アナリスト銘柄分析一覧

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建設技術研究所、25年12月期収益拡大期待、国土強靭化関連など事業環境は良好

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。24年12月期は小幅減益予想だが、国土強靭化関連など事業環境は良好であり、会社予想に再上振れ余地がありそうだ。さらに25年12月期も積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価(効力発生日25年1月1日付で株式2分割)は戻り高値圏から反落して上げ..

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日本エム・ディ・エムは下値固め完了、25年3月期増収増益予想、獲得症例数増加が貢献

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。25年3月期は増収増益予想としている。償還価格引き下げや円安による調達コストの上昇などがマイナス要因となるが、獲得症例数増加による増収効果や原価低減効果などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は..

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ピックルスホールディングスは調整一巡、25年2月期3Q累計減収減益だが進捗率順調、期末配当予想を上方修正

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne-12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発強化、販売エリア・販売先拡大、販売価格適正化や原価低減による収益性向上などを推進し、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指して外食・小売・農業領域への展開も推進している。25年2月期は小幅ながら増収増益予想としている。第3四半期累計は減収減益だったが、進捗率が順調であり、積極的な事業展..

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マーケットエンタープライズは上値試す、25年6月期大幅増収増益予想、株主優待制度拡充を好感して急伸

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指して、ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開している。中期経営計画では、個人向けリユース分野における投資を拡大し、リユース市場でのプレゼンス確立を推進する方針としている。25年6月期は大幅増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は株主優待制度拡充を好感して急伸し、昨年来高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。..

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マルマエは急反発、25年8月期1Qは半導体分野の受注・売上回復により大幅増収・黒字転換と順調

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開している。長期ビジョンとして「幅広い分野の総合メーカーを支える部品加工のリーディングカンパニー」を目指し、中期計画では成長戦略として消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営などを推進している。25年8月期第1四半期は半導体分野の受注・売上回復により大幅増収・黒字転換と順調だった。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益回復..

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ASIAN STARは調整一巡し戻りを試す展開に期待、25年12月期も収益改善に期待

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。24年12月期は大幅増収増益予想としている。さらに25年12月期も積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は上げ一服の形となったが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

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Jトラストは上値試す展開に期待、25年12月期収益拡大期待、1倍割れ低PBRなど指標面で割安感

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。24年12月期は前期計上した負ののれん発生益の剥落により減益予想としているが上振れ余地がありそうだ。そして25年12月期は積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は昨年来高値圏だ。急伸してモミ合いから上放れの形となった。1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であ..

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ジェイテック、25年3月期大幅増益予想、技術職知財リース事業のテクノロジストの需要が高水準に推移

 ジェイテック<2479>(東証グロース、名証メイン)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を主力としている。中期目標としてテクノロジスト700名体制早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を推進している。25年3月期は大幅増益予想としている。技術職知財リース事業のテクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調..

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ケンコーマヨネーズ、25年3月期はタマゴ加工品の売上回復で大幅増益予想、通期会社予想に再上振れ余地

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類などを展開している。25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を、経営目標値に最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。25年3月期はタマゴ加工品の売上回復などにより大幅増益予想(24年8月5日付で上方修正)としている。中間期の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば通期会社..

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ファンデリーは急伸、株主優待制度導入やファン株主2万人構想を好感、25年3月期は増収増益予想

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」のCID事業、および周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。CID事業では卸売やスーパーマーケットでの小売を強化している。また同社株式への投資魅力を高めるため12月30日に株主優待制度導入、1月6日に「ファン株主2万人構想」を発表した。25年3月期は増収・営業増益予想としている。MFD事業のアクティブ会員数が回復傾向であり、..