投資情報一覧

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テンポイノベーションが上場来高値を更新、高値圏で強い相場が続き好業績株を買い直す動き波及

■今3月期末配当は16円の見込み(前期比4円の増配)に テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は2月27日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけて1263円(54円高)まで上げ、約3週間ぶりに株式分割を調整後の上場来高値を更新している。3週間前の高値は、2月2日に発表した第3四半期決算と通期業績予想の増額修正などが好感されて一段高となったもので、その後も高値圏で強い相場が続いてきたため、好業績株を買い直す動きが同社株にも波及したと見られている..

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三協立山が高値を更新、低PBR株物色に加え仮設住宅300万人分不足の報道も買い材料視される

■南海トラフ地震を想定し提供できる住宅数は大幅に不足と伝わる 三協立山<5932>(東証プライム)は2月27日、続伸一段高となり、8%高の740円(52円高)まで上げて約4週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。700円台は2022年1月以来の水準。住宅用アルミサッシの大手で、「南海トラフ地震、全国で300万人余の仮設住宅不足も、専門家試算」(NHKニュースWEB2月25日15時55分)などと伝えられ、仮設住宅の備蓄拡大に向けた需要増加への期待が強まっている。また、PBR..

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ヤマウHDは「さらなる株主還元の充実」など好感されストップ高買い気配

■今3月期末配当を前回予想比28円増の58円に ヤマウホールディングス(ヤマウHD)<5284>(東証スタンダード)は2月27日、買い気配のままストップ高の1030円(150円高、17%高)に達し、午前10時にかけてまだ値がついていない。24日の16時に株主還元方針の変更と配当(期末のみ)の増配を発表し、好感買いが殺到している。「さらなる株主還元の充実を図るべく株主還元方針を明確化」(発表リリースより)するとし、配当額算定の指標として「配当性向30%」を導入するとした。 これ..

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SEMITECは株式4分割など好感され一時11%高

■第3四半期決算も好調で営業利益は通期予想の86%を確保 SEMITEC<6626>(東証スタンダード)は2月27日、大きく出直り、取引開始後に11%高の9920円(1010円)まで上げ、その後も9%高前後で売買されている。24日の15時30分に株式4分割を発表し、好感買いが優勢になった。2023年3月31日(金曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割するとした。 第3四半期決算は2月13日に発表済みで..

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東武鉄道は2日続伸、業績予想、配当予想の増額修正など好感、『東京スカイツリータウン』10周年

■今3月期の期末配当は前回予想比5円増の15円の予定に 東武鉄道<9001>(東証プライム)は2月27日、続伸基調で始まり、取引開始後は3025円(44円高)をつけて2日連続の出直り相場となっている。24日の15時に今3月期の業績予想、配当予想の増額修正などを発表し、好感されている。今期・2023年3月期の期末配当は、業績見通しを踏まえ、前回予想比5円増の15円の予定(前3月期末比でも5円の増配)にするとした。 これにより、23年3月期の年間配当は計30円になる。9月中間配当..

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神戸製鋼所が高値を更新、好業績に加え低PBR企銘柄の活性化期待などで買い先行

■PBR(株価純資産倍率)は0.4倍台 神戸製鋼所<5406>(東証プライム)は2月27日、再び一段高で始まり、取引開始後は919円(26円高)まで上げて3取引日ぶりに昨年来の高値を更新している。2月10日に業績予想の増額修正などを受けてストップ高となって以降、上げ足を強めて続伸基調となっており、このところは、PBR(株価純資産倍率)が0.4倍台と解散価値の1倍を下回るため、「低PBR企業、東証がテコ入れ」(日本経済新聞1月27日付朝刊)と伝えられたことも買い材料視されている..

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インフォマートは調整一巡、積極投資継続して23年12月期減益予想だが上振れの可能性

 インフォマート<2492>(東証プライム)は企業間の商行為を電子化する国内最大級のBtoB電子商取引プラットフォームを運営している。2月15日には、請求書クラウドサービスのBtoBプラットフォーム請求書が東京商工リサーチの調査で、前回の調査に続いて請求書クラウドサービス市場における国内シェアNO.1を獲得したと発表している。22年12月期は積極投資の影響で減益だが、売上面は利用企業数の増加で2桁増収だった。そして各利益は計画を上回って着地した。23年12月期も売上成長加速に..

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LibWorkは戻り試す、23年6月期増収増益予想

 LibWork<1431>(東証グロース)は熊本県を地盤として九州圏および首都圏に展開する注文住宅メーカーである。デジタルマーケティングによる独自の集客手法を特徴として、全国展開、住宅版SPAモデルへの進化、さらにSDGsへの取り組みを強化している。23年6月期第2四半期累計は一部の建築工程遅れや建築資材価格上昇などで減益だった。ただし独自のデジタルマーケティングによって効率的な集客を実現し、営業・経常利益は計画を上回って着地した。そして通期は増収増益予想としている。デジタ..

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建設技術研究所は高値更新の展開、23年12月期減益予想だが保守的

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。23年12月期は先行投資の影響で減益予想としているが保守的だろう。防災・減災・インフラ老朽化対策など国土強靭化関連で事業環境は良好である。そして中期経営計画の24年12月期営業利益目標を上方修正している。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は自己株式取得も..

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ASIAN STARは急伸、22年12月期営業黒字転換、23年12月期営業利益横ばい予想

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。22年12月期は前期1棟収益マンション販売反動や、中国・上海ロックダウン影響があったが、コスト削減効果も寄与して営業黒字転換した。23年12月期は営業利益横ばい予想としている。重点戦略とし..