アナリスト銘柄分析一覧

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アイフリークモバイル、26年3月期は保守的予想も収益改善に期待、DX事業は収益性の高い案件の獲得などを推進

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、およびシステム受託開発や人材派遣などのDX事業を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe-Sports関連サービスなども強化している。26年3月期は横ばい予想としているが、やや保守的だろう。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は動意づく形で急伸し、年初来高値を更新する場面があった。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期..

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エスプールはモミ合い上放れの動き、25年11月期増収・2桁営業増益予想、ビジネスソリューション事業の成長が牽引

 エスプール<2471>(東証プライム)は、障がい者雇用支援などのビジネスソリューション事業、およびコールセンター向け派遣などの人材ソリューション事業を展開し、広域行政BPOサービスや環境経営支援サービスなど新規事業の拡大も推進している。25年11月期は増収・2桁営業増益予想としている。ビジネスソリューション事業の成長が牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は小動きだが徐々に水準を切り上げて、安値圏でのモミ合いから上放れの動きを強めている。戻りを試す展開..

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ファーストコーポレーション、25年5月期は不動産売上や共同収入の増加等で大幅増収増益・大幅増配予想

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。当面の目標である年商500億円の早期実現と、次のステージとなる年商1000億円へのステップアップに向けて、業容の拡大と利益水準の向上に取り組んでいる。25年5月期は不動産売上や共同収入の増加等で大幅増収増益・大幅増配予想としている。26年5月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は権利落ちの影響で反落してモミ合う形だが、指標面の割安感も評..

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巴工業、25年10月期2Q累計大幅増益で通期は再上振れの可能性、主力事業が好調を維持

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。25年10月期は上方修正して増収増益予想としている。第2四半期が大幅増益で進捗率も高水準だったことを勘案すれば、通期会社予想は再上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。..

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アスカネット、26年4月期大幅増益・最終黒字予想で収益改善基調、フューネラル事業が堅調に推移

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力として、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業の拡大にも注力している。またXR領域への展開も強化しており、7月1日に同社主催の「VTuber・XR交流ピッチナイト@IVS2025」を開催する。26年4月期は大幅増益・最終黒字予想としている。フューネラル事業が堅調に推移するほか、前期の一過性損失の一巡な..

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ベステラ、26年1月期大幅増収増益・大幅増配予想、大型工事と老朽化プラント解体工事増で収益拡大へ

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、製鉄所・発電所・ガスホルダー・石油精製設備など鋼構造プラント設備の解体工事に特化したオンリーワン企業である。解体工事会社としては類のない特許工法・知的財産の保有を強みとして、脱炭素解体ソリューションを推進している。26年1月期第1四半期は前期の赤字工事の影響が一巡して大幅増益だった。そして通期は純利益予想と配当予想を上方修正して大幅増収増益・大幅増配予想としている。第1四半期の進捗率は低水準だが、第2~第3四半期に大型工事の着工を予定..

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And Doホールディングス、25年6月期は増収増益・連続増配予想、高配当利回りなども評価材料

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。25年6月期は増収増益で連続増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は4月の年初来高値圏から反落して水準を切り下げる形だが、高配当利回りなども評価材料であり、調整一巡し..

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マーチャント・バンカーズ、25年10月期は大幅営業増益予想で2Q累計順調、上値を試す展開を期待

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開している。今後の投資方針としては27年10月期末を目標に、全体の投資金額の3分の1程度ずつを融資、エクイティ、不動産に投資するポートフォリオの構築を目指すとしている。25年10月期は大幅営業増益予想としている。安定的家賃収入をベースとして、賃貸用不動産の取得・売却を積極的に行う方針だ。第2四半期累計(中間期)は不動産物件の売却が進み大幅営業増益と順調だっ..

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ピックルスホールディングス、26年2月期2桁営業・経常増益予想、天候の影響緩和と生産性改善で原価率改善を見込む

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne-12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発強化、販売エリア・販売先拡大、販売価格適正化や原価低減による収益性向上などを推進し、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指して外食・小売・農業領域への展開も推進している。26年2月期は2桁営業・経常増益予想としている。前期の天候要因の影響緩和のほか、生産性改善などによる原価率改善を見込..

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日本エンタープライズ、26年5月期収益回復期待、法人向けソリューション強化でビジネスチャンス拡大へ

 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は、コンテンツサービスやビジネスサポートサービス等のクリエーション事業、およびシステム開発サービスや業務支援サービス等のソリューション事業を展開している。25年5月期は減益予想だが、積極的な事業展開で26年5月期の収益回復を期待したい。株価は戻り一服の形となったが、調整一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。なお7月11日に25年5月期決算発表を予定している。