アナリスト銘柄分析一覧

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シナネンホールディングス、株価は4月高値接近、26年3月期は営業・経常増益を見込む

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は、ビジョンに「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」を掲げ、成長戦略として国内事業基盤再整備およびリテールサービス戦略強化を軸に事業ポートフォリオ変革を推進している。9月19日には、自転車産業振興協会が皇居外苑にて9月21日および28日に開催する自転車利活用の実証試験に、グループ会社のシナネンモビリティPLUSが協力(参加者用の電動アシスト自転車を提供)するとリリースした。26年..

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建設技術研究所、25年12月期営業・経常増益予想、受注・売上高が堅調に推移

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指し、事業ポートフォリオ変革や成長基盤再構築に取り組んでいる。25年12月期は特別損失計上で最終減益だが、営業・経常増益予想としている。受注・売上高が順調に拡大し、販管費等の増加を吸収する見込みだ。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は8月の最高値圏から利益確定売りで反落したが調整一巡感を強めて..

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マーチャント・バンカーズ、25年10月期は大幅営業・経常増益予想、3Q累計も順調、不動産売却が寄与

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連事業を展開している。今後の投資方針としては27年10月期末を目標に、全体の投資金額の3分の1程度ずつを融資、エクイティ、不動産に投資するポートフォリオの構築を目指すとしている。25年10月期は大幅営業・経常増益予想としている。安定的な家賃収入をベースとして、賃貸用不動産の取得・売却を積極的に行う方針だ。第3四半期累計が大幅営業・経常増益と順調であり、積極的な事業展..

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And Doホールディングス、26年6月期は増益予想、不動産売買事業強化と事業再構築が奏功

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は、不動産×金融サービスの進化による高収益化を目指す不動産テック(不動産×IT)企業である。成長性・収益性の高い事業に経営資源を集中するため26年6月期より事業ポートフォリオを再構築し、成長強化事業を「ハウスドゥ」のフランチャイズ事業、不動産売買事業、金融(リバースモーゲージ保証)事業とする。26年6月期は増益予想としている。ハウス・リースバック事業縮小と不動産売買事業強化のためのウエイトシフト期間と位置づけ、下期偏重..

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インテージホールディングス、26年6月期は大幅増益予想、基幹事業拡販とコスト抑制が寄与

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。成長戦略として、Data+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出すること、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することなどを目指し、NTTドコモとのシナジー創出も推進する。26年6月期は大幅営業・経常増益で連続増配予想としている。基幹事業の拡販による増収効果に加え、経費コントロールなども寄与する見込..

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加賀電子が最高値更新、26年3月期増収増益・増配予想、積極的なM&Aと事業強化が奏功

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品等の商社ビジネス、および電装基板製造受託サービスのEMSビジネスを主力に、成長戦略として収益力強化、経営基盤強化、新規事業創出、SDGs経営を推進している。26年3月期(8月7日付で上方修正)は増収増益・増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は24年の高値を突破して最高値更新の展開だ。低PERや高配当利回りなど指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売り..

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Jトラスト、25年12月期は大幅増益・増配へ、国際事業の収益改善が寄与

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。25年12月期は大幅営業増益予想としている。日本金融事業が堅調に推移するほか、韓国及びモンゴル金融事業の業績改善も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値の重い形だが、一方では下値を着実に切り上げている。指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を..

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冨士ダイス、26年3月期は大幅増益予想、高付加価値製品が需要回復を牽引

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーで、成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立に取り組んでいる。26年3月期は需要が回復に向かい増収、大幅営業・経常増益予想としている。積極的な事業展開で収益回復基調だろう。株価は急伸した8月の年初来高値圏から反落したが、高配当利回りや低PBRなども評価材料であり、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

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ティムコ、25年11月期は営業黒字化へ、事業強化で26年11月期以降も収益拡大に期待

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランドFoxfireを主力としている。25年11月期は増収、営業黒字化予想としている。さらに26年11月期も積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は水準を切り上げて年初来高値更新の展開だ。そして07年以来の高値圏まで上伸している。1倍割れの低PBRも評価材料..

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日本エム・ディ・エム、新製品投入と海外展開を加速、米国事業回復で収益拡大へ

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。26年3月期は米国における一部製品の供給制約の影響などにより下方修正して減益予想としたが、積極的な事業展開で27年3月期の回復を期待したい。なお配当予想は据え置いている。株価は下方修正も嫌気して4月の年初来安値に接近したが..