コラム一覧

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【マーケットセンサー】観光立国ニッポン、外貨獲得の主役はインバウンド消費へ

■訪日客消費が外貨獲得の鍵、関税リスク回避で注目 日本政府観光局は6月18日、2025年5月の訪日外国人旅行者数が369万3330人に達し、過去最高を記録したと発表した。インバウンド需要は好調に推移し、観光立国としての日本の強みが発揮されている。米国が8月1日に予定する相互関税の影響を受けにくい国際観光産業は、外貨獲得の柱として注目されている。2024年の訪日客消費額は8兆1257億円にのぼり、半導体等電子部品を抜いて外貨獲得額で第2位にランクインした。円安・ドル高の為替環境..

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【堅調推移続く仮想通貨市場】機関投資家が支え、規制緩和とETF資金流入が価格上昇を後押し

■短期調整を挟みつつ強気トレンド継続の見通し ビットコインは2025年7月14日、ドル建てで12万3,153ドル、円建てで1,800万円超を記録し、いずれも過去最高値を更新した。7月中旬以降も1,700万円台後半から1,800万円台前半で推移しており、歴史的な高値圏にある。7月18日時点の終値は11万9,445ドルで、前日比0.59%の上昇を示した。一部の取引所では再び12万ドル台を付けるなど、堅調な地合いが続いている。 この急騰の背景には、米国における仮想通貨政策の規制緩和..

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トランプ政権、高関税強化で世界経済に波紋、対ブラジル50%関税が国際秩序の火種に

■ロシア声明予告と併せ、国際政治の緊張が一層深まる トランプ大統領は7月11日、フィリピン、スリランカ、ブラジルなど8カ国に対し新たな高関税を通知した。中でもブラジルには50%の関税を課す方針を示し、ルラ・ダシルバ大統領は強く反発している。さらに、トランプ氏は7月14日にロシアに関する重大声明を発表すると予告し、ウクライナへの追加兵器供与やロシアへの新たな制裁の可能性にも言及した。また米国内では、出生地主義に関連する大統領令が再び差し止められるなど、内政・外交の両面で緊張が高..

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【マーケットセンサー】電力株に「トリプルスリー」の追い風、データセンター・猛暑・原発再稼働で上昇気流

■電力株の再浮上――生成AIと猛暑の“電力トリガー” 東京電力ホールディングスや関西電力などの電力株が、内需ディフェンシブ銘柄として投資家からの注目を集めている。7月2日に報じられた、両社によるデータセンター向け送電網の増強投資がきっかけとなり、生成AI関連の新たな買い材料として浮上している。電力株はバリュー株としても評価が高く、低PER・PBRや高配当利回りといった投資妙味を持つ点が注目される。■再び脚光浴びる半導体・データセンター特需 北海道・九州などでの半導体工場の稼働..

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【マーケットセンサー】ニクソン・ショックから54年、歴史が示す教訓

■海運業の再編成功に学ぶ:関税戦争を乗り切るヒント 米国政府は6月29日、対日自動車に最大25%追加関税を課す方針を書簡で通告する意向を示したと発表した。交渉期限7月9日を目前に、赤沢経済再生相の延長滞在も実を結ばず、30日に帰国の運びとなった。石破首相は報告を受け、日米双方に利益をもたらす妥協点を探る構えだ。保護主義の揺らぎは、来月15日で発生から54年を迎える「ニクソン・ショック」の影を想起させる。 1971年8月15日、ニクソン大統領はドルと金の兌換停止、輸入課徴金、物..

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【マーケットセンサー】イラン空爆と都議選敗北、日本経済の行方は?

■米国がイラン核施設を電撃空爆 米国国防総省は、イラン核施設3カ所への空爆を実施したと発表した。地下深部に設けられた堅固な施設さえ貫通する地中貫通爆弾が投入されたとみられ、トランプ大統領の「2週間以内」という予告を大幅に前倒しした形となった。イランが無条件降伏に向かうのか、報復で「パンドラの函」を開くのかは不透明である。国際社会は緊張の行方を注視している。■都議選で与党失速し参院選に暗雲 前日の22日には東京都議会議員選挙が行われ、自民・公明の与党は議席を減らし、自民党は都民..

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ドジャース大谷翔平が復活のマウンドへ!1年10カ月ぶり先発、経済効果は新局面に

■右肘手術からの復活、17日パドレス戦に登板へ 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平が、日本時間17日の本拠地でのパドレス戦に先発登板することが、球団から発表された。2023年9月に受けた右肘手術からの復帰戦であり、マウンドに上がるのはエンゼルス時代の同年8月23日以来、約1年10カ月ぶりとなる。デーブ・ロバーツ監督は、当面は球数を制限し、短いイニングでの起用になる見通しを示した上で、「先発で序盤の1、2回だけでも投げてくれるならプラスになる」と期待を寄せた。もともとは7月のオー..

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PDFと生成AIで業務効率化、アドビの最新調査が示す現場の変化

■PDFの生成AI機能で8割のビジネスパーソンが業務効率化を実感 コンピュータ・ソフトウェア・テクノロジー・カンパニーのアドビは6月12日、国内のビジネスパーソンを対象に実施したPDFファイルと生成AIの活用状況に関する調査結果を発表した。同社が提供する「Acrobat AI アシスタント」の日本語版が2月に登場して以降、生成AIの業務利用に注目が集まっている。同調査は、PDFを日常的に扱う20~59歳の700名に対して行われ、業務効率化に寄与するAI機能の利用実態と、その課..

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【マーケットセンサー】長嶋茂雄が象徴した昭和と、現代の求めるヒーロー像

■昭和が去り、令和の象徴が浮かび上がる 昭和の象徴がまた一人、静かに舞台を去った。長嶋茂雄氏の訃報は、あの時代を生きた多くの人々にとって「昭和が遠くなった」と感じさせる出来事だった。読売巨人軍の黄金時代を牽引し、9連覇という前人未踏の偉業を成し遂げた長嶋氏は、単なる野球選手にとどまらず、「メークドラマ」といった流行語を生み出すなど、国民的アイコンでもあった。『巨人・大鵬・卵焼き』というフレーズが当時の空気をよく表している。ハングリーながらも未来を信じ、夢を語れた時代。その象徴..

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【マーケットセンサー】コメ関連株に熱視線!備蓄米放出で商機拡大か?

■大手小売が牽引、農業機械・農薬株にも波及の兆し 備蓄米の市場放出を契機に、コメ関連株が新たな注目を集めている。政府が主導する備蓄米の売渡しが、関連企業の業績を押し上げるとの見方から、株式市場では買いが先行している。精米工場の確保をめぐる動きも報じられ、関連銘柄全体のスケールアップに期待が高まる。特に、備蓄米を安価に確保できる小売企業や、コメの増産を視野に入れた農機・農薬メーカー、さらに株主優待でコメ製品を提供する企業など、幅広い銘柄が投資家の関心を集めている。価格高騰の思惑..