投資情報一覧

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シャープ、NTTドコモとエアコンDR実証で約33%削減達成、快適性との両立も確認

■「ドコモでんき」で3回の実証、設定温度制御で安定した削減効果 シャープ<6753>(東証プライム)は11月28日、NTT<9432>(東証プライム)傘下のNTTドコモと共同で実施した家庭用エアコンのDR(デマンドレスポンス)制御の実証実験で、約33%の消費電力削減効果を確認したと発表した。昨年7月から本年9月にかけて3回にわたり行われた実証では、エアコンの設定温度制御により参加世帯平均で約33.5%の削減効果が得られ、国内で初めて「節電効果」と「快適性」の両立も確認された。..

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エアトリ、旅行情報大手ベンチャーリパブリックを子会社化、「トラベルjp」で22事業目拡大

■「トラベルjp」取得でポータルサイト事業参入、経済圏戦略を強化 エアトリ<6191>(東証プライム)11月28日、国内最大級の旅行情報サイト「トラベルjp」を運営するベンチャーリパブリック(本社:東京都中央区)の株式を取得し、同社を連結子会社化すると発表した。株式譲渡契約の締結により、エアトリは22番目の新規事業となる「ポータルサイト事業」を開始し、事業ポートフォリオ戦略「エアトリ経済圏」の拡大を進める。 ベンチャーリパブリックは、2001年創業以来オンライントラベル分野に..

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ベステラ、26年1月期大幅増益予想、老朽化プラント解体で市場環境良好

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、製鉄所・発電所・ガスホルダー・石油精製設備など鋼構造プラント設備の解体工事に特化したオンリーワン企業である。解体工事会社としては類のない特許工法・知的財産の保有を強みとして脱炭素解体ソリューションを推進している。26年1月期は客先都合による工事一時中断の影響などで業績予想を下方修正(9月9日付)したが、前期比では大幅増益予想である。老朽化プラント解体工事の増加で中期的に市場環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は..

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日本エンタープライズ、26年5月期大幅増収増益予想、クリエーションとソリューションが牽引

 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は、コンテンツサービスやビジネスサポートサービス等のクリエーション事業、およびシステム開発サービスや業務支援サービス等のソリューション事業を展開している。25年11月にはリユース「ブランドラボ」FC店を運営するSMEを子会社化した。リユースサービスを法人顧客から個人顧客にも拡大する。26年5月期は大幅増収増益予想としている。クリエーション事業ではコンテンツサービスやキッティング支援などの拡大、ソリューション事業ではシステム..

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ティムコ、熊撃退スプレー「熊一目散」発売を材料視して急動意、26年11月期は収益改善へ

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランドFoxfireを主力としている。また安全性と実用性を兼ね備えた国産の熊撃退スプレー「熊一目散」を販売(25年5月発売)している。25年11月期は気候要因の影響などで赤字予想だが、積極的な事業展開で26年11月期の収益改善基調を期待したい。株価は熊撃退スプレー..

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エイトレッド、26年3月期2桁営業・経常増益予想、クラウドサービスが拡大基調

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、小規模企業向けクラウド型X-point Cloudと大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksを主力としている。26年3月期は2桁営業・経常増益で9期連続増配予想としている。クラウドサービスが順調に拡大基調であり、減価償却費が減少することも寄与する見込みだ。中間期の進捗率はやや低水準の形だが、期末に向けてストック収益が積み上がる収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大..

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ネオジャパン、27年1月期も収益拡大基調へ、クラウド強化とAI戦略が成長押し上げ

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、販売拡大とクロスセル加速、AIを活用した製品アップグレード・製品ラインナップ拡大、継続的なARPU拡大、海外事業の成長に伴う売上拡大などを推進している。26年1月期は増収増益予想としている。desknet‘s NEOクラウドサービスを中心とするソフトウェア事業の成長が牽引する見込みだ。中間期の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期会社予想は上振れの可能..

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王子ホールディングス、青山の保有不動産を譲渡へ、特別利益199億円を計上

■資産スリム化を加速、青山物件売却で資本効率向上 王子ホールディングス<3861>(東証プライム)は11月28日、連結子会社である王子不動産が保有する固定資産を譲渡すると発表した。譲渡対象は東京都港区南青山所在の「王子ホームズ青山」と「王子不動産青山ビル」で、同社は取締役会で正式に決議した。譲渡は同社グループが掲げる「中期経営計画2027」に基づく資本効率向上策の一環であり、保有資産のスリム化を進める方針のもとで実施される。 譲渡される物件は土地・建物を含む大規模不動産で、譲..

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エーアイ、東証スタンダード市場へ移行決定、12月5日に市場区分変更

■コエステ・フュートレックの吸収合併で事業拡大、2軸体制を強化 エーアイ<4388>(東証グロース)は11月28日、同社株式の上場市場区分が東京証券取引所グロース市場から東証スタンダード市場へ12月5日付で変更されると発表した。東京証券取引所の承認を受けたもので、多くの関係者からの支援に謝意を示した。 同社は2018年にマザーズ市場へ上場して以降、音声合成技術の高度化やユーザー要望への対応力強化を進めてきた。さらに2023年9月にコエステ社、2024年10月にフュートレック社..

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ユカリア、シーアイ・パートナーズと資本業務提携を発表、医療・介護・福祉の連続モデル構築へ

■医療・介護支援ノウハウと福祉運営知見を融合し地域包括ケアを強化 ユカリア<286A>(東証グロース)は11月28日、シーアイ・パートナーズとの資本業務提携を発表した。ユカリアは同社株式の一部取得を11月15日の取締役会で決議し、同日クロージング要件が整い取引が完了した。日本では超高齢社会の進行に伴い、医療・介護・福祉分野での人材不足や財政制約が深刻化しており、とりわけ障がい福祉分野では持続可能なサービス提供が課題となっている。 シーアイ・パートナーズは「障がい者という言葉を..