日本株一覧

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科研製薬は胆汁性胆管炎に関する米社とのライセンス契約が好感され値上がりスタート

■米シーマベイ社が開発中の「セラデルパー」を日本で開発、商業化 科研製薬<4521>(東証プライム)は1月10日、反発基調で始まり、取引開始後は3715円(40円高)まで上げて再び出直る相場になっている。朝、原発性胆汁性胆管炎治療剤「セラデルパー」の日本での開発及び販売に関するライセンス契約について発表し、注目されている。米CymaBay Therapeutics,Inc.(カリフォルニア州、シーマベイ社)が原発性胆汁性胆管炎を対象に開発中の「セラデルパー」(一般名)について..

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カナモトは上値試す、23年10月期増収増益予想

 カナモト<9678>(東証プライム)は建設機械レンタルの大手である。重点施策として国内営業基盤拡充、海外展開、内部オペレーション最適化によるレンタルビジネスの収益力向上を推進し、環境対策機への資産シフトなどによってサステナビリティへの取り組みも強化している。23年10月期は需要回復などで増収増益予想としている。災害復旧・防減災・老朽化インフラ更新など国土強靭化関連工事で需要が堅調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は利益確定売りや地合い悪化の影響で上げ一服とな..

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ジェイエスエスは上値試す、23年3月期大幅増収増益予想

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略として、新たな生活様式に適応しつつ水泳指導技術を活かした商品開発の強化などを推進するとともに、スイミングにとどまらず健康運動への取り組みも推進している。23年3月期はコロナ禍の影響が継続し、燃料単価上昇で水道光熱費も増加するが、各種イベントの再開や練習会の実施などで大幅増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。..

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ケンコーマヨネーズは売られ過ぎ感、23年3月期営業・経常減益予想だが売上回復基調

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はマヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)およびサステナビリティ方針に取り組んでいる。なお、食育への取り組みの一環として同社ホームページ上に公開している工場見学動画について、22年12月23日に第4弾となる「タマゴサラダの製造工程が学べる工場見学動画」を公開した。23年3月期は鳥インフルエンザ発生等による更なるコスト上昇要..

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ヤマシタヘルスケアホールディングスは23年5月期2Q累計減益だが、営業・経常利益は通期予想を超過達成

(決算速報) ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、1月6日の取引時間終了後に23年5月期第2四半期累計連結業績を発表した。低侵襲治療分野や専門分野が牽引して増収だが、販管費の増加などで営業・経常減益、特別損失(貸倒引当金繰入額)の計上で最終赤字だった。そして通期の減益予想を据え置いた。ただし第2四半期累計の営業・経常利益は通期予想を超過達成しており、通期会社予想に上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い..

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ファーストコーポレーションは23年5月期2Q累計減益だが通期増益予想据え置き

(決算速報) ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は1月6日の取引時間中に23年5月期第2四半期累計業績(非連結)を発表した。前期の不動産売上の反動で減益だったが、完成工事高は順調だった。そして通期の増益予想を据え置いた。大型案件の本体工事着工等に伴う完成工事総利益率の向上や、第3四半期以降の不動産売上計上などを見込んでいる。通期ベースでは積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して上値を切り下げる形となったが、一方では下値固め完了感を強..

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日経平均は202円高で始まる、3日続伸基調、NY株はダウ700ドル高の翌日反落だがNASDAQは続伸

 1月10日(火)朝の東京株式市場は、日経平均が3日続伸基調の202円76銭高(2万6176円61銭)で始まった。 NY株式は前週末取引の6日にダウ700.53ドル高(3万3630.61ドル)と急伸し、週明け9日は112.96ドル安(3万3517.65ドル)と反落したが、NASDAQ総合指数は2日続伸。雇用統計とISM非製造業総合指数を受けた金利低下などが好感された。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は9日に2万6195円となり、東京市場1月6日の現物(日経..

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【新春株式市場特集】ベスト10銘柄がセレクト!卯年相場で一跳ね、二跳ね、三跳ねを期待してトライ

 2021年年間上昇率ランキングの上位にランクインした銘柄は、壽屋<7809>(東証スタンダード)、NIPON EXPRESSホールディング<9147>(東証プライム)、伯東<7433>(東証プライム)などが、業績上方修正、増配などを手掛かりに続伸した。このことは、越年銘柄の翌年相場での株高継続力の決め手となったのは、業績ファンダメンタルズが基本で、割安か割高かが正夢か逆夢か、宝船か泥船かの分岐点になることを示唆しているといえそうだ。 昨年の大納会で年初来高値を更新した71銘..