日本株一覧

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科研製薬が先天性副腎過形成症治療剤で米社とライセンス契約、株価は堅調に始まる

■米スプルース社が開発中の「チルダセルフォント」(一般名)を日本で展開 科研製薬<4521>(東証プライム)は1月6日、買い気配から3730円(35円高)で始まり、反発基調となっている。朝8時に先天性副腎過形成症治療剤「チルダセルフォント」に関するライセンス契約を発表し、注目が強まった。米Spruce Biosciences,Inc.(カリフォルニア州サウスサンフランシスコ、スプルース社)が開発中の「チルダセルフォント」(一般名)について、日本における開発及び商業化に関するラ..

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日経平均は80円安で始まる、為替は円安、NY株はダウ339ドル安など3指数とも反落

 1月6日(金)朝の東京株式市場は、日経平均が80円72銭安(2万5740円08銭)で始まった。為替は90銭前後の円安で始まり、1ドル133円40銭前後となっている。 NY株式はダウ339.69ドル安(3万2930.08ドル)など3指数とも反落。半導体株指数SOXも反落した。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万5680円となり、東京市場5日の現物(日経平均)終値を140円下回った。(HC) ...

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JPホールディングスは上値試す、23年3月期増収増益予想、利益は再上振れ余地

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は総合子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に、子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。23年3月期は受入児童数の増加や効率的な施設運営などで増収増益予想としている。期後半に向けて稼働率が上昇する効果なども勘案すれば、通期利益予想には再上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..

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ミロク情報サービスは調整一巡、23年3月期は再上振れの可能性

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトを主力として、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築を目指している。23年3月期は大幅営業・経常増益予想(純利益は前年の特別利益の反動で減益予想)としている。先行投資で費用が増加するが、新規顧客開拓などで主力のERP製品が好調に推移し、サブスクリプション型への移行によるストック型サービス収入の伸長も寄与する見込みだ。クラウドサービスの伸長により、再上振れの可能性も..

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ヒーハイストは下値切り上げ、23年3月期減収減益予想だが24年3月期収益改善期待

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。成長戦略として「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。23年3月期は中国ロックダウン影響による販売減少、原材料調達遅延による生産高減少、原材料価格高騰の影響などで減収減益予想としている。ただし積極的な事業展開で24年3月期の収益改善を期待したい。株価は地合い悪化も影響して反発力の鈍..

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マルマエは反発の動き、23年8月期1Q大幅増収増益、通期減益予想据え置きだが上振れの可能性

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開している。中期事業計画「Innovatuin2025」では成長戦略として、消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営の推進を打ち出している。23年8月期第1四半期は大幅増収増益だった。前期末の豊富な受注残の消化に加えて、受注損失引当金および棚卸資産評価減の減少なども寄与した。通期は市場停滞や先行投資の影響などで減益予想としている。第1四半期は想定よ..

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マーケットエンタープライズは調整一巡、23年6月期黒字転換予想で収益改善基調

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指してネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開している。中期経営計画の目標値(24年6月期売上高200億円、営業利益12億円)達成を目指し、主力の個人向けリユースの成長回帰、マシナリー(農機具・建機)および「おいくら」の成長加速など、成長戦略再構築の進捗は順調としている。23年6月期は黒字転換予想としている。中期経営計画が順調に進捗して収益改善基調だろう。株価は..

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【注目銘柄】トーホーは続落も突っ込み買い一考余地、業績再々上方修正を手掛かりにウイズ・コロナ株人気再燃を期待

 トーホー<8142>(東証プライム)は、前日5日に32円安の1652円と3営業日続落して引け、取引時間中には昨年12月23日につけた直近安値1641円にほぼ顔合わせした。同社株は、昨年12月12日に今2023年1月期第3四半期(2021年2月期~10月期、3Q)決算の開示とともに1月期通期業績の3回目の上方修正を発表し、材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となっている。ただ3年ぶりの行動制限のない年末年始、正月休みを迎え各地の観光地や飲食店で客足が戻ってきており、業務用食品..