アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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綿半ホールディングスは上値試す、25年3月期も収益拡大基調

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。24年3月期は小売事業と貿易事業の好調が牽引して2桁営業増益予想としている。小売事業の既存店売上は24年3月が前年比104.3%、23年4月~24年3月累計が100...

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ネオジャパンは上値試す、25年1月期大幅増益・連続増配予想

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、自社開発グループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、製品ラインアップ拡充による市場シェア拡大戦略、アライアンス戦略、東南アジア市場開拓戦略を推進している。3月26日にはグループウェアdesknet‘s NEOについて、14機能・80項目に及ぶ機能拡張を行った最新バージョン8.5の提供を開始した。25年1月期は大幅増益で過去最高、そして連続増配予想としている。主力事業が好調に推移し、コスト面では広告宣伝費が..

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アスカネットは煮詰まり感、24年4月期減益予想だが25年4月期回復期待

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力に、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業の拡大も推進している。24年4月期(連結決算へ移行)は23年4月期の非連結業績との単純比較で減益予想としている。フォトブック事業の需要回復遅れやフューネラル事業における人件費増加などが影響する見込みだ。ただし積極的な事業展開で25年4月期の収益回復を期待したい..

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神鋼商事は上値試す、25年3月期も収益拡大基調

 神鋼商事<8075>(東証プライム)はKOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などに展開している。成長戦略としては、重点分野と位置付けているEV・自動車軽量化関連および資源循環型ビジネス関連の拡大を推進するとともに、サステナビリティ経営も強化している。24年3月期は鋼材取扱量減少、半導体市場の需要低迷、販管費の増加などを考慮して減益予想としている。ただし第1四半期がボトムだった可能性などを勘案すれば通期利益予..

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エイトレッドは下値切り上げ、25年3月期も収益拡大基調

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksと小規模企業向けクラウド型X-point Cloudを2本柱としている。さらに3月25日にはAgileWorksクラウド版をリリースした。なお4月24日~26日開催(東京ビッグサイト)のJapan IT Week(春)に出展する。24年3月期は2桁増収増益予想としている。主力のX-point CloudとAgileWorksが好..

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フライトソリューションズは下値固め完了、マルチ決済装置の新モデルをリリース

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)はマルチ決済装置などの電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションも展開している。4月3日にはマルチ決済装置の新モデル「Incredist Premium Ⅲ」をリリースした。さらに、市販のAndroid携帯を使ってカードのタッチ決済を実現する小・中規模事業者向けの新しい決済ソリューションTapion(タピオン)の本格展開も推進している。24年3月期は第4四半期に計画していた大型案件の売上が25..

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LibWorkは売られ過ぎ感、24年1月~3月の受注は順調

 LibWork<1431>(東証グロース)は熊本県を地盤として九州圏および首都圏に展開する注文住宅メーカーである。デジタルマーケティングによる独自の集客手法を特徴・強みとして、成長戦略には戸建プラットフォーマーへの加速などを掲げている。24年6月期は大幅増収増益予想としている。受注が回復傾向となり、原価低減や販管費見直しなどの施策も寄与する見込みだ。第2四半期累計が計画を上回る大幅増益で着地したことに加え、4月5日に発表した24年1月~3月の受注速報(前年同期比)が受注棟数..

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クリナップは上値試す、25年3月期も収益拡大基調

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手で、システムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として、既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤強化を掲げている。24年3月期はプロモーション強化や原価低減推進などにより営業・経常増益予想としている。第3四半期累計は減益だったが進捗率が順調であり、通期予想の達成は可能と考えられる。積極的な事業展開で25年3月期も収益拡大基調を期待したい。株価..

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ゼリア新薬工業は調整一巡、25年3月期も収益拡大基調

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。第11次中期経営計画では、好調な欧州事業に加えてアジア地域での事業展開も推進する方針としている。また国内では医療用医薬品市場におけるプレゼンスの確保や、コンシューマーヘルスケア事業の拡大を推進している。24年3月期は医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業とも伸長して増収増益予想としている。第3四半期累計の各利益が通期利益予想..

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協立情報通信は調整一巡、25年3月期も収益拡大期待

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営のモバイル事業を展開している。成長戦略として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営などを推進している。24年3月期(第2四半期から非連結決算に移行したため前期比増減率は非表示)は、前期の連結決算との比較で増収増益予想としている。さらに25年3月期も積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落の形となったが、低..