アナリスト銘柄分析一覧

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ミロク情報サービス、クラウド・サブスク戦略が奏功し増収増益・連続増配へ、安定収益モデルへ転換加速

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとするERPソリューションを展開し、成長戦略としてクラウド・サブスク型収益モデルへの転換加速、統合型DXプラットフォーム戦略、サステナビリティ経営などを推進している。26年3月期は増収増益・連続増配予想としている。ソフトウェア提供の売り切り型からサブスク型への移行期間のため伸び率はやや小幅だが、安定したストック収益の積み上げに加え、ソフトウェア製品の償却負担減少なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で..

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ジェイテック、26年3月期も大幅増収、大幅営業・経常増益予想、テクノロジスト需要と価格改定が牽引

 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を展開している。中期目標としてテクノロジスト700名体制早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を推進している。26年3月期も大幅増収、大幅営業・経常増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みであり、価格改訂にも注力する。積極..

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ファンデリー、大幅増収・黒字転換へ、ハイブランド冷凍食事業とマーケティングが牽引し成長加速

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」のCID事業、周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。CID事業は収益改善に向けてスーパーマーケット等でのリテール販売強化を加速させており、7月22日に高島屋の食料品宅配サービス、7月23日にネットスーパーの楽天マートとの取引開始を発表した。26年3月期は大幅増収・黒字転換予想としている。MFD事業はミールタイム価格改定効果..

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ソフトクリエイトホールディングス、EC・ITソリューション事業が牽引し6期連続増配へ、クラウド戦略が奏功

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。26年3月期も増収増益で配当は6期連続増配予想としている。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大し、人件費等の増加を吸収する見込みだ。事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。

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加賀電子、主力ビジネス強化と新規事業創出で収益力向上へ、割安感で投資妙味高まる

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品等の商社ビジネス、および電装基板製造受託サービスのEMSビジネスを主力に、成長戦略として収益力強化、経営基盤強化、新規事業創出、SDGs経営を推進している。なお協栄産業<6973>に対するTOBが終了し、子会社化した。26年3月期は本格的な需要回復を期後半と見込み、通期横ばい予想(リスク要因として米国関税政策影響、為替影響などを織り込み)としている。ただし保守的だろう。積極的な..

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ラバブルマーケティンググループ、SNSマーケティング事業が牽引し25年10月期は増収増益予想

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は、大企業・ブランド向けを中心とするSNSマーケティング支援を主力に、成長戦略としてSNSマーケティング事業の拡大加速、DX支援事業の基幹事業化、東南アジアを中心とする海外展開、新しいテクノロジーを活用した新規事業の育成、サステナビリティマネジメントを推進している。25年10月期はSNSマーケティング事業が牽引して増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値の重い形だが、一方では下値を切り..

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ケンコーマヨネーズ、26年3月期小幅減益予想も価格改定と生産効率化で収益力強化、株価も反転攻勢へ

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類を主力として、総菜関連事業なども展開している。25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を掲げ、経営目標値に最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。26年3月期は原材料価格上昇や固定経費増加などの影響で小幅減益予想としている。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大を..

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ジェイエスエス、26年3月期は大幅増益で連続増配予想、会費改訂と子会社寄与で業績急伸へ

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード、名証メイン)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略としてM&A戦略を強化する方針を打ち出し、3年以内に売上高100億円・100店舗・時価総額50億円以上を目指すとしている。26年3月期は大幅増益で連続増配予想としている。子会社化したワカヤマアスレティックの通期寄与に加え、25年6月からの会費改訂なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を..

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ヒーハイスト、26年3月期は2桁増収・黒字転換で増配予想、自動化需要を捉えスマート生産で業績が急回復へ

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。工作機械や半導体製造装置等に使用される直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。成長戦略としては自動化関連の需要増加に対応するため、直動機器の「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。26年3月期は2桁増収・黒字転換で増配予想としている。直動機器のスマート生産を実践して生産増強および販売拡大を図る方針だ。中長期的には直動機器..

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日本エム・ディ・エム、26年3月期は大幅増益予想、新製品と海外展開で収益拡大へ

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。26年3月期は大幅増益予想としている。新製品投入等による獲得症例数の増加に加え、特別損失の一巡も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが底固め完了感を強めている。1倍割れの低P..