アナリスト銘柄分析一覧

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ヒーハイスト、26年3月期は収益回復期待、株主優待制度新設を好感して急伸し昨年来高値更新の展開

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。工作機械や半導体製造装置等に使用される直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。成長戦略として自動化関連の需要増加に対応するため、直動機器の「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。25年3月期は直動機器の需要回復遅れで赤字予想だが、中長期的には半導体製造装置関連などで直動機器の需要拡大が予想される。積極的な事業展開で26年..

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アイフリークモバイル、25年3月期は販管費削減と事業拡大が寄与し赤字縮小予想、e-SportsやNFT事業を推進

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、およびシステム受託開発や人材派遣などのDX事業を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe-Sports関連サービスなども強化している。25年3月期(第3四半期より非連結決算に移行)は、前期の連結業績との比較で見ると減収だが、販管費削減効果等で赤字縮小の見込みとしている。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は徐々に下値を切り上..

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フライトソリューションズ、大口案件の期ズレも26年3月期以降の収益回復を見込む、Tapionも本格展開を開始

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)はマルチ決済装置などの電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECサイト構築なども展開している。市販のAndroid携帯を使ってカードのタッチ決済を実現する小・中規模事業者向けの新しい決済ソリューションTapion(タピオン)も本格展開を開始した。25年3月期(非連結決算に移行)は下方修正して減収・赤字予想としている。決済ソリューション事業において当期に計画していた大口案件の納品が顧客都合により期ズレ(26年..

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And Doホールディングス、25年6月期は増収増益・連続増配予想、各事業が順調に推移する見込み

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。25年6月期は増収増益・連続増配予想としている。各事業が順調に推移する見込みだ。第2四半期累計はリースバック事業におけるファンドへの譲渡減少や、不動産売買事業における前期の高粗利案件の反動など..

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ソフトクリエイトホールディングス、25年3月期は増収増益予想、EEC・ITソリューション事業がともに堅調

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。25年3月期は増収増益予想としている。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも伸長する見込みだ。第3四半期累計は前期の一過性のサイト運用収益の反動や人的資本投資によるコスト増加などで小幅減益だったが、期初計画を上回る水準で着地した。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は高値圏から反落して水準を..

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マーチャント・バンカーズ、25年10月期は大幅営業・経常増益予想、賃貸用不動産の取得・売却を積極推進

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開し、安定的収益源となる資産性の高い収益不動産の取得を推進するとともに、再生可能エネルギー分野など新規分野にも積極的に事業展開している。25年10月期は大幅営業・経常増益予想としている。10億円体制を構築した安定的家賃収入をベースとして、賃貸用不動産の取得・売却を積極的に行う方針だ。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は徐々に下値を切り上げて戻り歩調..

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ラバブルマーケティンググループ、25年10月期は増収増益予想、SNSマーケティング事業が牽引

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は大企業・ブランド向けを中心とするSNSマーケティング支援を主力に、成長戦略としてSNSマーケティング事業の拡大加速、DX支援事業の基幹事業化、東南アジアを中心とする海外展開、新しいテクノロジーを活用した新規事業の育成、サステナビリティマネジメントを推進している。25年10月期もSNSマーケティング事業が牽引して増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く安値圏だが、ボックスレンジ..

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イノベーションホールディングス、25年3月期大は幅増益予想、さらに再上振れ余地、店舗転貸借事業が好調

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。25年3月期は大幅増益予想(24年11月13日付で利益予想を上方修正)としている。第3四半期累計は大幅増収増益と順調だった。店舗転貸借事業において転貸借..

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インテージホールディングス、25年6月期は上方修正して増益幅拡大見込み、ビジネスインテリジェンス事業が好調

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。成長戦略として、Date+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出すること、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することなどを目指し、NTTドコモとのシナジー創出も推進する。25年6月期は2月6日付で利益予想を上方修正し、期初計画に対して増益幅が拡大する見込みとした。ビジネスインテリジェンス事業が計画..

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巴工業、25年10月期は増収増益・増配予想、機械製造販売事業の大幅伸長が牽引

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。25年10月期は増収増益・増配予想としている。化学工業製品販売事業が販管費増加で微減益だが、機械製造販売事業の大幅伸長が牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値を切り下..