アナリスト銘柄分析一覧

NO IMAGE

マーケットエンタープライズ、26年6月期は大幅増収増益予想、ネット型リユースとモバイル通信で収益基盤強化

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指して、ネット型リユース事業およびモバイル通信事業を展開(26年6月期よりセグメント区分を変更)している。26年6月期は大幅増収増益予想としている。主力2事業のさらなる成長を推進する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なおプライム市場の上場維持基準適合に関して、25年6月末時点で流通株式時価総額が基準を充たしていないため、これまでの計画の進捗状況について慎重に検討した結果、プ..

NO IMAGE

And Doホールディングス、不動産売買・金融事業に経営資源集中──中期経営計画で目標達成を目指す

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は、不動産×金融サービスの進化による高収益化を目指す不動産テック(不動産×IT)企業である。成長性・収益性の高い事業に経営資源を集中するため26年6月期より事業ポートフォリオを再構築し、成長強化事業を「ハウスドゥ」のフランチャイズ事業、不動産売買事業、金融(リバースモーゲージ保証)事業とする。26年6月期は増益予想としている。ハウス・リースバック事業縮小と不動産売買事業強化のためのウエイトシフト期間と位置づけ、下期偏重..

NO IMAGE

JPホールディングス、先行投資で足場固め成長路線継続、株価は急反発し上値追いへ

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。26年3月期は小幅減益予想としている。新中期経営計画の達成に向けた「足場固め」の年と位置付け、先行投資による費用増加を見込んでいる。ただし保守的と考えられる。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急反..

NO IMAGE

ティムコ、フィッシングとアウトドア事業が拡大、株価は07年以来の高値圏に浮上

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランドFoxfireを主力としている。25年11月期は増収、営業黒字化の見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は順調に水準を切り上げて1000円台を回復した。07年以来の高値圏だ。1倍割れの低PBRも評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を..

NO IMAGE

冨士ダイス、26年3月期は需要回復で営業・経常2桁増益予想、第1四半期は大幅増益で進捗順調

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーで、成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立に取り組んでいる。また25年7月には100年企業に向けてグループ企業理念を見直し、新たな企業理念・ビジョンを策定・公表した。26年3月期は需要が回復に向かい2桁営業・経常増益予想としている。第1四半期は大幅増益となり、進捗率も順調だった。通期ベースでも積極的な事業展開により収益..

NO IMAGE

マルマエ、半導体需要回復とM&A効果で業績大幅拡大、株価は調整局面を経て上値試す展開へ

 マルマエ<6264>(東証プライム)は、半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工、および半導体スパッタリングターゲット用超高純度アルミニウム製品等を製造・販売を展開し、長期ビジョンとして「幅広い分野の総合メーカーを支える部品加工のリーディングカンパニー」を目指している。25年8月期、26年8月期は半導体関連の需要回復やM&A効果により大幅増収増益の見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお同社株式の分布状況の改善および流動性の向上を目的として、8月25..

NO IMAGE

アイフリークモバイル、DX事業の黒字化が業績改善を牽引、生成AI活用と効率化で収益力を強化

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、およびシステム受託開発や人材派遣などのDX事業を展開し、成長戦略としてAIの活用を強化している。26年3月期の利益は赤字予想としている。ただしDX事業の損益改善が牽引して第1四半期の利益が黒字転換したことを勘案すればやや保守的だろう。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は急伸した年初来高値圏から過熱感で一旦反落したが、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を..

NO IMAGE

Jトラスト、25年12月期は大幅増益予想で収益拡大、日本・韓国・東南アジアの金融事業が堅調

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。25年12月期は大幅営業増益予想としている。日本金融事業の堅調推移に加え、韓国及びモンゴル金融事業の業績改善も寄与する見込みだ。中間期が計画を上回る大幅営業増益と順調であり、通期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上げ一服の形となったが、指標面の割安感も評価材料であり..

NO IMAGE

京写、26年3月期は増収増益予想、インドネシア新ライン導入で需要拡大に対応

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用したグローバルニッチトップメーカーを目指している。26年3月期は増収増益予想としている。国内において販売価格適正化や生産性向上を推進するほか、インドネシア拠点に新規生産ラインを導入して収益拡大を図る。第1四半期はインドネシアにおける設備増強のための稼働..

NO IMAGE

アステナホールディングス、25年11月期通期利益は3回目の上方修正も視野、ファインケミカル事業が好調

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。25年11月期は7月11日付で上方修正(売上高は1回目、各利益は2回目)して増収増益予想としている。ファインケミカル事業、HBC・食品事業、医薬事業が好調に推移する見込みだ。中間期の進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期利益予想は3回目の上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..