投資情報一覧

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ジャパンフーズは23年3月期3Q累計経常小幅増益、通期営業・経常黒字転換予想据え置き

(決算速報) ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は2月3日の取引時間中に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。エネルギーコストの想定以上の高騰がマイナス要因だったが、受託製造数の増加や生産性向上等によるコスト改善効果などで吸収して経常小幅増益だった。そして通期の営業・経常黒字転換、最終大幅増益予想を据え置いた。行動制限解除に伴って国内飲料需要の緩やかな回復が見込まれ、新製品の受注や低重心経営による生産性向上効果なども寄与する見込みだ。新製品や新領域の受注な..

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松田産業は下値切り上げ、23年3月期営業利益横ばい予想だが再上振れ余地

 松田産業<7456>(東証プライム)は、貴金属・環境・食品分野のソリューション提供企業として貴金属関連事業および食品関連事業を展開し、中期経営計画の基本方針には収益基盤強化と新規収益源創出、持続的成長を支える経営基盤強化、ESG経営推進による企業価値向上を掲げている。23年3月期は世界景気減速で下期に貴金属関連事業の数量減少を想定し、インフレ影響によるコスト増加も織り込んで営業利益横ばい予想としている。ただしただし保守的な印象が強く、通期利益予想は再上振れ余地がありそうだ。..

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アイリッジは下値固め完了、23年3月期大幅営業増益予想で収益拡大基調

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は、企業のOMO領域を支援するデジタル・フィジカルマーケティングソリューションをベースに、デジタル地域通貨プラットフォームなど新規事業領域も拡大し、リアルチャネル保有企業向けDXソリューションカンパニーへの進化を目指している。2月2日には企業向けアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」を発表した。また2月7日~9日に開催される日本最大級DX展「第3回DX EXPO(東京展)」に出展する。23年3月期は大幅営業増益(レンジ)予想とし..

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アスカネットは下値固め完了、23年4月期は上振れの可能性

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力としている。さらに空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業も拡販・量産化に向けた動きが加速している。23年4月期は増収増益予想としている。第2四半期累計がフューネラル事業を中心に想定以上の大幅増益と順調であり、さらに下期の構成比が高い収益特性も勘案すれば、通期会社予想に上振れの可能性がありそうだ。積極的..

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三菱製鋼が再び一段高、通期利益予想の増額修正を好感、2週間ぶりに今年の高値を更新

■原材料価格の上昇一服、営業利益は従来予想を18%上回る見込みに 三菱製鋼<5632>(東証プライム)は2月6日、再び上値を追って始まり、取引開始後は5%高に迫る1177円(52円高)まで上げ、約2週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。3日15時、輸入原材料価格の上昇一服や北米子会社の損失軽減などを要因に今期・2023年3月期の利益予想の増額修正などを発表し、好感されている。 今3月期の連結業績予想は、従来予想に対し売上高は2.8%引き下げたが、営業利益は18.2%上回..

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日経平均は255円高で始まる、円安再燃、NY株はダウ127ドル安、NASDAQなど4日ぶりに下落

 2月6日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が255円52銭高(2万7764円66銭)で始まった。円相場は1ドル132円前後で始まり円安が再燃している。米雇用統計などに加え、政府が日銀の次期総裁候補として雨宮副総裁に打診と伝えられ、緩和継続の期待が出ている。 NY株式はダウが127.93ドル安(3万3926.01ドル)となり2日続落。S&P500種とNASDAQ総合指数は4日ぶりに下落。雇用統計の一部数値が市場予想を大幅に上回ったと伝えられた。 CME(シカゴマーカンタイル取..

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【株式市場特集】業績上方修正のバリュー株に注目、最右翼は電炉株・大手商社株

 今週の当特集は、業績上方修正のバリュー株に注目することにした。なかでも業績上方修正が相次いだセグメント株が、クラスターとして浮上しそうだ。最右翼は電炉株で、2月2日に業績の再上方修正と再増配を発表した合同製鉄<5410>(東証プライム)は、ストップ高して2年ぶりに上場来高値を更新しており、株価イメージも一変している。同じように業績の再上方修正に増配、自己株式取得なども加わった大手商社株や同じく業績リバウンドを示した円高関連の電力・ガス株も「木の葉」展開を強めよう。■電炉株に..

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【どう見るこの相場】業績下方修正の「石」銘柄が浮かぶなら上方修正の「木の葉」銘柄はバリュー株人気でなお浮上余地

 「石が浮かんで木の葉が沈む」といえば、自然の摂理からはあり得ない超常現象だろう。その滅多にお目に掛かれないミステリーが、前週末3日の東京市場で起こった。2月2日に業績を下方修正した村田製作所<6981>(東証プライム)が、買われて窓を開けて200円高したのに対して、上方修正した日立製作所<6501>(東証プライム)が、100円安と売られてしまったのである。沈むべき「石」の村田製作所が浮かんで、浮かぶべき「木の葉」の日立製作所が沈む不可思議相場となった。 「石」が浮かんだのは..

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科研製薬、難治性脈管奇形を対象疾患とした「ART-001」の国内第2相試験で主要評価項目を達成

■連結子会社のバイオベンチャーが開発中、欧州の学会で発表 科研製薬<4521>(東証プライム)の連結子会社で2021年にグループ入りした国内バイオベンチャーARTham Therapeutics株式会社(神奈川県横浜市)が開発を進めている「ART-001」の難治性脈管奇形を対象疾患とした国内第2相試験(以下、本試験)の結果が、ベルギーで開催されたInternational Conference on Vascular Anomalies 2023(ブリュッセル、1月31日~2..

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【株式市場】日経平均は107円高、3日続伸、後場は好決算株の値動き強く出来高増加

◆日経平均は2万7509円46銭(107円41銭高)、TOPIXは1970.26ポイント(5.09ポイント高)、出来高概算(東証プライム)はひと頃に比べて増加し13億9667万株 2月3日(金)後場の東京株式市場は、前場上げた銘柄や業種の中で半導体関連株は一進一退に転じた一方、ソニーG<6758>(東証プライム)は中盤から一段ジリ高となり、業績・配当予想の増額など好感。13時半過ぎに増配と自社株買い、消却などを発表した三井物産<8031>(東証プライム)は急激に上げ、14時に..