アナリスト銘柄分析一覧

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ピックルスホールディングス、26年2月期は再上振れへ、新工場稼働と価格改定効果で利益急伸へ

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne-12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発強化、販売エリア・販売先拡大、販売価格適正化や原価低減による収益性向上などを推進し、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指して外食・小売・農業領域への展開も推進している。26年2月期は大幅増益予想(25年9月22日付で上方修正)としている。中間期の進捗率が高水準であることを勘案すれば、..

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綿半ホールディングス、26年3月期は増収増益・11期連続増配へ、3事業が通期で伸長

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事などを強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。26年3月期は増収増益・11期連続増配予想としている。中間期は前期の反動(小売事業が南海トラフ地震注意報に伴う災害対策需要の反動、建設事業がリニューアル工事伸長の反動、貿易事業が製品納..

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朝日ラバー、生産性向上と医療事業拡大で大幅増益へ、株価は21年以来の高値圏

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。2030年を見据えた長期ビジョンではSDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。26年3月期はスイッチ用ゴム製品等の増収効果に加え、生産性の向上や減損損失の一巡等も寄与して大幅増益・最終黒字予想としている。中間期は増収で各利益は黒字転換と順調だった。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は水準を切り..

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ジェイエスエス、26年3月期大幅増益予想で中間期順調、会費改定とM&A効果が寄与

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード、名証メイン)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略としてM&A戦略を強化する方針を打ち出し、3年以内に売上高100億円・100店舗・時価総額50億円以上を目指すとしている。26年3月期は大幅増益・連続増配予想としている。子会社化したワカヤマアスレティックの通期寄与に加え、会費改訂効果なども寄与する見込みだ。中間期は2桁営業増益と順調だった。積極的な事業展開で収益拡大を..

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ヒーハイスト、直動機器需要拡大を追い風に27年3月期の収益回復基調鮮明、採算改善加速

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。工作機械や半導体製造装置等に使用される直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。成長戦略としては自動化関連の需要増加に対応するため、直動機器「スマート生産プロジェクト」や開発投資を推進している。なお11月18日には、東京エレクトロンデバイスが実施した「【画像処理マスターへの道】高度位置決め実験レポート」に同社の超精密XYθステージが使用され、実証実験結果が..

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くすりの窓口、26年3月期はストック売上高・粗利が順調に拡大して上振れの可能性

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は調剤薬局・ドラッグストア・医療機関・介護施設等のヘルスケアテック領域において、ソリューション(メディア事業、みんなのお薬箱事業、基幹システム事業)を提供し、ストック収益の積み上げに注力している。11月25日にはツルハホールディングスとの連携サービス開始をリリースした。26年3月期は2桁増益予想としている。導入施設・店舗数が増加基調であり、ストック売上高、ストック粗利が順調に拡大する見込みだ。中間期の利益進捗率が高水準であることを勘案..

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アイフリークモバイル、中間期営業黒字転換で収益改善が鮮明、高単価案件獲得でDX事業好調

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、およびシステム受託開発や人材派遣などのDX事業を展開している。成長戦略として同社の強みである知育アプリ、絵本・IPコンテンツなどの資産を活かすとともに、AIの活用を強化している。26年3月期は赤字予想としている。ただし中間期は営業黒字転換した。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は急伸した9月の高値圏から反落してモミ合う形だったが、日柄調整完了してモミ合いから上放れ..

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イトーキ、25年12月期2桁増益予想、ワークプレイス事業、設備機器・パブリック事業とも好調

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で物流設備なども展開している。重点戦略として7FlagsおよびESG戦略を掲げ、株主還元も強化している。なお11月21日には、職場におけるLGBTQ+への取り組みを評価するPRIDE指標において最高評価「ゴールド」を受賞し、さらに「ゴールド」を受賞した企業の中から国や自治体などとのセクターを超えた協働を推進する企業に与えられる「レインボー認定」も2年連続受賞したと発表している。25年12月期は2桁増益予想(8月4日付で..

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アスカネット、XR技術や空中映像技術を融合した新サービス展開本格化、新たな自己株式取得発表

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業を展開し、さらに写真加工技術、印刷技術、XR技術、空中映像技術を融合した新サービスの展開を本格化させている。また11月21日に新たな自己株式取得を発表した。26年4月期は大幅増益・最終黒字予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は年初来安値を更..

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シナネンホールディングス、26年3月期は営業・経常増益予想、事業ポートフォリオ変革を推進

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は、ビジョンに「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」を掲げ、成長戦略として国内事業基盤再整備およびリテールサービス戦略強化を軸に事業ポートフォリオ変革を推進している。26年3月期は営業・経常増益予想としている。LPガス・石油事業の強化や非エネルギー事業の収益拡大を見込んでいる。中間期の進捗率は低水準の形だが、冬場が需要期のため下期の構成比が高い収益特性がある。中間期が大幅増益と順..