アナリスト銘柄分析一覧

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Jトラストは上値を試す展開へ、25年12月期は大幅営業増益で増配予想、指標面の割安感も評価材料

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。25年12月期は大幅営業増益で増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は利益確定売りで昨年来高値から反落の形となったが、高配当利回りや1倍割れの低PBRなど、指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。

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アイデミー、26年5月期の収益拡大に期待、中長期的な事業環境は良好、M&Aとアライアンスで事業拡大へ

 アイデミー<5577>(東証グロース)は東大発のAIスタートアップである。AI/DX人材の育成を支援するプロダクト、顧客のAI開発やDX変革を伴走型で支援するソリューションなどを一気通貫サービスとして提供している。25年5月期は2月14日付で下方修正して赤字予想とした。売上高が計画を下回り、先行投資等も影響する見込みだ。中長期的に同社を取り巻く事業環境は良好であり、積極的な事業展開で26年5月期の収益拡大を期待したい。株価は下方修正を嫌気して安値を更新したが売り一巡感を強め..

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朝日ラバー、25年3月期は減益予想も3Qの営業損益が大幅に改善、26年3月期の収益回復に期待

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。2030年を見据えた長期ビジョンではSDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。25年3月期は自動車内装照明用ASA COLOR LEDの需要回復遅れ等で減益予想だが、四半期別に見ると第3四半期は一過性費用が一巡して営業損益が大幅に改善した。積極的な事業展開で26年3月期の収益回復を期待したい。株価は水準を切..

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ゼリア新薬工業、25年3月期は医療用医薬品とコンシューマーヘルスケア事業とも伸長し大幅増収増益予想

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。25年3月期は医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業とも伸長して大幅増収増益予想(2月5日付で2回目の上方修正)としている。さらに3回目の上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は安値圏に回帰して軟調だったが、..

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生化学工業、25年3月期大幅増益予想、高配当利回り・低PBRも評価材料、調整一巡し出直りに期待

 生化学工業<4548>(東証プライム)は関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。成長戦略として独自の創薬技術を活かした研究開発を加速させている。2月21日には変形性関節治療剤Gel―Oneの日本における第3相臨床試験開始を発表した。25年3月期は大幅増益予想としている。ロイヤリティー収入の増加や研究開発費の減少が寄与する見込みだ。第3四半期累計大幅増収増益と順調だった。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏で軟調だが、高配当利回り..

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ファーストコーポレーション、25年5月期は大幅増収増益・増配予想、指標面の割安感も評価材料

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。当面の目標である年商500億円の早期実現と、次のステージとなる年商1000億円へのステップアップに向けて、業容の拡大と利益水準の向上に取り組んでいる。25年5月期は大幅増収増益・大幅増配予想(24年12月13日付で通期連結業績予想および期末配当予想を上方修正)としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて昨年来高値更新の..

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加賀電子、25年3月期は需要回復基調で上振れ余地、割安感も評価材料で調整一巡し出直りに期待

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品等の商社ビジネス、電装基板製造受託サービスのEMSビジネスを主力に、成長戦略として収益力強化、経営基盤強化、新規事業創出、SDGs経営を推進している。25年3月期は営業・経常利益横ばい予想としている。第3四半期累計は減収減益だったが、需要が回復基調となり、社内計画比で上振れて着地したことを勘案すれば、通期予想にも上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい..

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マルマエ、25年8月期は大幅増収増益予想、半導体分野の受注・売上が回復基調でさらなる収益拡大に期待

 マルマエ<6264>(東証プライム)は、半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開している。長期ビジョンとして「幅広い分野の総合メーカーを支える部品加工のリーディングカンパニー」を目指し、中期計画では成長戦略として消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営などを推進している。25年8月期は大幅増収増益予想としている。半導体分野の受注・売上が回復基調であり、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合..

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クレスコ、25年3月期増収増益予想で3Q累計順調、自己株式消却完了、受注環境良好で積極的な事業展開で収益拡大基調

 クレスコ<4674>(東証プライム)は独立系システムインテグレータである。ビジネス系ソフトウェア開発や組込型ソフトウェア開発のITサービスを主力に、顧客のDXを実現するデジタルソリューションも強化している。25年3月期は受注が堅調に推移し、生産性向上効果なども寄与して増収増益予想、そして連続増配予想としている。第3四半期累計は前年の不採算プロジェクトの影響一巡も寄与して2桁増収増益と順調だった。受注環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く上..

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ティムコ、25年11月期2桁増収・黒字予想で収益改善基調、低PBRも評価材料で上値試す展開へ

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランドFoxfireを主力としている。25年11月期は天候等の前期の悪条件の影響が一巡して2桁増収・黒字予想としている。積極的な事業展開で収益改善を期待したい。株価はモミ合いから上放れの形となり、ほぼ一本調子に水準を切り上げて戻り高値圏だ。1倍割れの低PBRも評価..