アナリスト銘柄分析一覧

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朝日ラバー、26年3月期は大幅増益・最終黒字へ、主力製品と生産性向上が寄与、株価は年初来高値を更新

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。25年10月には主力のASA COLOR LEDが、オンテロープ社が開発した音が見えるメガネONTELOPE Glassに正式採用された。2030年を見据えた長期ビジョンではSDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。26年3月期はスイッチ用ゴム製品等の増収効果に加え、生産性の向上や減損損失の一巡等も寄与して..

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ジェイテック、中間期は減益も需要高水準、下期偏重の収益構造で通期増収増益予想を維持

(決算速報) ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)は、10月31日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。技術職知財リース事業の請負受託案件の減少により減収減益だった。ただし通期増収増益予想を据え置いた。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。下期偏重の収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は上値が重くモミ合う形だ。目先的には中間期業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、下値限定的だろう..

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マーチャント・バンカーズ、25年10月期は大幅増益予想、系統用蓄電池事業への投資を本格化

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連事業を展開している。今後の投資方針としては27年10月期末を目標に、全体の投資金額の3分の1程度ずつを融資、エクイティ、不動産に投資するポートフォリオの構築を目指すとしている。25年10月には系統用蓄電池事業への本格的な投資を開始した。25年10月期は大幅営業・経常増益予想としている。安定的な家賃収入をベースとして、賃貸用不動産の取得・売却を積極的に行う方針だ。さ..

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クリーク・アンド・リバー社、、26年2月期は大幅増収増益予想、株主優待制度を導入へ

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は、クリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。26年2月期は日本クリエイティブ分野を中心に各事業の成長を見込み、大幅増収増益予想としている。前期苦戦したゲーム分野や医療分野が回復に転じるほか、下期には高橋書店グループの収益も寄与する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお10..

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ラバブルマーケティンググループ、積極展開で26年10月期も増収基調、株価は急伸し年初来高値に接近

 ラバブルマーケティンググループ(LMG)<9254>(東証グロース)は、大企業・ブランド向けを中心とするSNSマーケティング支援を主力に、成長戦略としてSNSマーケティング事業の拡大加速、DX支援事業の基幹事業化、東南アジアを中心とする海外展開、新しいテクノロジーを活用した新規事業の育成、サステナビリティマネジメントを推進している。25年10月期はSNSマーケティング事業が牽引して増収増益予想としている。さらに26年10月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸..

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ヤマシタヘルスケアホールディングス、自己株取得を実施、医療機器とIT融合でグループ力を強化

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けてヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。なお10月30日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自己株式を取得(上限8万株または2億56百万円)する。26年5月期は人件費の増加や物流センターリニューアルに係る費用の計上などで減益予想としている。第..

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インテージホールディングス、26年6月期大幅営業・経常増益予想、生成AIと値上げで収益改善

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。成長戦略として、Data+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出すること、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することなどを目指し、NTTドコモとのシナジー創出も推進している。さらに重点施策として、生成AI活用によるプロセス変革や値上げの継続実施による収益性の向上も推進している。26年6月期は大幅営..

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シナネンホールディングス、26年3月期は営業・経常増益予想、LPガス・石油・再エネの三本柱で収益拡大

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は、ビジョンに「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」を掲げ、成長戦略として国内事業基盤再整備およびリテールサービス戦略強化を軸に事業ポートフォリオ変革を推進している。26年3月期は増収、営業・経常増益予想としている。主力のLPガス・石油事業の強化や非エネルギー事業の収益拡大を見込んでいる。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の戻り高値圏から反落して上値を切り下げる形と..

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建設技術研究所、25年12月期は営業・経常増益予想、受注・売上が順調に拡大、国土強靭化需要が追い風

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指し、事業ポートフォリオ変革や成長基盤再構築に取り組んでいる。10月21日には26年12月期の研究開発投資(総額15億円)の基本方針の策定をリリースした。25年12月期は特別損失計上で最終減益だが、営業・経常増益予想としている。受注・売上高が順調に拡大し、販管費等の増加を吸収する見込みだ。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、26年12月..

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マーケットエンタープライズ、26年6月期は大幅増収増益予想、リユースとモバイルの2本柱で利益急拡大

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指し、ネット型リユース事業およびモバイル通信事業を展開している。26年6月期は大幅増収増益予想としている。主力2事業のさらなる成長を推進する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏で上げ一服の形だが調整一巡感を強めている。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお11月13日に26年6月期第1四半期決算発表を予定している。