アナリスト銘柄分析一覧

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京写、26年3月期は増収増益予想、インドネシアでの生産体制強化とコスト適正化を推進

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用したグローバルニッチトップメーカーを目指している。26年3月期は増収増益予想としている。国内において販売価格適正化や生産性向上を推進するほか、インドネシア拠点に新規生産ラインを導入して収益拡大を図る。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は8月の..

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JPホールディングス、新中期経営計画で成長戦略加速、小幅減益予想も先行投資で基盤強化

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。26年3月期は小幅減益予想としている。新中期経営計画の達成に向けた「足場固め」の年と位置付け、先行投資による費用増加を見込んでいる。ただし保守的と考えられる。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はやや..

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ゼリア新薬工業、欧州に加え中国・アジア展開を加速、海外事業の拡大を推進

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。26年3月期は研究開発投資や海外子会社における基幹システム投資などを考慮し、さらに営業外での為替差益を見込まず小幅減益予想としている。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だったが下値固め完了..

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くすりの窓口、26年3月期2桁増益予想、ストック収益拡大で高収益化

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は調剤薬局・ドラッグストア・医療機関・介護施設等のヘルスケアテック領域において、ソリューション(メディア事業、みんなのお薬箱事業、基幹システム事業)を提供し、ストック収益の積み上げに注力している。そして26年3月期も2桁増益予想としている。導入施設・店舗数が増加基調であり、ストック売上高、ストック粗利が順調に拡大する見込みだ。さらに通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は8月の最高値圏から一旦反..

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JSP、発泡プラスチック事業で収益最大化へ、新中期経営計画で高成長目指す

 JSP<7942>(東証プライム)は発泡プラスチック製品の大手である。4つの成長エンジンを中心とした収益性の高い成長分野への集中投資などにより収益の最大化を図り、資本効率の向上を目指している。26年3月期は米国関税政策影響による需要の調整局面を見込み、下方修正して減益予想としている。ただし保守的な印象も強い。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価はやや小動きだが下値を切り上げている。高配当利回りや1倍割れの低PBRといった指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待し..

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クリナップ、リフォーム需要の獲得と製品力強化で26年3月期は大幅増益へ

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手でシステムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。9月1日には中高級価格帯システムキッチンSTEDIAの意匠性と機能性を向上させ、受注開始した。26年3月期は大幅営業・経常増益予想としている。第1四半期が大幅増益と順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は水準を切..

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クレスコ、26年3月期2桁増益・大幅増配を予想、受注好調でITサービス事業が堅調推移

 クレスコ<4674>(東証プライム)は独立系システムインテグレータである。ビジネス系ソフトウェア開発や組込型ソフトウェア開発のITサービスを主力に、顧客のDXを実現するデジタルソリューションも強化している。26年3月期も2桁増益予想としている。受注が好調に推移し、人件費増加などを吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は最高値圏でモミ合う形だが、急騰後の日柄調整が完了して上値を試す展開を期待したい。なお11月5日に26年3月期第2四半期決算発表を予定して..

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ジェイエスエス、M&A強化と会費改定で26年3月期は増益・連続増配予想

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード、名証メイン)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略としてM&A戦略を強化する方針を打ち出し、3年以内に売上高100億円・100店舗・時価総額50億円以上を目指すとしている。26年3月期は増益・連続増配予想としている。子会社化したワカヤマアスレティックの通期寄与に加え、会費改訂効果なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は水準を切り上げて年初..

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マルマエ、26年8月期も半導体需要回復とM&Aで収益拡大基調、KMAC連結と消耗品強化戦略が奏功

 マルマエ<6264>(東証プライム)は、半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工、および半導体スパッタリングターゲット用超高純度アルミニウム製品等を製造・販売を展開し、長期ビジョンとして「幅広い分野の総合メーカーを支える部品加工のリーディングカンパニー」を目指している。25年8月期、26年8月期は半導体関連の需要回復やM&A効果により大幅増収増益の見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はモミ合いから上放れて年初来高値圏だ。利益確定売りをこなしながら..

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協立情報通信、ソリューション・モバイル事業が好調で26年3月期は大幅増益へ

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード、名証メイン)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営と法人向けモバイルソリューションのモバイル事業を展開し、成長戦略として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営などを推進している。26年3月期は大幅増益予想としている。ソリューション事業、モバイル事業とも順調に推移し、モバイル事業の収益改善も見込んでいる。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は動意づいた8月の高..