アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

NO IMAGE

マーケットエンタープライズは調整一巡、24年6月期大幅増収増益予想

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、持続可能な社会を実現する最適化商社を目指してネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開している。新中期経営計画では、主に個人向けリユース分野における投資を拡大し、リユース市場でのプレゼンス確立を推進する方針としている。24年6月期第1四半期は個人リユース事業における成長投資を継続しているため赤字拡大したが、売上面は四半期ベースで過去最高と順調だった。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いている。人員採..

NO IMAGE

And Doホールディングスは調整一巡、24年6月期増収増益予想

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、および不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。24年6月期第1四半期はハウス・リースバック事業と不動産売買事業が牽引して大幅増収増益だった。そして通期の増収増益・連続増配予想を据え置いている。連続で過去最高を更新する見込み..

NO IMAGE

イトーキは調整一巡、23年12月期大幅営業・経常増益予想、さらに再上振れ余地

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で物流設備なども展開している。構造改革プロジェクトを推進して新製品投入などを強化している。なお12月7日よりKarimoku Commons Tokyoにおいて「生きるように働くカタチ展」を開催する。23年12月期第3四半期累計は各事業が順調に伸長し、提供価値の向上による利益率改善なども寄与して大幅増益だった。そして通期も大幅増益予想(8月7日付で利益と配当予想を上方修正)としている。通常は第1四半期の構成比が高い季節..

NO IMAGE

インテージホールディングスは調整一巡、24年6月期1Q大幅減益だが通期営業・経常増益予想

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、市場調査事業を主力としてシステムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。Date+Technology企業として販促最適化への新たな価値を創出することや、社会的課題解決に向けた行政EBPM推進への価値を創出することを目指している。24年6月期第1四半期は一部顧客の予算縮小などの影響で微増収にとどまり、経費や人件費などコスト増加をカバーできず大幅減益だった。ただし通期予想を据え置いた。成長戦略推進や需要回復な..

NO IMAGE

エイトレッドは戻り試す、24年3月期2桁増収増益予想で収益拡大基調

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムの開発・販売およびクラウドサービスを展開し、大手・中堅企業向けのパッケージ型AgileWorksおよび小規模企業向けのクラウド型X-point Cloudを2本柱としている。24年3月期は2桁増収増益予想としている。第2四半期累計の進捗率はやや低水準の形だが、ストック収益が積み上がる収益構造のため、期初時点で下期偏重の計画としており、通期ベースでも会社予想の達成は可能と考えられる。積極的な事業展開で収益拡大基..

NO IMAGE

神鋼商事は戻り試す、24年3月期減益予想だが上振れの可能性

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は、KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などに展開している。成長戦略としては、重点分野と位置付けているEV・自動車軽量化関連および資源循環型ビジネス関連の拡大を推進するとともに、サステナビリティ経営も強化している。24年3月期第2四半期累計は、自動車・半導体分野の需要低迷などにより売上高が横ばいにとどまり、各利益は販管費増加なども影響して減益だった。ただし四半期別に見る..

NO IMAGE

冨士ダイスはモミ合い煮詰まり感、24年3月期2Q累計減益だが通期営業・経常増益予想

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーである。筋肉質な企業体質への転換と中長期の成長基盤を構築するため、生産性向上・業務効率化、次世代自動車への対応・拡販、新成長エンジンの創出、海外事業の強化などの取り組みを推進している。11月10日には2023年度日本機械工具工業会大賞における「技術功績大賞」および「環境特別賞」の受賞、さらに11月16日にはモノづくり日本会議/日刊工業新聞主催の2023年度超モノづくり部品大賞における「..

NO IMAGE

朝日ラバーは調整一巡、24年3月期減益予想だが下期回復基調

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。2030年を見据えた長期ビジョンでは、SDGs・ESG経営を意識して経営基盤強化を目指している。24年3月期第2四半期累計は減収減益だった。主力の自動車向けASA COLOR LEDの受注回復が遅れた。通期予想については、売上高と営業利益を下方修正したが、営業外収益の増加により経常利益と当期純利益を上方修正した。自動車向け..

NO IMAGE

クリーク・アンド・リバー社は戻り試す、24年2月期2桁営業・経常増益予想

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は、クリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。24年2月期は2桁営業・経常増益予想としている。日本クリエイティブ分野の順調な拡大が牽引し、新卒採用増加に伴う研修費やDXなどの成長投資による費用増加を吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して..

NO IMAGE

アイフリークモバイルは反発の動き、24年3月期2Q累計営業赤字だが通期営業増益予想

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe-Sports関連サービスを強化している。24年3月期第2四半期累計は、コンテンツ事業におけるサービス改修費用やCCS事業におけるエンジニアのベースアップなどの影響で営業赤字だった。ただし通期は営業増益予想としている。コンテンツ事業では..