アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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クリナップは戻り試す、24年3月期大幅増益予想

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手でシステムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。なお9月10日(日)午前11時00分~11時25分に放送されるテレビ東京「お仕事search!それってグッジョブ」にて、同社の歩みや人気のシステムキッチンが紹介される。24年3月期は大幅増益予想としている。第1四半期は減益だったが、期..

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インテージホールディングスは高値更新の展開、NTTドコモによるTOBと資本業務提携を好感

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。Date+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出することや、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することを目指している。24年6月期は消費財メーカーを中心に市況環境復調を見込み、成長戦略を推進して増収、営業・経常増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお9月6日にNTTドコモによる..

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加賀電子は高値更新の展開、24年3月期減益予想だが上振れ余地

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品等の商社ビジネス、電装基板製造受託のEMSビジネスを展開し、成長に向けて収益力強化、経営基盤強化、新規事業創出、SDGs経営を推進している。9月5日には社員の福利厚生および健康増進を目的に、日本初導入のAIフィットネスマシンを設置した従業員向けトレーニングルームを本社ビル内に開設したと発表している。24年3月期はコロナ禍における需要増からの反動や顧客の在庫調整の影響など一時的な..

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協立情報通信は反発の動き、24年3月期大幅増益予想

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営のモバイル事業を展開している。成長に向けた基本方針として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営を推進するとしている。なお9月6日には、ソリューション事業におけるMicrosoft365セミナーを、9月1日より全面リニューアルしたとリリースしている。24年3月期は大幅増益予想としている。第1四半期の進捗率は低水準だが、積極的な事業..

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ヒーハイストは急動意、24年3月期営業黒字転換予想で収益改善基調

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。工作機械や半導体製造装置などに使用される直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。成長戦略として直動機器の「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。なお、9月7日21時45分放送のテレビ埼玉「彩の国 就活天国!!」内のコーナー「埼玉の目玉企業発見!」にて同社が紹介される。24年3月期は営業黒字転換予想としている。自動化関連の..

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ケンコーマヨネーズは年初来高値更新、24年3月期大幅増益予想

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はマヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと事業領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)およびサステナビリティ方針に取り組んでいる。9月1日には新たなプラントベースフードとして、植物性原料を使用した「タマゴ風加工品」を展開すると発表した。24年3月期は価格改定の追加実施、商品統廃合の実施と利益を確保できる商品の販売促進、徹底した効率化などで収益性改善を推進して大幅..

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日本エム・ディ・エムは売り一巡、24年3月期増益予想

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。24年3月期は日本および米国における症例数の増加などで増収増益予想としている。第1四半期は減益だったが、積極的な事業展開により、通期ベースで収益改善基調を期待したい。株価は円安進行を嫌気する形で年初来安値を更新する展開だっ..

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ファーストコーポレーションは反発の動き、スタンダード市場選択を申請

 ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。将来像である年商500億円企業の実現に向けて、中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革などを推進している。24年5月期は大型案件の本体工事進捗などで大幅増収だが、建築資材価格の高止まりの影響などを考慮して減益予想としている。ただし保守的な印象が強い。積極的な事業展開で上振れを期待したい。..

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ジェイテックは反発の動き、24年3月期大幅増益予想

 ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略としては、中期目標としてのテクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてのM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を掲げている。24年3月期は大幅増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。第1四半期の進捗率は低水準の形だが、第2四..

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巴工業は6月の高値に接近、23年10月期営業・経常増益予想、さらに上振れ余地

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長に向けた重点施策として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資、社員一人一人が活躍できる職場環境作りに取り組んでいる。なお9月26日~27日に開催される九州エネルギー技術革新EXPO2023に出展する。23年10月期は営業・経常増益予想としている。化学工業製品販売事..