アナリスト銘柄分析一覧

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JPホールディングス、26年3月期は先行投資の「足場固め」の年、新規施設開設・受託、児童数は増加

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。25年3月期は新規施設開設・受託、児童数増加、補助金の最大化に向けた対応、4・5歳児の対人数の変更影響等により大幅増益だった。26年3月期は小幅減益予想としている。新中期経営計画の達成に向けた「足場固め」の..

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インテージホールディングス、25年6月期大幅増益予想で3Q累計順調、好調なビジネスインテリジェンス事業が牽引

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。成長戦略として、Date+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出すること、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することなどを目指し、NTTドコモとのシナジー創出も推進する。25年6月期は大幅増益予想としている。ビジネスインテリジェンス事業が好調に推移するほか、マーケティング支援事業におけるコスト最適..

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And Doホールディングス、25年6月期増収増益・連続増配予想、株価は調整一巡し上値試す展開に期待

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。25年6月期は増収増益で配当は連続増配予想としている。第3四半期累計はハウス・リースバック事業におけるファンドへの譲渡減少等により減収、営業・経常減益だったが、通期予想を据え置いた。積極的な事..

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ソフトクリエイトホールディングス、26年3月期も増収増益で6期連続増配予想、EC・ITソリューション事業が順調に拡大

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。25年3月期は計画を上回る増収増益で着地した。そして26年3月期も増収増益で配当は6期連続増配予想としている。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大し、人件費等の増加を吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受けた4月の安値圏から反発して戻り歩調だ..

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マーケットエンタープライズ、25年6月期は経常・最終利益を上方修正して増益幅拡大、株価は上値を試す展開へ

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指して、ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開している。中期経営計画では、個人向けリユース分野における投資を拡大し、リユース市場でのプレゼンス確立を推進する方針としている。25年6月期第3四半期累計大幅増収増益だった。ネット型リユース事業とモバイル事業の拡大が牽引し、販管費増加などを吸収した。そして通期経常・最終利益予想を上方修正した。SBI証券との差金決済型..

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トレジャー・ファクトリーは最高値に接近、26年3月期も増収増益で連続増配予想

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は、総合リユース業態のトレジャーファクトリーや服飾専門リユース業態のトレファクスタイルなどリユースショップを複数業態で全国展開し、成長戦略としてSDGsの推進とともに、生活に密着したリユースの総合プラットフォーム構築を目指している。26年3月期も増収増益で連続増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は順調に水準を切り上げて24年7月の最高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待..

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ヒーハイスト、26年3月期は2桁増収・黒字転換で増配予想、直動機器のスマート生産を実践し生産増強と販売拡大へ

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。工作機械や半導体製造装置等に使用される直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。成長戦略としては自動化関連の需要増加に対応するため、直動機器の「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。26年3月期は2桁増収・黒字転換で増配予想としている。直動機器のスマート生産を実践して生産増強および販売拡大を図る方針だ。中長期的には直動機器..

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ジェイエスエス、26年3月期は大幅増益で連続増配予想、M&A効果に加え大人への訴求力強化等推進へ

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード、名証メイン)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略としてM&A戦略を強化する方針を打ち出し、3年以内に売上高100億円・100店舗・時価総額50億円以上を目指すとしている。26年3月期は大幅増益で連続増配予想としている。M&A効果に加え、大人への訴求力強化等を推進する方針だ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は4月の安値圏から急反発している。低PER、高配当..

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ゼリア新薬工業、26年3月期小幅減益予想も保守的、主力医薬品の国際展開が業績押上げの原動力

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。26年3月期は研究開発投資やシステム投資などを考慮して小幅減益予想としている。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は戻り高値圏から急反落の形となってやや軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。

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綿半ホールディングス、26年3月期も増収増益で11期連続増配予想、各事業とも順調に伸長

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。26年3月期も増収増益で11期連続増配予想としている。各事業とも順調に伸長する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏から反落して上値を切り下げ..