アナリスト銘柄分析一覧

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ジェイテック、技術者派遣事業の好調で26年3月期は大幅増収・増益を達成へ

 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を展開している。中期目標としてテクノロジスト700名体制早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を推進している。26年3月期は大幅営業・経常増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みであり、価格改訂にも注力する。積極的な事業展..

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ファンデリー、主軸事業の好調で26年3月期は黒字転換へ、10月1日(効力発生日)付で株式2分割予定

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」のCID事業、周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。CID事業は収益改善に向けてスーパーマーケット等でのリテール販売強化を加速させている。26年3月期は大幅増収・黒字転換予想としている。MFD事業はミールタイム価格改定効果、CID事業はリテール販売拡大加速と価格改定効果、マーケティング事業は受注拡大を見込んでいる。積極的な..

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ケンコーマヨネーズ、26年3月期は横ばい予想も増配で株主還元強化、価格改定と効率化で収益改善を推進

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類を主力として、総菜関連事業なども展開している。25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を掲げ、経営目標値に最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。26年3月期は原材料価格上昇や固定経費増加などの影響で営業・経常益横ばい予想としている。原材料価格高騰に対して価格改定と販売数..

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アイフリークモバイル、DX事業の損益改善が牽引し収益回復基調、通期予想に上振れ期待

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、およびシステム受託開発や人材派遣などのDX事業を展開し、成長戦略としてAIの活用を強化している。26年3月期は赤字予想としている。ただしDX事業の損益改善が牽引して第1四半期の利益が黒字転換したことを勘案すればやや保守的だろう。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は年初来高値を更新した。そして18年以来の高値圏だ。急騰の反動に伴う日柄調整が完了した形であり、利..

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イノベーションホールディングス、26年3月期増収増益予想、通期業績の上振れも期待、第1四半期で高進捗

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。26年3月期は増収増益予想としている。転貸借物件数が増加して人件費等の増加を吸収する見込みだ。第1四半期の進捗率が高水準だったことを勘案すれば通期会社予..

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ヤマシタヘルスケアホールディングス、26年5月期は先行投資で減益予想も積極的な事業展開で収益拡大へ

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けてヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。9月5日にはグループ会社のマイクロソニックが乳房疾患の早期発見を目的とした医療機器の薬事認証取得・届出を完了したと発表した。26年5月期は人件費の増加や物流センターリニューアルに係る費用の計上などで減益予想としている。ただし保守的..

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アステナホールディングス、25年11月期利益は3回目の上方修正の可能性、事業構造改革が奏功

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。25年11月期は7月11日付で上方修正(売上高は1回目、各利益は2回目)して増収増益予想としている。ファインケミカル事業、HBC・食品事業、医薬事業が好調に推移する見込みだ。中間期の進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期利益予想は3回目の上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..

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ソフトクリエイトホールディングス、26年3月期は増収増益を予想、主力のクラウドサービスが好調

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。26年3月期も増収増益で配当は6期連続増配予想としている。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも拡大し、人件費等の増加を吸収する見込みだ。事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏だ。そして22年3月の最高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展..

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ヒーハイスト、26年3月期は黒字転換予想、主力の直動機器が需要回復、配当増額で株主還元も強化

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。工作機械や半導体製造装置等に使用される直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。成長戦略としては自動化関連の需要増加に対応するため、直動機器の「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。26年3月期は2桁増収・黒字転換で増配予想としている。直動機器のスマート生産を実践して生産増強および販売拡大を図る方針だ。中長期的には直動機器..

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ミロク情報サービス、6年3月期は増収増益を予想、クラウド・サブスク型収益モデルへの移行が奏功

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとするERPソリューションを展開し、成長戦略としてクラウド・サブスク型収益モデルへの転換加速、統合型DXプラットフォーム戦略、サステナビリティ経営などを推進している。26年3月期は増収増益・連続増配予想としている。ソフトウェア提供の売り切り型からサブスク型への移行期間のため伸び率はやや小幅だが、ストック収益の積み上げに加え、ソフトウェア製品の償却負担減少なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大..