アナリスト銘柄分析一覧

NO IMAGE

エスプール、25年11月期は2桁営業増益予想、ビジネスソリューション事業が成長を牽引

 エスプール<2471>(東証プライム)は、障がい者雇用支援などのビジネスソリューション事業、およびコールセンター向け派遣などの人材ソリューション事業を展開し、広域行政BPOサービスや環境経営支援サービスなど新規事業の拡大も推進している。25年11月期は増収・2桁営業増益予想としている。ビジネスソリューション事業の成長が牽引する見込みだ。さらに26年11月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はモミ合いから下放れの形となって軟調だったが、調整一巡感を強めている。出直り..

NO IMAGE

ファンデリー、中間期黒字転換で通期上振れ期待、価格改定とリテール販売拡大が寄与

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」のCID事業、周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。CID事業は収益改善に向けてスーパーマーケット等でのリテール販売強化を加速させている。26年3月期は大幅増収・黒字転換予想としている。MFD事業はミールタイム価格改定効果、CID事業はリテール販売拡大加速と価格改定効果、マーケティング事業は受注拡大を見込んでいる。中間期の..

NO IMAGE

協立情報通信、中間期大幅増益で通期上振れ期待、ソリューション・モバイル両事業が好調

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード、名証メイン)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営と法人向けモバイルソリューションのモバイル事業を展開し、成長戦略として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営などを推進している。26年3月期は大幅増益予想としている。ソリューション事業、モバイル事業とも順調に推移し、モバイル事業の収益改善も見込んでいる。中間期が大幅増益で進捗率も高水準だったことを勘案すれば、通期利益..

NO IMAGE

ゼリア新薬工業、下期回復と海外展開で成長加速、主力製品の欧州・アジア展開で事業基盤強化

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。26年3月期はエネルギー・原材料価格高騰の影響、研究開発投資や海外子会社における基幹システム投資に伴う経費の増加などを考慮して小幅減益予想としている。中間期は一過性要因の影響や営業外での為替差損益の悪化などで大幅減益だったが、下期は海外の..

NO IMAGE

アルコニックス、通期経常増益予想を維持、中間期は小幅減益も進捗順調

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は商社機能と製造機能を併せ持ち、M&Aも積極活用しながら、非鉄金属の素材・部品・製品の生産から卸売までをONE-STOPで提供する「非鉄金属等の総合ソリューションプロバイダー」である。成長投資と株主還元を両立して資本効率の最大化を目指す方針としている。26年3月期も増収増益で連続大幅増配予想としている。実需の強い業界に注力してコスト転嫁等を推進する。中間期は小幅経常減益だったが、進捗率は概ね順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調..

NO IMAGE

ジェイテック、26年3月期中間期減益も下期偏重の収益構造で通期大幅営業・経常増益予想

 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を展開している。中期目標としてテクノロジスト700名体制早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を推進している。26年3月期は大幅営業・経常増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みであり、価格改訂にも注力する。中間期は減益だ..

NO IMAGE

日本エム・ディ・エム、新製品効果で収益改善推進、人工股関節の米国販売拡大が加速

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力に、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。26年3月期は減益予想としている。米国における人工膝関節製品の供給制約、米国相互関税影響による調達コストの上昇、労務費増加による製造コストの上昇、円安に伴う日本での輸入仕入原価の悪化などを見込んでいる。ただしODEV社の製造能..

NO IMAGE

巴工業、5期連続過去最高益へ進捗順調、機械事業が牽引し通期上振れに期待

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。25年10月期は増収増益予想(6月6日付で上方修正)としている。第3四半期累計の進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期予想は再上振れの可能性がありそうだ。さらに26年10月期も積極的な事業展..

NO IMAGE

ソフトクリエイトホールディングス、26年3月期は増収増益予想で中間期順調、EC・IT両事業が拡大

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は、ECサイト構築パッケージ等のECソリューション事業、およびシステムインテグレーションやワークフローシステム等のITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大などを推進している。11月17日には、アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe」運営のメグリ社の株式取得(80%程度)に向けた検討開始に関する基本合意書締結をリリースした。26年3月期は増収増益・6期連続増配予想としている。ECソリ..

NO IMAGE

インフォマート、25年12月期は利益を上方修正し大幅増益予想、利用企業120万社超で収益基盤拡大

 インフォマート<2492>(東証プライム)は、企業間の商行為を電子化する国内最大級のクラウド型BtoB電子商取引プラットフォーム(飲食業向けを中心とする受発注、全業界を対象とする請求書など)を運営している。25年12月期は利益を上方修正して大幅増益予想としている。新規利用企業増加や料金改定効果に加え、データセンター費用減少なども寄与する。修正後の通期利益予想に対する第3四半期累計の進捗率は高水準である。ストック収益が積み上がるビジネスモデルであることも勘案すれば、通期利益予..