コラム一覧

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【マーケットセンサー】マーク・トウェインの警句が示す株式市場の真実

■9月の決算発表に見る住宅関連株の上方修正 「歴史は繰返さないが、韻を踏む」というマーク・トウェインの警句は、株式市場の日々の動きにぴったりと当てはまる。この警句の意味は、歴史上まったく同じことが繰り返されることはないが、似たような出来事は起こるというものである。株式市場においても、投資家の投資判断や行動に影響を与えるデジャブ(既視感)がしばしば見られる。 9月に入っての決算発表では、特に住宅関連株の業績の上方修正や好調な四半期業績発表が目立った。3月期決算会社の第1四半期業..

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【マーケットセンサー】低PER・高配当で注目!住宅関連株、米大統領選の追い風も

■為替と金融政策が鍵?住宅関連株、再び好調の波に乗る 住宅関連株が厳しい経営環境にもかかわらず好調な業績を示している。これは新型コロナ感染症パンデミック初期の状況を彷彿とさせ、「デジャブ相場」が起こる可能性がある。当時、巣ごもり需要による戸建て住宅販売の増加や木材価格高騰により、住宅関連株は急伸した。現在、FRBと日銀の金融政策決定会合が市場に大きな影響を与える中、為替相場の変動にも注意が必要である。住宅関連株は低PER、高配当の特性を持ち、米国大統領選挙での住宅投資促進策公..

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【大谷翔平が51本塁打・51盗塁!】株式市場も関連株が急騰か?CM起用企業も注目

■49・50・51号ホームラン、10打点2盗塁と大活躍! ドジャースの大谷翔平選手は19日(日本時間20日)、マイアミで行われたマーリンズ戦に1番指名打者で出場し、MLB史上初の「50-50」を達成した。1・2回に2盗塁を決めて51盗塁とすると、6回に第49号、7回に50号、そして9回には51本目となる3打席連続本塁打を放ち、「51本塁打・51盗塁」達成となった。この日の大谷は6打数6安打10打点3本塁打2盗塁と大活躍だった。また、ドジャースは12年連続となるプレーオフ進出を..

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【マーケットセンサー】FRBと日銀の政策決定、市場の行方左右へ

■低PER・高配当の住宅株、逆行高の可能性 今週の金融市場は、FRBと日銀の重要な政策決定会合に注目が集まっている。米国ダウ平均は過去最高値を更新し、FRBの大幅利下げ期待を織り込んだ。東京市場も追随高が期待されるが、為替相場の動向には注意が必要である。円・ドル相場は1年2カ月ぶりの円高・ドル安水準となり、日米金利差縮小による一段の円高・ドル安の可能性も指摘されている。 両中央銀行の政策決定次第では、米国市場と東京市場で売買の方向性が異なる展開も想定される。この状況下、住宅関..

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【マーケットセンサー】オーナーチェンジが加速する「Jリーグ」、新たな成長段階へ

■エディオン、サイバーエージェントなど大手企業が参入、クラブ経営に新風 Jリーグは世界のスポーツ産業の中で急速な成長を遂げている。2023年度のJリーグの売上は前期比11%増の1517億円で過去最高を記録した。外資の参入や株式上場解禁に伴い、クラブ経営に新たな展開が見られる。特に注目されるのは、J1リーグで優勝争いを繰り広げているサンフレッチェ広島とFC町田ゼルビアである。両クラブともオーナーチェンジを経ており、新たな経営体制のもとで躍進を遂げている。 サンフレッチェ広島は、..

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【注目の関連株】大谷翔平が自己最多の47号弾丸ホームラン!盗塁も48個に伸ばす

■「50-50」達成が秒読み ドジャースの大谷翔平は、11日(日本時間12日)に本拠地ロサンゼルスで行われたガーディアンズ戦に1番・指名打者で出場し、先頭打者47号ソロホームランを放ち、メジャー7年目にして自己最多記録を更新した。また、盗塁も48個に伸ばし、ヒットも放ち今季104打点とリーグトップに躍り出た。 本塁打50本、盗塁50個の「50-50」も秒読みとなり、日米を代表するスーパースターである大谷翔平関連銘柄も含め、秋の「スポーツの季節」を先取りした形で、株式市場にサプ..

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【注目の関連株】大谷翔平が特大46号ホームラン!自己最多で「46―46」

■スポーツとペット関連株に広がる大谷祭り 9月8日(日本時間9日)、ドジャースの大谷翔平選手が、本拠地ドジャー・スタジアムのガーディアンズ戦で自己最多となる46号特大ホームランを放ち「46―46」を達成した。「50-50」達成も目前に迫っており、その影響で彼に関連する株式の銘柄が投資家の間で注目を集めている。この活況がパリ五輪やプロ野球、Jリーグのリーグ戦の最終盤とともに秋のスポーツ関連株全体にも波及し、今後さらなる上昇が見込まれるだろう。■愛犬「デコピン」が始球式に登場 大..

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【マーケットセンサー】高配当利回り株に注目、中間配当と株式分割のダブルチャンスも

■配当利回りランキング上位銘柄に注目集まる 9月の株式市場では、日米の政治情勢や中央銀行の政策決定会合、中間配当の権利取りなどが相場を動かす要因となる。特に高配当利回りの銘柄が注目されており、配当の再投資が株価押し上げにつながるとの期待が高い。投資家は高配当利回りランキングや配当貴族指数に連動するETFを参考に、戦略的に9月相場に臨むことが求められる。 ランキングのトップには、3年間の期間限定で年間配当100円を予定しているダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)が..

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【マーケットセンサー】高配当利回り銘柄が牽引する9月相場!配当再投資の恩恵を享受せよ

■配当貴族銘柄や株式分割銘柄も要チェック 昨今、配当権利取りが「配当の再投資」として注目されている。この再投資により、配当金額に応じて株価が下がる一方、機関投資家は将来の配当をカバーするため、指数先物を買い増し、株価の押し上げ効果をもたらす。この動きは権利付き最終売買日から権利落ち日にかけて特に顕著である。 9月末の中間配当権利取りは、特に高配当利回り銘柄が注目される。海運大手3社、日本郵船<9101>(東証プライム)などがその代表例であり、これらの銘柄は業績上方修正に伴い増..

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【マーケットセンサー】東京株式市場が大荒れ、9月の重要イベントに向けた戦略が鍵

 9月4日(水)の東京株式市場は、アメリカ市場の影響を強く受けての波乱の展開となった。ニューヨーク市場では、半導体大手のエヌビディアが独占禁止法違反の疑いで大幅に下落したことや、ダウが景況感指数の発表を受けて626ドル安となり、大幅に反落した影響が色濃く出た。その影響で、株価指数先物が先行して下落し、日経平均株価は14時15分に1806円98銭安の3万6879円33銭まで急落。大引けは1638円70銭安の3万7047円61銭となった。 株式市場の動向は、まるで「ハナ肇とクレイ..