アナリスト銘柄分析一覧

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エイトレッド、クラウド好調で増収増益、8期連続増配へ、26年3月期も収益拡大基調

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、小規模企業向けクラウド型X-point Cloudと大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksを主力としている。なお4月23日~25日に東京ビッグサイトで開催される「Japan DX Week」内の「社内業務DX EXPO」に出展する。25年3月期は増収増益で8期連続増配予想としている。X-point Cloud、AgileWorksとも好調に推移し、積極投資による人件..

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JSP、26年3月期の収益回復に期待、自動車軽量化や高付加価値断熱材で市場をリード

 JSP<7942>(東証プライム)は発泡プラスチック製品の大手である。新中期経営計画では、4つの成長エンジンを中心とした収益性の高い成長分野への集中投資などにより収益の最大化を図り、資本効率の向上を目指すとしている。25年3月期は需要回復遅れにより減益見込みだが、積極的な事業展開で26年3月期の収益回復を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受けて急落する場面があったが、その後は売り一巡して反発の動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料で..

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日本エム・ディ・エム、26年3月期の収益回復基調を期待、海外展開と新製品で成長加速

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。25年3月期は3月27日付で下方修正して営業・経常減益、特別損失計上で最終赤字予想となったが、積極的な事業展開で26年3月期の収益回復基調を期待したい。株価は地合い悪化も影響して急落する場面があったが、その後は売り一巡して..

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巴工業は反発基調を強める、第1四半期好調で通期上振れ余地、5月1日付で株式3分割

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。25年10月期は小幅増益予想としている。第1四半期の高進捗率を勘案すれば通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお効力発生日5月1日付で株式3分割する。株価..

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マルマエ、25年8月期2Q累計が高進捗率で通期上振れ余地、半導体需要回復と割安感が後押し

 マルマエ<6264>(東証プライム)は、半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開している。長期ビジョンとして「幅広い分野の総合メーカーを支える部品加工のリーディングカンパニー」を目指し、成長戦略として消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営などを推進している。25年8月期は半導体分野を中心とする受注回復により大幅増収増益予想としている。第2四半期累計の進捗率が高水準であり、通期も上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収..

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冨士ダイス、26年3月期の収益回復を期待、高配当利回りと低PBRが魅力、株価反発の動き強める

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーで、成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立に取り組んでいる。25年3月期は需要回復が緩やかな見込みであり、原材料費高騰や人的資本投資拡充なども影響して減益予想としているが、26年3月期の収益回復を期待したい。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、その後は売り一巡して反発の動きを強めている。高配当利回りや1倍割..

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神鋼商事、積極的な事業展開で来期収益拡大に期待、割安感も追い風に株価反発の動き強める

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は、KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械、溶接材料・機器などに展開している。新中期経営計画2026では基本方針として収益力の強化、投資の促進、商社機能の強化に加え、サステナビリティ・人的資本・資本コスト経営を推進し、企業価値向上を目指すとしている。25年3月期は期初予想に比べて営業減益幅が縮小する見込みだ。積極的な事業展開で26年3月期の収益拡大を期待したい。株価(4月1日付で株式3分割)は..

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イトーキは反発の動き、5年12月期は2桁増益・連続大幅増配予想、ワークプレイス事業が牽引

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で物流設備なども展開している。中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」では重点戦略として7FlagsおよびESG戦略を掲げ、株主還元も強化(配当性向目標引き上げ、株主優待制度新設、自己株式取得・消却)している。25年12月期は2桁増益・連続大幅増配予想としている。ワークプレイス事業の好調が牽引して販管費の増加を吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があ..

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アイフリークモバイルは反発して下値切り上げ、26年3月期も積極的な事業展開で収益改善基調に期待

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、およびシステム受託開発や人材派遣などのDX事業を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe-Sports関連サービスなども強化している。25年3月期(第3四半期より非連結決算に移行)は前期の連結業績との比較で見ると減収だが、販管費削減効果等で赤字縮小の見込みとしている。さらに26年3月期も積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は..

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クリナップ、26年3月期の収益回復に期待、高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面で割安感

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手でシステムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。25年3月期は新設住宅着工の不振継続、原材料価格高騰、販管費増加等の影響を原価低減でカバーしきれず減益予想だが、26年3月期の収益回復を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受けて急落する場面があったが、その後は目先的な売りが一巡して反..