アナリスト銘柄分析一覧

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TAC、事業多角化で収益拡大へ、オンライン学習と新サービスで成長を加速、増配で株主還元も強化へ

 TAC<4319>(東証スタンダード)は「資格の学校」運営を主力として、出版事業や人材事業も展開している。教育事業では事業環境変化に対応した新サービスの提供、出版事業では新規領域への展開、人材事業では医療事務関連の子会社を統合してサービス向上と業務効率性向上を推進している。26年3月期は前期比横ばい予想としているが、やや保守的だろう。なお配当は増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は動意づく場面があるものの買いが続かない形だが、1倍割れの低PB..

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JSP、事業多角化と高付加価値化を推進、新工場稼働と海外投資でグローバル展開を加速

 JSP<7942>(東証プライム)は発泡プラスチック製品の大手である。4つの成長エンジンを中心とした収益性の高い成長分野への集中投資などにより収益の最大化を図り、資本効率の向上を目指している。26年3月期は不透明感を考慮して横ばい予想としているが保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は調整一巡して反発の動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待したい。

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ティムコ、事業環境好転で黒字転換、アウトドア・フィッシング用品で成長加速へ

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランドFoxfireを主力としている。25年11月期は2桁増収・黒字転換予想としている。天候等の前期の悪条件の影響が一巡するほか、在庫の効率的販売策の実施や価格改定効果なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は年初来高値圏だ。1倍割れの低..

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京写は上値試す展開、大幅増益と連続増配予想、国内価格適正化とインドネシア新ラインが牽引

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用したグローバルニッチトップメーカーを目指している。26年3月期は大幅増益・連続増配予想としている。国内において販売価格適正化や生産性向上を推進するほか、インドネシア拠点に新規生産ラインを導入して収益拡大を図る。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価..

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ゼリア新薬工業、欧州事業好調に続きアジア市場開拓を加速、海外売上比率50%以上目指す

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。26年3月期は研究開発投資やシステム投資などを考慮して小幅減益予想としている。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は安値圏だが調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。

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マルマエ、25年8月期(3Qより連結決算に移行)大幅増収増益予想、KMAC子会社化で事業基盤強化

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開し、長期ビジョンとして「幅広い分野の総合メーカーを支える部品加工のリーディングカンパニー」を目指している。6月20日付で25年8月期連結業績(第3四半期より連結決算に移行)予想を公表し、M&Aも寄与して大幅増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り歩調だ。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。なお7月11日に25年8月期第3四半期決算発表を予定..

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綿半ホールディングス、26年3月期も増収増益で11期連続増配予想、各事業とも順調に伸長する見込み

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。26年3月期も増収増益で11期連続増配予想としている。各事業とも順調に伸長する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は調整一巡して反発の動きを強めている。..

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Jトラスト、25年12月期は大幅営業増益で増配予想、金融事業の再編と海外提携で収益拡大へ

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。25年12月期は大幅営業増益で増配予想としている。第1四半期が大幅増益(営業利益は黒字転換)と順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り一服となってモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。なお8月8日に25年12月期第2四半期決算発表を予定している。

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ソフトクリエイトホールディングス、26年3月期も増収増益・6期連続増配予想、株価は堅調に推移

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。26年3月期も増収増益で配当は6期連続増配予想としている。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大し、人件費等の増加を吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏だ。地合い悪化の影響を受けた4月の安値圏から反発して順調に水準を切り上げている。利益確定売りをこなし..

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ヤマシタヘルスケアホールディングス、九州医療機器市場を牽引、放射線機器需要増で堅調業績

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けてヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。25年5月期は人件費増加などで減益予想だが、積極的な事業展開で26年5月期の収益拡大を期待したい。株価は直近安値圏から切り返して反発の動きを強めている。1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、戻りを試す展開を期待した..