チャートでみる株価一覧

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加賀電子は上場来高値圏で底堅い、約半月もみあう間に移動平均が追いつき過熱感やわらぐ

■業績は好調、自社株買いと消却の効果も徐々に発現の様子 加賀電子<8154>(東証プライム)は9月30日、小動きだが底堅い値動きの相場となり、3580円(15円高)まで上げる場面を見せて約半月前につけた事実上の上場来高値3640円に迫っている。8月上旬に発表した四半期決算や業績予想の増額修正、自社株買い、消却などを受けて上げピッチを強め、ここ半月は高値もみあいだが、もみあう間に75日移動平均などの移動平均が日々の株価に追いつく形で接近し、過熱感が和らいできた。再び好業績などを..

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冨士ダイスは反発基調、好決算で急伸したあと3分の2調整し再び好業績を評価

■営業利益は第1四半期で中間期予想の8割を達成、注目強い 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は9月12日、反発相場となり、842円(6円高)をつけた後も堅調で出直っている。8月12日に発表した第1四半期決算(2025年4~6月)が好感されて株価は800円前後から914円(2025年8月20日)まで急伸。その後、上げ幅の約3分の2の位置に相当する838円前後まで調整が進んだため調整一巡感が広がり、再び好業績を評価する動きになってきたと見られている。 この第1四半期(25年4..

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フライトソリューションズが一時14%高、三菱UFJ銀行との協業開始で急騰した後の調整が「黄金比」で安定、注目し直される

■三菱UFJ銀行の決済ネットワークを接続し運用コストを抑えた決済サービス提供 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は3月13日、急反発となり、13時にかけては14%高の242円(29円高)まで上げて急激に切り返している。三菱UFJ銀行との協業開始(3月3日発表)などが好感されて急騰した後、急激な調整に見舞われたが、この調整が、物体や立体の安定感を示す「黄金比(黄金分割比)0.618」に相当する位置に差しかかってきたとされ、調整は一巡とされて注目し直す動きが..

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高圧ガスは一段高、直近の下げを奪回し「倍返し」コースだが全体相場の急落は逆風に

■株式売出しを中止、売出し発表で下げたが早々に回復しさらに上値を指向 高圧ガス工業<4097>(東証プライム)は3月7日、一段と出直る相場となり、918円(40円高)まで上げた後も堅調で、2024年11月以来の900円台に進んでいる。3月4日の夕方に株式売出しの中止を発表。売出しによる株式需給のゆるみ(値下がり要因)が回避されることになり、この日から連騰相場となっている。 株式売出しは2月21日の夕方に発表し、株価は翌日から居所を一段切り下げて推移した。この間の下げ幅は約13..

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コスモスイニシアが一段高、『陽線包み足』を四半期決算発表後に示現しテクニカル妙味

■強気のシグナルが現れたとみることができるもよう コスモスイニシア<8844>(東証スタンダード)は2月18日、一段高となり、後場10%高の1020円(91円高)まで上げて昨年来の高値1028円(2024年1月10日)に迫っている。2月7日に発表した第3四半期決算が大幅増益だった上、翌取引日・10日の株価が長大な『陽線包み足』を示現したため、チャート観測からもテクニカル妙味が強まったとの見方が出ている。 第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比..

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日本エンタープライズが次第高、「トヨタに提供」で急騰した相場の調整進む、再び買いやすい位置に

■「移動平均」からの急激な乖離がおさまり過熱感が後退 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は12月26日、次第に出直る相場となり、午前11時にかけては5%高の124円(5円高)まで上げて反発幅を広げている。12月初、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)の東京本社に交通情報サービス「ATIS」の提供を開始したとの発表を受けて110円前後から155円まで急騰。その後は微調整となっているが、株式売買の判断材料の一つである「移動平均」の水準まで調整が進み、「移動平..

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ヒーハイストが再び上値を指向、株主優待の新設を好感した急伸の後「r」字型の値固めを形成、経験則的な妙味強まるとの見方

■優待は25年以降、毎年3月末日時点の単元株主を対象に実施 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は12月16日の後場、一段と強含む相場になり、13時に360円(8円高)まで上げて12月初旬につけた年初来の高値366円に迫っている。12月4日に株主優待制度の新設を発表し、株価は直後から急伸。直近は高値圏での値固めになっているが、急伸時とその後の値動きが「r」字型を形成し、固めから再び上値を追う様子のため、経験則的には一段高の期待がもてるとの見方が出ている。 株主優待制度..

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科研製薬が堅調、「3分の1押し」の水準で調整進み再騰の期待強まる

■業績好調、営業利益は中間期で通期予想の94%を達成 科研製薬<4521>(東証プライム)は12月12日、4381円(72円高)まで上げた後も堅調に売買され、中段持ち合いの中で再び上値を試す相場となった。11月15日にニューマブ社(スイス)との共同研究契約を発表し、18日に2021年以来の高値となる4577円まで上げた。その後は微調整の相場だが、11月上中旬の上げ幅に対し「3分の1押し」の水準で下げ止まっており、テクニカル的な再騰期待が強まってきたとの見方が出ている。 第2四..

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【どう見るこの株】セキチューは冬物需要に期待高まる、ミニGC示現で上昇トレンド転換

■2Q伸び悩み業績を織り込み厳冬需要を先取って続伸 セキチュー<9976>(東証スタンダード)は、前日20日に4円高の1173円と続伸して引けた。同社株は、今年9月25日に発表した今2025年2月期第2四半期(2024年2月~8月期、2Q)累計業績が、連続減益と伸び悩んで着地したことから1100円台で下値を固める動きを続けてきたが、足元で気温が低下し真冬型の天気が続いていることを手掛かりに、2Q伸び悩み業績はほぼ織り込み済みとして、冬物商品の需要拡大を先取りするシーズンストッ..

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Speeeは上値の重さ突破の期待、再び上げて前週の「上ヒゲ」高値に迫る

■引き続きステーブルコイン送金基盤構築プロジェクトなどに期待強い Speee<4499>(東証スタンダード)は9月9日、再び上値を試す相場となり、午前10時40分にかけて13%高の1907円(218円高)まで上げ、2取引日前につけた戻り高値2048円に向けて大きく出直っている。引き続き、「クロスボーダーステーブルコイン送金基盤構築プロジェクト『Project Pax』の始動および国内外金融機関との実証実験の開始」(9月5日発表)に期待が強いようで、日経平均構成銘柄が冴えないた..