2024年上場企業の個人情報漏えい、過去最多189件、ランサムウェア攻撃が横行
■サイバー攻撃の脅威と業務委託先のリスク管理が焦点に 東京商工リサーチが発表した2024年の上場企業およびその子会社が公表した個人情報漏えい・紛失事故の件数は、前年比8.0%増の189件に達し、過去最多を記録した。一方で、漏えいした個人情報の数は前年比61.2%減の1,586万人分となり、大規模事故の減少が要因と考えられる。調査開始以来、累計事故件数は1,454件、影響を受けた個人情報は日本の人口の1.5倍にあたる約1億8,249万人分に達している。 事故原因では「ウイルス感..