新製品&新技術NOW一覧

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JR九州、使用停止レールを再エネに活用、佐土原駅で国内初の太陽光発電実証

■国交省の補助金採択、再生エネ活用で駅構内の電力をグリーン化 JR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東証プライム)は10月8日、ウエストホールディングス(WEST)<1407>(東証スタンダード)と連携し、日豊本線佐土原駅構内の使用停止レールを活用した太陽光発電システムの運用を開始したと発表した。同システムはWESTが開発した「レールPV」と呼ばれる技術で、駅照明などの電力を再生可能エネルギーに転換する国内初の試みとなる。 今回の実証実験は、使われなくなった鉄道施設に再エネ機..

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セコムグループのパスコ、輪島沖で国内初の複合観測型フローティングライダー導入、洋上風力と漁業の両立へ

■風況と魚群を同時観測、洋上風力発電の事業判断と合意形成を支援 セコム<9735>(東証プライム)グループのパスコは10月8日、風況と魚群の同時観測を可能にした国内初の浮体式観測装置「フローティングライダー」を導入し、石川県輪島市沖で調査を開始したと発表した。洋上風力発電の導入検討に必要な風況観測と海中生態調査を一体化し、事業者の意思決定や漁業関係者との合意形成を支援する狙いがある。装置はブイ型浮体にドップラーライダーや魚群探査装置などを搭載し、風速・風向・潮流・魚群データを..

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日産、新型EV「リーフ」B7を発表、最大航続距離702kmを実現

■グーグル連携ナビと外部給電機能でEVライフを拡張 日産自動車<7201>(東証プライム)は10月8日、新型「日産リーフ」の日本仕様B7グレードを発表した。3代目となる新型リーフはクロスオーバーEVとして全面刷新され、78kWhバッテリーを搭載し、一充電走行距離は最大702km(WLTC)を実現した。空力性能を追求したファストバックスタイルとCd値0.26の低抵抗ボディ、調光パノラミックガラスルーフなどを採用し、快適性と走行効率を両立。インテリアにはフラットなフロア構造とBo..

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三菱電機、生産現場の言語障壁を解消する「しゃべり描き翻訳」を11月発売

■タブレット上でのリアルタイム翻訳と視覚支援で作業現場の誤解を防止 三菱電機<6503>(東証プライム)は10月8日、生産現場における外国籍従業員との円滑なコミュニケーションを支援するウェブアプリケーション「MelBridgeしゃべり描き翻訳」を11月3日に発売すると発表した。話した言葉をタブレット端末上で翻訳・表示し、図面や資料への文字挿入による視覚的支援や、リアルタイム翻訳チャットなどにより、言語の壁を乗り越えた情報伝達を実現する。対応言語は22か国語で、サブスクリプショ..

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日立製作所、現場安全を支援するリスク予知システム開発、次世代AIエージェント「Naivy」活用

■AIが潜在リスクを解析・提示、現場ごとの最適解を導出 日立製作所<6501>(東証プライム)と日立プラントコンストラクションは10月7日、次世代AIエージェント「Naivy」を活用したRKY(リスク危険予知)支援システムを開発したと発表した。同システムは、現場作業をメタバース空間で再現し、過去の災害事例やノウハウを即時に解析・可視化することで、現場ごとの潜在リスクや最適な安全対策を提示する仕組みである。紙やホワイトボード中心の従来のRKY活動に比べ、情報の網羅性や臨場感が向..

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ウェザーニューズ、AIで天気原稿自動作成、放送局向けに試験提供

■表現の均一化と時間短縮を実現、放送の質と柔軟性を向上 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は10月7日、法人向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」において、放送局向け「お天気原稿エージェント」の試験提供を開始したと発表した。これは、同社が40年以上にわたり蓄積してきた気象原稿作成のノウハウをAIに実装したもので、全国2,000地点以上から地域を指定して、放送時間や内容に合わせた高品質な原稿を自動生成する機能を持つ。放送局は生成された原稿に..

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NTTドコモと慶大、商用5Gで触覚伝達ロボットの無線遠隔操作に成功

■遅延補償とジッターバッファを統合、通信変動下でも滑らかな操作を実現 NTT<9432>(東証プライム)傘下のNTTドコモは10月7日、慶應義塾大学ハプティクス研究センターと共同で、商用5G通信環境下において「物に触れた手応えが伝わるロボット」の安定的な無線遠隔操作に日本で初めて成功したと発表した。ドコモが開発したネットワーク遅延対策機能を同社のエッジクラウド「docomo MEC」に搭載し、慶大の「リアルハプティクス(R)」技術と組み合わせることで、通信遅延や変動がある環境..

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オリコ、AI与信審査を活用した法人・個人事業主向けオンライン融資を開始

■AIが自動で融資条件を提示、決算書不要でオンライン申込可能 オリエントコーポレーション(オリコ)<8585>(東証プライム)は10月7日、マネーフォワードエックスと共同開発した「AI与信審査モデル」を活用した法人・個人事業主向けオンラインレンディングを開始したと発表した。サービスはジェーシービー(JCB)が提供する資金管理・キャッシュフロー改善ポータル「Cashmap」上で展開され、AIが企業口座情報をもとに自動で融資条件を提示する仕組みとなる。決算書提出を原則不要とし、利..

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JR東日本、新幹線東京駅に新方式ホームドア導入、編成を自動判別し開扉

■「勇翔2034」ビジョンの一環、究極の安全を追求 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)は10月7日、新幹線東京駅に新方式のホームドアを導入すると発表した。グループ経営ビジョン「勇翔2034」に掲げる「究極の安全」の実現に向け、2031年度末までに東京圏在来線の主要路線330駅758番線へのホームドア整備を進めており、今回の導入はその一環である。新幹線では世界初となる、複数編成に対応して自動で開閉するシステムを採用し、安全性と利便性の両立を図る。 東京駅の..

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マクニカ、仏Navya製新型自動運転EVバス「EVO3」発表、レベル4運行にも対応

■フランス生産の15人乗りEVバス、自治体実証やCEATECで披露 マクニカホールディングス<3132>(東証プライム)傘下のマクニカ(神奈川県横浜市)は10月7日、子会社である仏Navya Mobility SAS(フランス・サン=ヴァリエ工場)製の新型自動運転EVバス「EVO3(エヴォスリー)」を発表した。最新ソフトウェア「Navya Drive」を標準搭載し、最大15人(座席11人+立席4人)の乗客を輸送できる。平均稼働時間は約10時間で、法規制条件下では車内オペレータ..