アナリスト銘柄分析一覧

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神鋼商事、26年3月期は営業外収支改善で経常・最終増益、安定的な株主還元も継続

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は、KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼、アルミ・銅、原料、機械、溶接分野に展開している。新中期経営計画2026では基本方針として収益力の強化、投資の促進、商社機能の強化に加え、サステナビリティ・人的資本・資本コスト経営を推進し、企業価値向上を目指すとしている。26年3月期は鋼材価格下落や販管費増加などで営業減益だが、営業外収支改善により経常・最終増益で増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は上..

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朝日ラバー、主力事業と高成長分野の強化で収益力向上、株価も年初来高値を更新中

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。2030年を見据えた長期ビジョンでは、SDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。26年3月期は生産性の向上や減損損失の一巡等により大幅増益・最終黒字予想としている。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は水準を切り上げて年初来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線が支持線の形だ。高..

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アステナホールディングス、25年11月期は利益予想を上方修正、高付加価値品の販売伸長で収益改善

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。25年11月期は5月28日付で利益予想を上方修正し、営業・経常減益幅が縮小する見込みとした。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は上げ一服の形となったが、高配当利回りや低PBRなども評価材料であり、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。なお7月11日に25年11月期第2四半期決算発表を予..

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日本エム・ディ・エム、26年3月期は大幅増益予想、新製品投入による獲得症例数の増加が寄与

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。26年3月期は大幅増益予想としている。新製品投入等による獲得症例数の増加、為替のマイナス影響の緩和などに加え、特別損失の一巡も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は4月の安値圏から下値を切り上げて..

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建設技術研究所、25年12月期は増収増益予想、受注・売上高が順調に拡大、事業環境も良好

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指し、事業ポートフォリオ変革や成長基盤再構築に取り組んでいる。25年12月期は増収増益予想としている。受注・売上高が順調に拡大し、販管費等の増加を吸収する見込みだ。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏だ。そして24年の最高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を..

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ラバブルマーケティンググループ、25年10月期はSNSマーケティング事業が牽引して増収増益予想

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は、大企業・ブランド向けを中心とするSNSマーケティング支援を主力に、成長戦略としてSNSマーケティング事業の拡大加速、DX支援事業の基幹事業化、東南アジアを中心とする海外展開、新しいテクノロジーを活用した新規事業の育成、サステナビリティマネジメントを推進している。25年10月期はSNSマーケティング事業が牽引して増収増益予想としている。第2四半期累計の進捗率が順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は..

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インフォマート、25年12月期は大幅増収増益で連続増配予想、利用企業数増加と価格改定が業績牽引

 インフォマート<2492>(東証プライム)は、企業間の商行為を電子化する国内最大級のクラウド型BtoB電子商取引プラットフォーム(飲食業向けを中心とする受発注、全業界を対象とする請求書など)を運営している。25年12月期は大幅増収増益で連続増配予想としている。引き続き利用企業数が順調に増加するほか、価格改定効果やサーバーのクラウド移行完了によるデータセンター費の減少なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上げ一服となったものの年初来高値圏だ。利益..

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イトーキ、25年12月期は2桁増益・連続大幅増配予想、ワークプレイス事業が絶好調

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で物流設備なども展開している。重点戦略として7FlagsおよびESG戦略を掲げ、株主還元も強化している。25年12月期は2桁増益・連続大幅増配予想としている。ワークプレイス事業の好調が牽引して販管費の増加を吸収する見込みだ。第1四半期が増収・大幅増益と順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏で24年2月の高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお8月4日に..

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エイトレッド、26年3月期は2桁営業・経常増益予想、主力クラウドサービスが順調に拡大

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、小規模企業向けクラウド型X-point Cloudと大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksを主力としている。25年6月にはワークフローシステムのシリーズ累計導入社数が5000社を突破した。26年3月期は2桁営業・経常増益予想、そして9期連続増配予想としている。クラウドサービスが順調に拡大し、前期の一時的な減価償却費が減少することも寄与する。積極的な事業展開で収益拡大..

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ネオジャパン、26年1月期増収増益予想、クラウドサービスが大幅伸長、価格改定効果も寄与し収益拡大へ

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、販売拡大とクロスセル加速、AIを活用した製品アップグレード・製品ラインナップ拡大、継続的なARPU拡大、海外事業の成長に伴う売上拡大などを推進している。そして26年1月期も増収増益予想としている。desknet‘s NEOクラウドサービスを中心とするソフトウェア事業の成長が牽引する見込みだ。第1四半期の進捗率が高水準であり、通期会社予想は上振れの可能性が..