新製品&新技術NOW一覧

NO IMAGE

ローム、AIサーバー向け高性能パワーMOSFET「RY7P250BM」を開発、高信頼性と省エネを両立

■8080サイズで高SOA耐量と低ON抵抗を実現、月産100万個体制で供給 ローム<6963>(東証プライム)は5月22日、AIサーバー向けに業界トップレベルの性能を誇る100V耐圧パワーMOSFET「RY7P250BM」を開発したと発表。新製品は8080サイズのパッケージで、高SOA耐量と低ON抵抗を両立。ホットスワップ回路における信頼性向上と省エネ化を実現する。世界的なクラウドプラットフォーム企業の推奨部品にも認定され、月産100万個体制で量産を開始している。 新製品の特..

NO IMAGE

ファンデリー、塩分50%・たんぱく質30%カット高血圧・腎臓病の方向け「ミールタイム五目炒飯」発売

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は5月22日、塩分50%・たんぱく質30%カット※の「ミールタイム五目炒飯」を6月23日(月)から『ミールタイム』にて発売すると発表。 同商品は、高血圧症や慢性腎臓病など生活習慣病を有する人に向けて、塩分とたんぱく質を調整した冷凍炒飯である。ホタテ・カキ・ポークの旨味とバターのコクを活かすことで味に深みを持たせつつ、通常品に比べ塩分を50%抑えている※。また、植物性乳酸菌の力でたんぱく質を低減した低たんぱく米を使用することで、美味しさ..

NO IMAGE

NTT、「量子ディット」で光量子通信の限界突破、量子ビットの高次元化で通信容量が従来比10倍の可能性

■光量子技術の壁を打破 50%の理論限界を超える新アプローチ NTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は5月21日、量子ビットを高次元化した「量子ディット」を用いることで、光量子操作の理論限界を超える新手法を開発したと発表。これにより、量子通信の鍵となる「融合ゲート」の成功率が大幅に向上し、長距離通信の大容量化が可能になる。 従来の光量子技術では、量子ビット同士を結合する「融合ゲート」の成功率が最大50%に制限されていた。今回の研究では、0と1だけでなく複数の値を扱..

NO IMAGE

キヤノンMJ、食器認識AIエンジン搭載の「社員食堂自動精算サービス」の提供を開始

■食器コスト85%削減、食堂の人手不足とコスト課題にAIが解決策 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)<8060>(東証プライム)は5月21日、画像解析によって食器を自動識別し、精算処理を行う「社員食堂自動精算サービス」を2025年7月下旬から提供を開始すると発表。同サービスは、キヤノン製のネットワークカメラとAI技術を活用し、トレー上の食器を高精度で判別する食器認識AIエンジンを搭載している。国内のグループ社員食堂44カ所で検証が行われ、RFIDタグを用いる従来方..

NO IMAGE

GMOペパボ、TikTok Shop支援プログラム開始へ、EC事業者とクリエイターに新たな販路支援

■6月開始、カラーミーショップとSUZURIの利用者が対象 GMOインターネットグループ<9449>(東証プライム)のGMOペパボ<3633>(東証スタンダード)は5月20日、動画ECプラットフォーム「TikTok Shop」の日本展開にあわせ、2025年6月からネットショップ運営者やクリエイター向けの支援プログラムを開始すると発表。「カラーミーショップ」や「SUZURI」の利用者を対象とし、同プラットフォームでの商品販売を促進するための施策を提供する。 同プログラムでは、シ..

NO IMAGE

住友化学、新規作用機序の殺菌剤「フセキワイド フロアブル」販売開始、うどんこ病対策の新兵器

■新規作用性のピリダクロメチルとイミノクタジンアルベシル酸塩の混合で高効果 住友化学<4005>(東証プライム)は5月20日から、うどんこ病に優れた効果を示す新規殺菌剤「フセキワイド フロアブル」の販売を開始したと発表。同製品は、住友化学が独自に開発した新規作用性を持つ有効成分ピリダクロメチルと、日本曹達<4041>(東証プライム)が権利を保有するイミノクタジンアルベシル酸塩を含有する混合剤である。ピリダクロメチルは住友化学がB2020(2020年までに主要市場向けの農薬登録..

NO IMAGE

シャープ、宿泊施設向けAIコンシェルジュ「eAssistant Concierge」発売

■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献 シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、宿泊施設向けにAIコンシェルジュサービス「eAssistant Concierge(イーアシスタント・コンシェルジュ)」の提供を開始したと発表。これは、ホテルなどのスタッフに代わって、ゲストからの問い合わせや周辺情報の案内をAIが対応するサービスであり、接客業務の効率化と省人化を目的としている。人手不足が深刻化する宿泊業界において、円滑なコミュニケーションを支援するツールとして活用..

NO IMAGE

NEC、TNFDレポート作成を支援するAgentic AIの開発を開始、調査時間92%削減

■5つのタスクを自動化し情報開示業務を効率化 NEC<6701>(東証プライム)は5月20日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)レポート作成を支援するAgentic AIの開発に着手したと発表。このシステムは調査、リスク・機会抽出、リスク評価、執筆・レビュー、広報の5つのタスクを自動化する機能を備えており、担当者がチャット対話するだけでレポート作成業務を効率化する。すでに調査業務では専門ガイダンス読込時間を92%削減するなど効果を確認している。 NECは2023年..

NO IMAGE

LIFULLとウィル、生成AI活用のマンション査定AIを共同開発、LINE上で査定価格と理由を提示

■関西圏から提供開始、将来的には対象物件と地域を拡大へ LIFULL<2120>(東証プライム)とウィル<3241>(東証スタンダード)は、生成AIを活用した国内初の売却査定サービス「AIウィルくんのマンション査定 BETA(LINE)」を共同開発し、2025年5月20日から提供を開始したと発表。同サービスは、ユーザーがLINEを通じて物件情報を入力することで、AIが売却価格を推定し、その根拠や周辺相場を対話形式で提示するものである。関西圏(大阪府、兵庫県)限定でベータ版の提..

NO IMAGE

ファンペップ、花粉症アレルギーワクチン「FPP004X」の物質特許が日本で成立

■政府も注目する国民病対策、花粉症人口 ファンペップ<4881>(東証グロース)は5月19日、花粉症対策アレルギーワクチン「FPP004X」の物質特許が日本で成立したことを発表した。この抗体誘導ペプチドは、IgEに対する抗体産生を誘導し、花粉症の持続的効果が期待される画期的な治療法である。 日本国内の花粉症有病率は2019年に42.5%と高く、10年前から10%以上上昇している。関連医薬品市場は約1700億円規模であり、政府も花粉症を社会問題として対策に取り組んでいる。 同社..