アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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Jトラストは調整一巡で上放れ期待、24年12月期減益予想だが3Q累計が計画比上振れで通期も上振れ余地

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。24年12月期は前期計上した負ののれん発生益の剥落により減益予想としているが、第3四半期累計が上振れたことを勘案すれば、通期予想にも上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は上値が重くモミ合う形だが、指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して上放れ..

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神鋼商事、25年3月期は営業利益を上方修正して減益幅縮小、利益進捗率が高水準でさらに上振れ余地

 神鋼商事<8075>(東証プライム)はKOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械、溶接材料・機器などに展開している。新中期経営計画2026では、基本方針として収益力の強化、投資の促進、商社機能の強化に加え、サステナビリティ・人的資本・資本コスト経営を推進し、企業価値向上を目指すとしている。25年3月期は営業利益を上方修正し、期初予想に比べて営業減益幅が縮小する見込みとした。第2四半期累計の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば、さ..

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京写、25年3月期大幅営業増益予想で2Q累計順調、自動車関連を中心に需要拡大

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用してグローバルニッチトップメーカーを目指すとしている。25年3月期は自動車関連を中心に需要が堅調に推移して大幅営業増益予想としている。第2四半期累計の営業利益進捗率が順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はやや上値が重くモミ合う形だが、..

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And Doホールディングス、25年6月期増収増益予想、低PERや高配当利回りが魅力

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。25年6月期も増収増益で連続増配予想としている。第1四半期は減収減益だったが、概ね計画水準の進捗としている。積極的な事業展開で通期ベースでの収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い形だが、低P..

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マーケットエンタープライズ、25年6月期大幅増益予想で1Q順調、「おいくら」導入自治体200超え

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は持続可能な社会を実現する最適化商社を目指して、ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開している。中期経営計画では、個人向けリユース分野における投資を拡大し、リユース市場でのプレゼンス確立を推進する方針としている。なおリユースプラットフォーム「おいくら」を導入した自治体の不用品リユース事業は24年11月に全国で200を突破した。25年6月期は大幅増収・大幅増益予想としている。第1四半期は大幅増収で営業・..

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マーチャント・バンカーズ、25年10月期収益拡大期待、賃貸収入が堅調に推移するほか不動産物件売却も推進

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開し、安定的収益源となる資産性の高い収益不動産の取得を推進するとともに、新規分野にも積極的に事業展開している。24年10月期は大幅黒字転換・増配予想としている。安定収益源の賃貸収入が堅調に推移するほか、不動産物件売却も推進する。積極的な事業展開で25年10月期も収益拡大を期待したい。株価は安値圏に回帰して軟調だが調整一巡して出直りを期待したい。

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フライトソリューションズ、25年3月期は拡販効果などで大幅増収・黒字予想、有望案件が目白押し

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)はマルチ決済装置などの電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECサイト構築なども展開している。市販のAndroid携帯を使ってカードのタッチ決済を実現する小・中規模事業者向けの新しい決済ソリューションTapion(タピオン)も本格展開を開始した。25年3月期(非連結決算に移行)は拡販効果などにより大幅増収・黒字予想としている。第2四半期累計(中間期)は赤字だが概ね計画水準だった。有望案件が目白押しであり、積..

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ラバブルマーケティンググループ、24年10月期は上方修正して営業・経常増益幅拡大、積極的な事業展開で高成長に期待

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は大企業・ブランド向けを中心とするSNSマーケティング支援を主力に、成長戦略としてSNSマーケティング事業の拡大加速、DX支援事業の基幹事業化、東南アジアを中心とする海外展開、新しいテクノロジーを活用した新規事業の育成、サステナビリティマネジメントを推進している。24年10月期の連結業績は11月18日付で上方修正して、営業・経常増益幅拡大の見込みとした。積極的な事業展開で25年10月期も高成長を期待したい。株価は安値..

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イノベーションホールディングス、25年3月期は上方修正して大幅増益予想、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)(24年10月1日付で旧テンポイノベーションが持株会社体制に移行して商号をイノベーションホールディングスに変更)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。25年3月期は中間期が計画超の大幅増収増..

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クリーク・アンド・リバー社、25年2月期は増益予想、通期計画達成に向けて案件獲得順調

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は、クリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。25年2月期は増益予想としている。第2四半期累計は減益だったが、通期計画達成に向けて案件獲得が概ね順調に進んでおり、下期に挽回を目指すとしている。積極的な事業展開で、通期ベースでの収益拡大基調を期待したい。株価は8月の年初来安値圏から..