アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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ケンコーマヨネーズ、25年3月期は再上振れの可能性、タマゴ加工品の売上回復に加え価格改定効果も寄与

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類などを展開している。25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を、経営目標値に最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。25年3月期は大幅増益予想(8月5日付で上方修正)としている。タマゴ加工品の売上回復に加え、価格改定効果なども寄与する見込みだ。さらに再上振れの可能性があり..

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ソフトクリエイトホールディングス、25年3月期2Q累計が計画超で通期も上振れ余地、EC・ITソリューション事業が好調

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大などを推進している。25年3月期第2四半期累計(中間期)は、前期の一過性収益の反動や人的資本投資によるコスト増加などで小幅営業・経常減益だったが、期初計画を上回る水準で着地した。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。第2四半期累計が計画超だったことを勘案すれば..

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日本エム・ディ・エム、25年3月期2Q累計は計画を上回る増益、獲得症例数増加が収益を牽引

(決算速報) 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は10月30日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。計画を上回る増益で着地した。円安によって売上原価率が上昇し、人件費なども増加したが、日本国内、米国とも獲得症例数が増加し、増収効果で吸収した。そして通期増収増益予想を据え置いた。償還価格引き下げや円安による調達コストの上昇などがマイナス要因となるが、獲得症例数増加による増収効果や原価低減効果などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調..

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ネオジャパンは調整一巡し上値を試す展開へ、25年1月期は大幅増益予想、主力事業が好調に推移

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、製品ラインアップ拡充による市場シェア拡大戦略、アライアンス戦略、東南アジア市場開拓戦略を推進している。25年1月期は大幅増収増益で過去最高業績予想としている。主力事業が好調に推移し、コスト面では人件費やソフトウェア償却費が増加する一方で広告宣伝費が減少することも寄与する見込みだ。第2四半期累計が大幅増益と順調であり、24年9月より実施したクラウドサービ..

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建設技術研究所、24年12月期は再上振れ余地、国土強靭化関連事業が好調

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。10月29日には広建コンサルタンツを子会社化すると発表した。24年12月期(8月13日付で上方修正)は前回予想に比べて減益幅が縮小する見込みとしている。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、通期会社予想に再上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展..

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エイトレッド、25年3月期は増収増益で8期連続増配予想、2Q累計は増収増益と順調

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、小規模企業向けクラウド型X-point Cloudと大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksを主力としている。25年3月期は増収増益で8期連続増配予想としている。X-point Cloud、AgileWorksとも好調に推移し、積極投資による人件費などの増加を吸収する見込みだ。第2四半期累計は増収増益と順調だった。クラウドサービスの拡大でストック収益が積み上がる収益構..

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JPホールディングス、25年3月期は受入児童数の順調な増加や施設の効率的運営で増収増益予想

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。25年3月期は受入児童数の順調な増加や施設の効率的運営などにより増収増益予想としている。第1四半期の進捗率が高水準であることなどを考慮すれば通期予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..

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ゼリア新薬工業、25年3月期増収増益予想で上振れ余地、医療用医薬品・コンシューマーヘルスケアともに堅調

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。国内では医療用医薬品市場におけるプレゼンスの確保や、コンシューマーヘルスケア事業の拡大を推進している。25年3月期は医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業とも伸長して増収増益・連続増配予想としている。第1四半期の進捗率は為替差益計..

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マーチャント・バンカーズ、株主優待拡充で株価上昇に弾み、賃貸収入が堅調に推移し不動産物件売却も推進

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開し、安定的収益源となる資産性の高い収益不動産の取得を推進するとともに、新規分野にも積極的に事業展開している。10月28日には株主優待第4弾の実施(株主優待実施頻度を拡充し、25年4月末にも実施)を発表した。24年10月期は大幅黒字転換・増配予想としている。安定収益源の賃貸収入が堅調に推移するほか、不動産物件売却も推進する。積極的な事業展開で収益改善基調だ..

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クリナップは調整一巡、25年3月期増益予想で出直り期待、高配当利回りも魅力

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手で、システムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として、既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。25年3月期は拡販や原価低減を推進して増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は上値を切り下げる形となったが調整一巡感を強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、出直り..