【後継者不在が深刻化】日本企業の未来を左右する課題、62.15%が後継者不在
■特に60代以上の企業で後継者不在が顕著、倒産リスクも 東京商工リサーチ(TSR)が発表した2024年「後継者不在率」調査結果によると、後継者不在率は62.15%で、前年(61.09%)から1.06ポイント上昇した。不在率の上昇は、廃業を念頭に置いた「積極的不在」だけでなく、事業承継を考慮しない若年起業家の増加や承継による代表者の若返りなどさまざま要素が絡み合う。 代表者が50代で71.8%、60代でも47.8%と半数近い企業で後継者不在が明らかになった。業歴を重ねた企業の代..