投資情報一覧

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トーソーは上値試す、23年3月期減益予想だが24年3月期改善基調

 トーソー<5956>(東証スタンダード)はカーテンレール類やインテリアブラインド類の大手である。成長戦略では「窓辺の総合インテリアメーカー」として住宅分野での深耕や高付加価値製品拡販などを推進している。23年3月期は原材料価格高騰の影響や販売促進関連費用の増加などで減益予想としている。ただし売上面は新設住宅着工戸数が減少する厳しい状況でも概ね順調に推移し、第3四半期の営業損益は改善基調だった。24年3月期は製品価格改定効果やコストダウン効果などで収益改善基調を期待したい。株..

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27日上場のカバーは買い気配を上げたまま公開価格750円の61%高(午前11時現在)

■「VTuber」のキャラクターIP開発など展開、在籍VTuberは71名 3月27日新規上場となったカバー<5253>(東証グロース)は買い気配で始まり、午前11時にかけても買い気配をセリ上げたまま1206円(公開価格750円の61%高)で推移し、買い先行となっている。まだ初値はついていない。 モーション・キャプチャー技術とアニメルック・アバターを用いて活動するバーチャル・エンターテイナー「VTuber」のキャラクターIP(Intellectual Property:知的財..

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システムインテグレータは『ChatGPT』利用の新機能に注目集まり一時10%高

■アイデア創出プラットフォーム『IDEA GARDEN(アイデアガーデン)』に新機能 システムインテグレータ<3826>(東証スタンダード)は3月27日、午前10時前から急動意となり、一時10%高の481円(45円高)まで上げる場面を見せて大きく出直る場面があった。10時40分には4%高前後で売買されているが、「ChatGPTのAI技術を活用したAIブレスト機能で新規事業創出を支援。アイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」の新機能リリース」と発表しており、このと..

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凸版印刷はオンライン上で絵画情報を共有できるシステムを開発

■屛風や障壁画など細部まで観察しながら作品の読み解きやコメントを共有 凸版印刷<7911>(東証プライム)は3月27日、高精細画像共有プラットフォーム「ETOKI ONLINE」を開発し、美術館や博物館などの文化財コンテンツホルダー向けに、同プラットフォームの販売を2023年3月27日(月)から販売を開始すると発表した。■発信できる高精細画像共有プラットフォーム「ETOKI ONLINE」を販売開始 このプラットフォームは、屏風絵や障壁画などの作品を細部まで観察しながら読み解..

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ユーザーローカルが一段高、『ChatGPT』と連携する新サービスなど好感され1年5ヵ月ぶりの2000円台

■キーワード、関連語を選ぶだけで広告文の作成など実行 ユーザーローカル<3984>(東証プライム)は3月27日、再び一段高となり、取引開始後は13%高の2190円(248円高)まで上げ、4日ぶりに今年の高値を更新して2021年11月以来の2000円台に進んでいる。前週末取引日の24日午後、米オープンAI社の対話型AI『ChatGPT』(チャットGPT)との連携により関連語を含む文章を自動生成する「ユーザーローカル関連語AI」の無料提供を開始と発表し、期待されている。同社は23..

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三ッ星は株式3分割が好感され昨年8月以来の9000円台、新たな投資家層の資金流入など期待

■2023年4月20日(木曜日)を基準日とする株式分割を発表 三ッ星<5820>(東証スタンダード)は3月27日、一段高で始まり、取引開始後は11%高の9150円(900円高)まで上げる場面を見せ、一時2022年8月以来の9000円台に乗った。24日の16時に株式3分割を発表し、好感されている。 2023年4月20日(木曜日)を基準日として、同日の最終株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を、1株につき3株の割合をもって分割するとした。分割後は最低投資金額が計算上3分の1..

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コーア商事HDは上場5周年の記念株主優待が好感され今年に入っての高値を更新

■通常の優待は「100株以上」を「200株以上」に変更 コーア商事ホールディングス(コーア商事HD)<9273>(東証プライム)は3月27日、上値を試して始まり、取引開始後は702円(9円高)まで上げる場面を見せて今年に入っての高値を更新し、2022年9月以来の700円台に進んでいる。24日の15時に上場5周年の記念株主優待と株主優待制度の一部変更を発表。朝一番は買い先行となっている。通常の株主優待については、優待品の贈呈基準となる保有株式数を1単元(100株)から2単元(2..

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日経平均は97円高で始まる、前週末のNY株はダウ132ドル高など3指数とも2日続伸

 3月27日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が97円14銭高(2万7482円39銭)で始まった。円相場は対ドルで円安、対ユーロで円高となっている。 前週末のNY株式は3指数とも2日続伸し、ダウは132.28ドル高(3万2237.53ドル)。一方、半導体株指数SOXは安い。欧州市場でドイツ銀行(ドイッチェ・バンク)株が急落し、米国では同行のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が急上昇、ダウは取引開始後に300.07ドル安まで下げたが、欧米当局の動向などを受けて回復した。..

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【株式市場特集】2つのディフェンシブ系小型食品関連の鶏卵株・砂糖株に注目

今週の当特集では、「左ジャブ投資」の局地戦候補株としてマーケットのセンターから外れては金融システム不安や配当の再投資の需給相場の影響を受け難く、さらに独自のカタリストやファンダメンタルズを内包する銘柄をスクリーニングした。浮上したのは、2つのディフェンシブ系の小型食品株である。

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【どう見るこの相場】金融システム不安が消えない新年度相場の安全運転はまず食品関連2業種から「左ジャブ投資」

 「花に嵐」ならぬ雨である。満開の桜が、冷たい雨に打たれた。濡れた足元から伝わってくる花寒に、4年ぶりの行動制限なしの花見も、若干トーンダウンを余儀なくされた。マーケットの方も、4月は新年度相場入りだというのに、金融システム不安が収まらず震源地の米国では引き続地方銀行への取り付け騒ぎも伝えられ、新年度相場入りを前に手ぐすねを引く新規買い出動の第一歩も気迷い勝ちである。 この金融システム不安が、他人事とも思えない側面もあった。東京市場でも、米国のシリコンバレー・バンク(SVB)..