始まり、取引開始後は14%高の258円(31円高)まで上げ、2日連続大幅高となっている。中古車の買い取り販売を軸に自動車の流通に関わる事業を行っており、「ビッグモーター」の保険金不正請求問題を受けて『漁夫の利』を享受する期待が強まっているようだ。 ビッグモーターに関する報道では、国交相の聴取や損保会社に対する金融庁の..

NO IMAGE

インフォコムが次第高、グループ会社がマイクロソフトのパートナー認定を獲得

■2022年にグループ入りした株式会社オルターブース(福岡市) インフォコム<4348>(東証プライム)は7月26日、時間とともに強含む相場となり、午前11時にかけて4%高の2356円(95円高)まで上げて出直りを強めている。25日付で、2022年にインフォコムグループに加入した株式会社オルターブース(福岡県福岡市)がマイクロソフト社から「更に高度で専門性のあるパートナーである」として、パートナー認定制度の1つである『Advanced Specialization』の認定を得..

NO IMAGE

ウイルコHDは株主優待制度の新設が好感され30%高、大商い、10月末の株主から開始

■1000株以上保有する株主が対象、子会社製品(化粧品)など ウイルコHD(ウイルコホールディングス)<7831>(東証スタンダード)は7月26日、電柱を立てたような急伸相場となり、取引開始後に30%高の171円(39円高)まで上げて2021年12月以来の170円台に進み、その後も160円台で大商いとなっている。25日の15時に株主優待制度の新設を発表。23年10月末日現在で10単元(1000株)以上を保有する株主を対象に開始とし、好感買いが集中した。 優待品は、10単元(1..

NO IMAGE

ソースネクストは一時17%高、『ポケトーク』でソフトバンクと提携、期待強まる

■急伸後は売買交錯、1か月ぶりの200円台で戻り売りこなす ソースネクスト<4344>(東証プライム)は7月26日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後に17%高の224円(2円高)まで上げて約1か月ぶりに200円台を回復し、大きく出直っている。25日の15時にAI通訳機『POCKETALK(ポケトーク)』などを販売する連結子会社ポケトーク株式会社とソフトバンク<9434>(東証プライム)との包括的業務提携を発表し、買い材料視されている。急速に高まりつつある多言語対応のニ..

NO IMAGE

JNSホールディングスは8日ぶり上げ相場、AIチャットボット東京都千代田区に8月導入

■四半期決算発表後一段安となっていたが生成AI事業に期待再燃 JNSホールディングス<3627>(東証プライム)は7月26日、反発基調で始まり、取引開始後は5%高の461円(22円高)まで上げ、8日ぶりの上げ相場となっている。第1四半期決算を7月14日に発表した後一段安となっていたが、持株傘下の主要事業子会社ネオスのAIチャットボット『OfficeBot』が東京都千代田区に8月から導入されると7月初旬に発表するなどで、生成AI事業の展開に期待が再燃している。 発表によると、『..

NO IMAGE

ジェイフロンティアが再び高値、「決算説明会書き下ろし」好感、猛暑で薬の宅配サービスにも注目集まる

■一時15%高、4日ぶりに年初来の高値を更新 ジェイフロンティア<2934>(東証グロース)は7月25日、再び一段高となり、一時15%高の4375円(585円高)まで上げて4日ぶりに年初来の高値を更新し、その後も4300円前後で売買活発となっている。同社ホームページ「IR最新情報」コーナーに、同日付で「決算説明会書き下ろし」を掲載。7月14日に発表した5月決算の内容で、改めて注目の強まる相場となった。 また、この数日、全国的な猛暑の再来となり、『SOKUYAKU』薬局などで行..

NO IMAGE

INPEXは5日続伸、中国の内需拡大方針を受け原油市況の一段高に期待強まる

■PBRも割安、2010年1月以来の高値に進む INPEX<1605>(東証プライム)は7月25日、5日続伸基調で始まった後も一段ジリ高となり、午前10時30分にかけて4%高の1858.5円(69.5円高)まで上げて株式分割を調整後の2010年1月以来の高値に進んでいる。NY原油をはじめとする原油相場がサウジの減産などを受けて上昇傾向を続けている上、25日は「中国共産党、内需拡大に力を入れる方針、経済運営に危機感示す」(NHKニュースWEB7月25日5時39分)などと中国の景..

NO IMAGE

大阪チタニウムが続伸、チタン需要回復への期待強くESG株価指数への採用も注目要因に

■ロシア製チタンの代替需要といった戦略物資としての情勢はいぜん継続 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)は7月25日、続伸基調となり、9%高の3390円(275円高)まで上げて約1か月半ぶりに3200円台を回復している。コロナ後の航空旅客回復にともない、旅客機向けチタンの回復に期待が出ている上、戦略物資としてのチタンを取り巻く情勢は「ロシア製チタンの代替需要も加わり、航空機向けチタン需要の回復から拡大段階への移行時期は前倒し」(前3月期の決算説明資料より)..

NO IMAGE

バルテスは株式3分割が好感され上場来高値に向けて出直る、最高益基調のため買い安心感

■9月末日を基準日として1株につき3株の割合をもって分割 バルテス<4442>(東証グロース)は7月25日、大きく反発して始まり、取引開始後は7%高の3960円(260円高)まで上げ、7月につけたばかりの上場来高値4085円(2023年7月4日)に向けて出直っている。24日の夕方に株式3分割を発表し、好感されている。2023年9月30日(同日は土曜日のため実質的には同年9月29日)を基準日として1株につき3株の割合をもって分割するとした。業績は最高益基調のため買い安心感がある..

NO IMAGE

小野薬品が急伸、訴訟和解し140百万米ドル受領、自社株買い・消却も好感

■25日朝、英アストラゼネカ社との特許訴訟で全面的和解を発表 小野薬品工業<4528>(東証プライム)は7月25日、飛び出すように出直って始まり、取引開始後は5%高の2723.0円(137.5円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに2700円台を回復している。同日朝、英アストラゼネカ社との抗体関連特許訴訟に関する全面的和解により総額約140百万米ドルを受け取ることと自己株式の取得(自社株買い)・消却を発表し、好感買いが先行している。 自社株買いは、上限株数が1600万株(自己株式を除く..