投資情報一覧

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シナネンホールディングスは上値試す、23年3月期は先行投資を吸収して営業利益横ばい予想

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会を見据えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループである。成長戦略としてシェアサイクル事業・再生可能エネルギー事業・新規事業への戦略投資を推進している。23年3月期は営業利益横ばい予想としている。基盤整備ステージと位置付けている第2次中期経営計画の最終年度としてIT関連などの先行投資が減益要因となるが、仕入価格上昇分の販売価格への転嫁やシェアサイクル事業の利益貢献などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収..

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日本エム・ディ・エムは底値圏、23年3月期減益予想だが下期回復期待

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。23年3月期は為替の円安影響や米国における競争激化影響などで減益予想としている。ただし整形外科医療機器の販売は下期が繁忙期となる傾向があり、業績も下期の構成比が高い季節特性がある。さらに為替が円高方向となっていることなども..

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アイフリークモバイルはモミ合い煮詰まり感、23年3月期営業増益予想で収益改善基調

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開し、成長戦略として次世代ブロックチェーン技術を活用したNFT(非代替性トークン)コンテンツ分野にも注力している。1月10日には、絵本を読んで語学学習ができるアプリ「なないろえほんの国」の一部機能の無料開放を開始した。23年3月期は営業増益予想としている。コンテンツ事業ではユーザー獲得に向けた投資、CCS事業..

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ジェイテックは上値試す、23年3月期は営業黒字転換予想で収益改善基調

 ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略として、テクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化など、持続的な成長に向けた収益基盤の強化を推進している。23年3月期は営業黒字転換、経常・最終大幅増益予想としている。第2四半期累計の各利益が計画を上回る水準で着地し、第3四半期以降も新卒テクノロジストの稼働本格化や単価上昇が想定されることなどを勘案すれば、通期会社予想の達成..

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アスカネットは調整一巡、23年4月期は上振れの可能性

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力としている。さらに空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業も量産化に向けた動きが加速している。1月17日には、米国ラスベガスで開催された世界最大級の電子機器・IT展示会「CES2023」出展報告をリリースし、ASKA3Dプレートを使用した空中ディスプレイの持つ近未来感やエンターテイメント性が高く評価され..

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タマホームが急伸、記念配当と自社株買いなど好感され一気に3000円台に進む

■記念配は23年5月期の期末配当時に1株当たり35円と発表 タマホーム<1419>(東証プライム)は1月18日、一段高となり、取引開始後に12%高の3150円(328円高)まで上げて一気に3000円台に進み、昨年来の高値を更新している。17日の15時、記念配当と自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感されている。配当予想の増額は、1月11日の第2四半期決算発表で普通配当の増配を発表したのに続く措置。 記念配当は、2023年6月に創業25周年を迎え、また、業績進捗状況を鑑み、株..

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メドレックスがストップ高買い気配、「リドカインテープ剤」追加試験を実施し良好な結果

■DWTIと共同開発中、2023年前半に承認申請と発表 メドレックス<4586>(東証グロース)は1月18日、買い気配のまま急伸し、午前9時20分過ぎにストップ高の121円(30円高)に達した。17日の夕方、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカインテープ剤、商標名Lydolyte)について、米国での追加試験で良好な結果(速報値)を得たと発表し、注目集中となった。共同開発するデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)<4576>(東証グロース)も高い。 発表に..

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伊藤園が出直る、日銀の金融政策会合の結果発表を前に円相場や金利変動リスクの小さい銘柄として注目集まる

■業績は堅調で2021年4月期を底に回復傾向 伊藤園<2593>(東証プライム)は1月18日、反発して始まり、取引開始後は4%高の4315円(170円高)まで上げ、下値圏から出直っている。今日は昼頃に日銀の金融政策会合の結果が伝えられるため円相場や金利が変動するリスクがあり、これらの影響が相対的に小さい銘柄として注目されている。ボトル飲料や缶飲料の需要が今年は回復が見込まれる。 業績は2021年4月期を底に回復傾向を続けており、12月に発表した第2四半期決算の連結営業利益(2..

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日経平均は112円高で始まる、NY株はダウ反落391ドル安だがNASDAQは続伸

 1月18日(水)朝の東京株式市場は、日経平均が112円66銭高(2万6251円34銭)で始まった。 NY株式はダウが391.76ル安(3万3910.85ドル)と反落したが、NASDAQ総合指数は堅調で7日続伸。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万6250円となり、東京市場17日の現物(日経平均)終値を112円上回った。(HC) ...

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【銘柄診断】アゼアスは2Q業績下方修正を織り込み防疫保護具関連株人気再燃を期待して反発

 アゼアス<3161>(東証スタンダード)は、前日17日に3円高の626円と5営業日ぶりに反発し、昨年12月28日につけた直近安値607円からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、昨年11月25日に今2023年4月期第2四半期(2022年5月~10月期、2Q)累計業績を下方修正したが、4月期通期業績は、感染拡大が続いている鳥インフルエンザ向けの防疫作業向けの個人用保護具の需要拡大が見込まれるとして期初予想を据え置いており、その鳥インフルエンザによるニワトリの殺処分が、過去最高とな..