【ガソリン暫定税率ついに廃止】半世紀の“暫定”に幕、家計・企業・財政を揺らす重大転換
■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立 ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税25.1円は2025年12月31日、軽油引取税17.1円は2026年4月1日に廃止されることが正式に決まった。1974年に導入された「一時的措置」は半世紀を経て終わる。政府は流通の混乱回避を目的に補助金を段階的に引き上げ、12月11日には1リットルあたり25.1円に達する見通しである。値下がりの実感には一定のタイムラグが生じるとみられるが、家計が実感できる水準の値下がりが期待される■..