NTTと産総研、光ファイバーで道路陥没リスクを常時監視、地中30mまで高頻度観測を実証
■通信光ファイバーを活用し、地中空洞化を遠隔かつ低コストで監視 NTT<9432>(東証プライム)と国立研究開発法人産業技術総合研究所は10月21日、既存の通信光ファイバーを利用し、道路陥没リスクの早期発見を目的とした地盤モニタリング手法を実証したと発表した。光ファイバーセンシング技術により地中深さ約3〜30メートルの広範囲を、1日1回程度の高頻度で遠隔監視できることを確認した。従来の地中空洞調査は地中レーダーなどによる現地測定が中心で、調査範囲は地表から約2メートルに限られ..