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日本郵政は発行株数の10%規模の自社株買いなど好感され大きく出直る

■取得期間を当初未定としたが続いて15日朝に立会外で実施と発表 日本郵政<6178>(東証プライム)は8月15日、飛び出すように出直って始まり、取引開始後は5%高に迫る1082.0円(48.5円高)まで上げて上値を指向している。14日の15時に第1四半期決算(2023年4~6月)と自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、自社株買いの取得上限株数を自己株式を除く発行済株式総数の10%に達する3億4600万株としたことなどが注目されている。PBR(株価純資産倍率)0.3倍台とあ..

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ゼンショーHDはMSCI指数採用が好感され時間とともに上げ幅拡大

■スタンダードインデックスに採用、先々の買い需要増加に期待 ゼンショーHD(ゼンショーホールディングス)<7550>(東証プライム)は8月14日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時にかけては11%高の7299円(695円高)まで上げ、月初につけた2000年以降の高値7705円(2023年8月1日)に向けて出直っている。MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の株価指数に新規採用されたと伝えられ、先々の買い需要増加への期待が出ている。 モル..

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コスモエネルギーHDは大幅増配など好感され一気に5年ぶりの高値に進む、株主還元方針を修正

■安定配当の下限を「200円/株」から「250円/株」に変更 コスモエネルギーHD(コスモエネルギーホールディングス)<5021>(東証プライム)は8月14日、買い気配の後9%高の5045円(420円高)で始まり、その後も5000円をはさんで売買され、一気に2018年以来の5000円台に進んでいる。NY原油や中東原油の値上がり傾向に加え、10日の16時に株主還元方針の修正(増配など)を発表し、好感買いが先行している。安定配当の下限を「200円/株」から「250円/株」に変更す..

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幸楽苑HDは優待変更など好感され堅調、「デジタル券」から「紙」に戻し、1000円券を500円券2枚に

■「株主様からのご意見を踏まえ検討の結果」 幸楽苑HD(幸楽苑ホールディングス)<7554>(東証プライム)は8月14日、反発基調で始まり、取引開始後は1029円(8円高)をつけて出直っている。前取引日の10日15時に第1四半期連結決算(2023年4~6月)と株主優待制度の変更を発表し、第1四半期は各利益とも赤字拡大だったが、優待の「お食事券」を金額は変えないまま現行の「1000円×10枚」から「500円×20枚」に変更(保有株数500株以上1000株未満の場合)し、デジタル..

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BEENOSは昼に自社株買いを発表し後場次第高、取得期間1か月半、速攻型の買いに期待

■上限30万株、8月14日から同年9月30日まで実施 BEENOS<3328>(東証プライム)は8月10日の後場、次第高となって始まり、13時過ぎには5%高の1781円(86円高)まで上げて反発幅を広げている。昼12時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行。昨9日は四半期決算発表を受けて16%安(337円安の1695円)だったが、「半値戻しは前値戻し」という相場格言の水準まで反発できるか注目されている。 自社株買いは、30万株(自己株式を除く発行済株式総..

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INPEXは2009年以来の高値に進む、増配、自社株買い、消却など好感

■9月中間配当は従来予想比5円増の37円の予定に INPEX<1605>(東証プライム)は8月10日、一段高で始まり、取引開始後は16%高の2099.5円(285.0円高)まで上げ、株式分割を調整後の値段で2009年以来の2000円台に進んでいる。9日15時に第1四半期決算と中間・期末配当の増配、自己株式の取得(自社株買い)、消却を発表し、好感されている。 配当政策を2024年度までの中期計画期間中は総還元性向40%以上を目途とし、今期・24年3月期の中間配当(9月期末)は、..

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百貨店株など軒並み続伸、中国の日本向け団体旅行「きょうにも解禁」とされ期待強まる

■和心はストップ高、空運株や鉄道株も軒並み続伸基調 8月10日朝寄り後の東京株式市場では、百貨店株が軒並み続伸基調で始まり、中国の日本向け団体旅行の解禁が「きょうにも、日本に伝達」(日本経済新聞8月10日付朝刊)とされたことを受けて一段高となっている。 三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は8月10日、一段高で始まり、朝寄り後は1748.5円(48.5円高)まで上げて5日続伸基調となり、高島屋<8233>(東証プライム)も2203.0円(5..

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カルナバイオSは後場一段と強含む、会社説明会資料をアップし注目再燃、『AS-1763』8月に投与開始

■7日には四半期決算説明資料もアップし、改めて注目強める様子も カルナバイオS(カルナバイオサイエンス)<4572>(東証グロース)は8月9日の後場、一段と強い相場になり、13時前に6%高の990円(53円高)まで上げて年初来の高値1060円(2023年7月10日)に向けて出直っている。9日午前、個人投資家向け会社説明会の資料を同社ホームページ「新着情報」のページにアップし、開発中の新薬などに注目が集まっている。7日には第2四半期決算説明資料もアップしており、株式市場関係者の..

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ヨネックスが後場一段高、きょう四半期決算を発表の予定、海外初のショールームも期待材料に

■上海に海外初のショールームを開設、アジアと世界に向けた情報発信拠点 ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は8月9日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後に5%高の1460円(66円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりの1450円台に進んでいる。9日に第1四半期決算を発表する予定で、連続最高益を更新する見込みの好決算に期待が強まっているほか、8日、海外初のショールームを中国・上海に8月5日オープンと発表しており、注目材料の一つとされている。 ショールームは「Yonex Shan..

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シンメンテHDは後場もジリ高、エアコン洗浄ロボ事業の譲渡など材料視され出直り強める

■PER16倍の水準で踏みとどまり下値確認感が シンメンテHD(シンメンテホールディングス)<6086>(東証グロース)は8月8日、前後場ともジリ高基調を続け、14時30分にかけて10%高の1273円(115円高)まで上げて下値圏からの出直りを強めている。飲食店などの店舗メンテナンスが主事業で、7月31日に業務用エアコン洗浄ロボット事業の譲渡を発表。株価はその後数日1150円前後で踏みとどまったのちに出直りを強めてきた。1150円の水準は今期・2024年2月期の連結予想1株利..