アナリスト銘柄分析一覧

NO IMAGE

アステナホールディングス、25年11月期増収増益予想、主力3事業好調で3回目の上振れ期待

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。25年11月期は7月11日付で上方修正(売上高は1回目、各利益は2回目)して増収増益予想としている。ファインケミカル事業、HBC・食品事業、医薬事業が好調に推移する見込みだ。第3四半期累計の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば通期各利益は3回目の上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大..

NO IMAGE

クリーク・アンド・リバー社、26年2月期大幅増益予想、日本クリエイティブ分野堅調で業績拡大

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は、クリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。26年2月期は大幅増収増益予想としている。日本クリエイティブ分野を中心に各事業が成長するほか、高橋書店グループの収益が下期に本格寄与する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だが、調整一巡し..

NO IMAGE

イノベーションホールディングス、転貸借物件数が増加基調で26年3月期連結業績・配当予想を上方修正

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。26年3月期は11月13日付で連結業績予想および配当予想を上方修正した。転貸借物件数が増加基調であり、中間期の業績が計画を上回ったことを反映した。積極的..

NO IMAGE

And Doホールディングス、不動産売買・金融事業強化で26年6月期は増益予想

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は、不動産×金融サービスの進化による高収益化を目指す不動産テック(不動産×IT)企業である。成長性・収益性の高い事業に経営資源を集中するため26年6月期より事業ポートフォリオを再構築し、成長強化事業を「ハウスドゥ」のフランチャイズ事業、不動産売買事業、金融(リバースモーゲージ保証)事業とする。26年6月期は増益予想としている。第1四半期はハウス・リースバック事業縮小と不動産売買事業強化のためのウエイトシフト期間と位置づ..

NO IMAGE

冨士ダイス、26年3月期は大幅営業・経常増益予想、中間期順調で需要回復と金型好調が寄与

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーである。成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立を推進している。26年3月期は需要が回復に向かい大幅営業・経常増益予想としている。中間期が計画を上回る営業増益と順調であり、積極的な事業展開で収益回復基調だろう。株価は急伸して年初来高値を更新する場面があったが、買いが続かず反落してモミ合う形だ。ただし高配当利回りも支援材料..

NO IMAGE

JPホールディングス、26年3月期は上方修正で増益転換、中計目標の前倒し達成が視野に

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。26年3月期は期初時点では先行投資の影響で小幅減益予想としていたが、中間期が想定以上に進捗したため、通期予想を上方修正して一転増益予想とした。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸して戻り高値圏で..

NO IMAGE

京写、独自技術で収益回復へ、一過性要因の一巡と積極的な海外展開加速

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用したグローバルニッチトップメーカーを目指している。26年3月期は下方修正して減益予想としている。自動車関連の需要低迷が継続するほか、国内における金属基板の量産立ち上げ費用の増加、インドネシアにおける増産に向けた設備増強に伴う稼働調整なども影響する見込み..

NO IMAGE

加賀電子、26年3月期は2度目の上方修正、EMS・情報機器の好調で増収増益

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品等の商社ビジネス、および電装基板製造受託サービスのEMSビジネスを主力に、成長戦略として収益力強化、経営基盤強化、新規事業創出、SDGs経営を推進している。26年3月期は増収増益予想(11月6日付で2回目の上方修正)としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は最高値圏でモミ合う形だ。低PERや高配当利回りなど指標面の割安感も評価材料であり、日柄調整が完了して上値を試..

NO IMAGE

Jトラスト、25年12月期は大幅増益予想、3Q累計順調で日本・韓国金融事業の改善が寄与

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、さらなる成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。25年12月期は大幅営業増益予想としている。日本金融事業が堅調に推移するほか、韓国及びモンゴル金融事業の業績改善なども寄与する見込みだ。第3四半期累計が大幅営業増益と順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお11月21日には自己株式の消却(414万2400株..

NO IMAGE

ヤマシタヘルスケアホールディングス、ヘルスケア領域でグループ力向上、27年5月期に向け中計進展

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けてヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。26年5月期は人件費の増加や物流センターリニューアルに係る費用の計上などで減益予想としている。第1四半期の進捗率は低水準だったが、後半の挽回を期待したい。株価は最高値圏でモミ合う形だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待..