アナリスト銘柄分析一覧

NO IMAGE

Jトラスト、25年12月期大幅増益予想で収益拡大基調、日韓・モンゴル金融事業の業績改善が牽引

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。25年12月期は大幅営業増益予想としている。日本金融事業が堅調に推移するほか、韓国及びモンゴル金融事業の業績改善も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値が重くモミ合う形だが煮詰まり感を強めている。高配当利回りや低PBRといった指標面の割安感も評価材料..

NO IMAGE

巴工業、25年10月期は再上振れの公算大、株式売出し・自己株式取得・自己株式消却を実施

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。25年10月期は増収増益予想(6月6日付で上方修正)としている。第3四半期累計の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお9..

NO IMAGE

冨士ダイス、超硬工具の需要回復で26年3月期大幅営業・経常増益予想、海外拠点整備も追い風

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーである。成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立を推進している。26年3月期は需要が回復に向かい増収、大幅営業・経常増益予想としている。積極的な事業展開で収益回復基調だろう。株価は8月の年初来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して反発の動きを強めている。高配当利回りや低PBRなども評価材料であり、利益確定売りをこなしなが..

NO IMAGE

加賀電子、26年3月期は増収増益・増配予想、協栄産業の新規連結などが業績押し上げ

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品等の商社ビジネス、および電装基板製造受託サービスのEMSビジネスを主力に、成長戦略として収益力強化、経営基盤強化、新規事業創出、SDGs経営を推進している。26年3月期は増収増益・増配予想(8月7日付で上方修正)としている。TOBで子会社化した協栄産業<6973>を第2四半期より新規連結することも寄与する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は最高値更新後に上げ一服の形と..

NO IMAGE

JPホールディングス、先行投資を織り込みつつ収益拡大基調を堅持、新中計「足場固め」で成長基盤強化

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。26年3月期は小幅減益予想としている。新中期経営計画の達成に向けた「足場固め」の年と位置付け、先行投資による費用増加を見込んでいる。ただし保守的と考えられる。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り..

NO IMAGE

ゼリア新薬工業、先行投資を吸収し増収確保、欧州・アジア展開強化で収益拡大基調へ回帰

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。26年3月期は研究開発投資や海外子会社における基幹システム投資などを考慮し、さらに営業外での為替差益を見込まず小幅減益予想としている。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は9月末の権利落ちも影響して8月の年初来..

NO IMAGE

ファンデリー、26年3月期黒字転換予想、CID事業はリテール販売拡大を加速

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」のCID事業、周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。CID事業は収益改善に向けてスーパーマーケット等でのリテール販売強化を加速させている。26年3月期は大幅増収・黒字転換予想としている。MFD事業はミールタイム価格改定効果、CID事業はリテール販売拡大加速と価格改定効果、マーケティング事業は受注拡大を見込んでいる。積極的な..

NO IMAGE

エスプール、ビジネスソリューション事業がけん引して25年11月期2桁営業増益予想

 エスプール<2471>(東証プライム)は、障がい者雇用支援などのビジネスソリューション事業、およびコールセンター向け派遣などの人材ソリューション事業を展開し、広域行政BPOサービスや環境経営支援サービスなど新規事業の拡大も推進している。25年11月期は増収・2桁営業増益予想としている。ビジネスソリューション事業の成長が牽引する見込みだ。なお障がい者雇用支援サービスと環境経営支援サービスの売上が第4四半期偏重となるため、全体の営業利益も第4四半期に集中する見込みとしている。積..

NO IMAGE

ファーストコーポレーション、26年5月期増益予想、請負価格適正化による利益率向上

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。当面の目標である年商500億円の早期実現と、次のステージとなる年商1000億円へのステップアップに向けて、業容の拡大と利益水準の向上に取り組んでいる。26年5月期は不動産事業における前期の反動減で減収だが、完成工事高の堅調推移や請負価格適正化による売上総利益率上昇などにより増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は順調に水準..

NO IMAGE

クリナップ、26年3月期大幅営業・経常増益予想、指標面の割安感も支援材料

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手でシステムバスルームや洗面化粧台も展開している。成長に向けた重点施策として、既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を推進している。26年3月期は大幅営業・経常増益予想としている。新設住宅着工の伸び悩みなど厳しい事業環境が続くが、中期経営計画で掲げた「ファン化促進」や「専業力強化」などの重点施策を推進する。第1四半期が大幅増益と順調であり、積極的な..