アナリスト銘柄分析一覧

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ジェイテック、26年3月期は大幅増益予想、テクノロジスト需要高水準で収益拡大

 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を展開している。中期目標としてテクノロジスト700名体制早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を推進している。26年3月期は大幅営業・経常増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みであり、価格改訂にも注力する。積極的な事業展..

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アルコニックス、26年3月期は増収増益・大幅増配予想、金属加工事業が牽引

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は商社機能と製造機能を併せ持ち、M&Aも積極活用しながら、非鉄金属の素材・部品・製品の生産から卸売までをONE-STOPで提供する「非鉄金属等の総合ソリューションプロバイダー」である。成長投資と株主還元を両立して資本効率の最大化を目指す方針としている。26年3月期も増収増益で連続大幅増配予想としている。実需の強い業界に注力してコスト転嫁等を推進する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の年初来高値圏から配当権利落ちも影響..

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JSP、4つの成長エンジンに集中投資し、高付加価値製品で競争優位拡大

 JSP<7942>(東証プライム)は発泡プラスチック製品の大手である。グローバルニッチのマーケットリーダーとしてのさらなる競争優位性の追求、4つの成長エンジンを中心とした収益性の高い成長分野への集中投資などにより収益の最大化を図り、資本効率の向上を目指している。26年3月期は米国関税政策影響による需要調整局面を見込み減益予想としているが、保守的な印象も強い。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、目先的な売りが一巡して反発の動き..

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協立情報通信、収益構造改革が奏功し業績好調、事業ポートフォリオ再構築と継続収益拡大を推進

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード、名証メイン)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営と法人向けモバイルソリューションのモバイル事業を展開し、成長戦略として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営などを推進している。26年3月期は大幅増益予想としている。ソリューション事業、モバイル事業とも順調に推移し、モバイル事業の収益改善も見込んでいる。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は8月の高値圏から反..

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ジェイエスエス、M&A強化で健康産業へ領域拡大、26年3月期は大幅増益・連続増配見込む

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード、名証メイン)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略としてM&A戦略を強化する方針を打ち出し、3年以内に売上高100億円・100店舗・時価総額50億円以上を目指すとしている。26年3月期は大幅増益・連続増配予想としている。子会社化したワカヤマアスレティックの通期寄与に加え、会費改訂効果なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は9月の戻り高値圏..

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ケンコーマヨネーズ、「サラダ料理で世界一へ」長期ビジョンを推進、26年3月期は増収・連続増配予想

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類を主力として、総菜関連事業なども展開している。25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画ではビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を掲げている。26年3月期は原材料価格上昇や固定経費増加などの影響で営業・経常益横ばい予想としている。原材料価格高騰に対して価格改定と販売数量対策を推進する。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響し..

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綿半ホールディングス、全事業が堅調に伸長し収益拡大継続、26年3月期は増収増益・11期連続増配へ

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事などを強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。26年3月期は増益予想としている。各事業とも伸長する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で4月の年初来安値に接近したが売られすぎ感を強めている。調整一..

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ネオジャパン、中間期進捗率高水準で通期上振れ期待、AI×クラウド戦略が成長を後押し

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、販売拡大とクロスセル加速、AIを活用した製品アップグレード・製品ラインナップ拡大、継続的なARPU拡大、海外事業の成長に伴う売上拡大などを推進している。26年1月期も増収増益予想としている。desknet‘s NEOクラウドサービスを中心とするソフトウェア事業の成長が牽引する見込みだ。中間期の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期会社予想は上振れの可能..

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イトーキ、25年12月期2桁増益へ、主力ワークプレイス事業が収益拡大を牽引し通期上方修正

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で物流設備なども展開している。重点戦略として7FlagsおよびESG戦略を掲げ、株主還元も強化している。10月16日には空間や人を自然につなぐ執務エリア製品シリーズ「Workscene Colors」を発表(25年11月発売予定)した。25年12月期は2桁増益予想(8月4日付で上方修正)としている。ワークプレイス事業が好調に推移するほか、設備機器・パブリック事業が前回予想を大幅に上回る見込みだ。積極的な事業展開で収益拡..

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ベステラ、26年1月期増収増益へ、老朽化プラント解体需要が追い風

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、製鉄所・発電所・ガスホルダー・石油精製設備など鋼構造プラント設備の解体工事に特化したオンリーワン企業である。解体工事会社としては類のない特許工法・知的財産の保有を強みとして脱炭素解体ソリューションを推進している。26年1月期は客先都合による工事一時中断の影響などで業績予想を下方修正(9月9日付)したが、前期比では増収増益を確保する見込みだ。老朽化プラント解体工事の増加で中期的に市場環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう..