アナリスト銘柄分析一覧

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ミロク情報サービスは調整一巡、25年3月期は増収増益予想、期末に向けてストック収益積み上げへ

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとして、クラウド・サブスク型収益モデルへの転換加速、統合型DXプラットフォーム戦略、サステナビリティ経営などを推進している。25年3月期は増収増益予想としている。新規顧客獲得による顧客基盤の拡大、サブスクリプション型への移行加速などにより、人件費増加などの先行投資を吸収する見込みだ。サブスクリプション型への移行加速により、期末に向けてストック収益が積み上がることが予想され、積極的な事業展開で収益拡大基調..

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神鋼商事は下値固め完了、25年3月期は上振れ余地、EV・自動車軽量化関連や資源循環型ビジネス関連を推進

 神鋼商事<8075>(東証プライム)はKOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械、溶接材料・機器などに展開している。新中期経営計画2026では基本方針として収益力の強化、投資の促進、商社機能の強化に加え、サステナビリティ・人的資本・資本コスト経営を推進し、企業価値向上を目指すとしている。25年3月期(24年11月7日付で営業利益を上方修正)は期初予想に比べて営業減益幅が縮小する見込みだ。第3四半期累計の進捗率が順調だったことを勘案す..

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京写は調整一巡し上値を試す展開へ、25年3月期は大幅営業増益予想、指標面の割安感も評価材料

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用したグローバルニッチトップメーカーを目指している。25年3月期は自動車関連を中心に需要が堅調に推移して大幅営業増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏から反落したが、低PERや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価..

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ケンコーマヨネーズ、25年3月期は大幅増益予想、タマゴ加工品の売上回復と価格改定が奏功

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類などを展開している。25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を、経営目標値に最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。25年3月期はタマゴ加工品の売上回復による生産効率改善、価格改定による利益率改善等で大幅増益予想(24年8月5日付で上方修正)としている。第3四半期累計の各..

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綿半ホールディングス、25年3月期は大幅増益予想で再上振れ余地、建設事業の工事進捗と小売事業の収益性向上

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。25年3月期は大幅増益予想としている。建設事業の工事が順調に進捗し、小売事業の収益性向上なども寄与する見込みだ。第3四半期累計が大幅増益で利益進捗率も高水準だったことを..

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JPホールディングスは収益拡大基調、25年3月期は上方修正して大幅増益・大幅増配予想

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。25年3月期は新規施設開設・受託、児童数増加、補助金の最大化に向けた対応、4・5歳児の対人数の変更影響などにより大幅増益・大幅増配予想(2月25日付で上方修正)としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..

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冨士ダイス、26年3月期の収益回復を期待、中期経営計画で目標達成へ、株主還元も強化

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーで、成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立に取り組んでいる。25年3月期は需要回復が緩やかな見込みであり、さらに原材料費高騰や人的資本投資拡充などの影響で減益予想としているが、26年3月期の収益回復を期待したい。株価は小動きだが水準を切り上げて戻り高値圏だ。高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、上値を試す展..

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ジェイエスエス、25年3月期増収増益予想、M&Aで健康産業へ領域拡大、スポーツ振興を加速

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード、名証メイン)は25年2月27日付で名証メイン市場へ上場し、東証スタンダード市場との重複上場となった。スイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略としてM&A戦略を強化する方針を打ち出し、3年以内に売上高100億円・100店舗・時価総額50億円以上を目指すとしている。25年3月期はワカヤマアスレティックスの新規連結も寄与して増収増益予想としている。M&A戦略など積極的な事業展開..

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協立情報通信、25年3月期は営業・経常増益予想、ICTソリューションとモバイル事業が順調に推移

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営と法人向けモバイルソリューションのモバイル事業を展開し、成長戦略として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営などを推進している。25年3月期は営業・経常増益予想としている。ソリューション事業は通信インフラ関連、モバイル事業は法人向けサービスが順調に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は水準を切り上げて戻..

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建設技術研究所、25年12月期は増収増益予想、国土強靭化関連など事業環境良好、収益拡大に期待

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指し、事業ポートフォリオ変革や成長基盤再構築に取り組んでいる。25年12月期は増収増益予想としている。受注・売上高が順調に拡大し、販管費等の増加を吸収する見込みだ。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は戻り高値圏から反落して水準を切り下げる形となったが、調整一巡して出直りを期待したい。