アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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インフォマートは反発の動き、24年12月期大幅増収増益予想

 インフォマート<2492>(東証プライム)は、企業間の商行為を電子化する国内最大級のクラウド型BtoB電子商取引プラットフォーム(飲食業向けを中心とする受発注、全業界を対象とする請求書など)を運営している。24年12月期も大幅増収増益・連続増配予想としている。引き続き利用企業数が順調に増加し、人件費などコスト増加を吸収する。第2四半期累計はサーバー関連費用やM&A関連費用の影響で営業・経常減益だったが概ね計画水準だった。そして下期は価格改定効果や原価低減効果も寄与して利益率..

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ジェイテックは反発の動き、25年3月期1Q大幅増益で通期も大幅増益予想

 ジェイテック<2479>(東証グロース、名証メイン)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を主力としている。中期目標としてテクノロジスト700名体制早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を推進している。25年3月期は大幅増収増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。第1四半期は大幅増益だった。新卒技術者が第2四半..

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神鋼商事は反発の動き、25年3月期1Q大幅増益、通期減益予想だが上振れ余地

 神鋼商事<8075>(東証プライム)はKOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などに展開している。新中期経営計画2026では、基本方針として収益力の強化、投資の促進、商社機能の強化に加え、サステナビリティ・人的資本・資本コスト経営を推進し、企業価値向上を目指すとしている。25年3月期は自動車関連や半導体関連の緩やかな回復を見込むが、人件費や営業活動費の増加で減益予想としている。ただし第1四半期が大幅増益となり..

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ファンデリーは反発の動き、25年3月期1Q赤字だが通期営業増益予想据え置き

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」宅配のCID事業、および周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。CID事業は卸売や店舗での小売も強化する方針だ。25年3月期は営業増益予想としている。第1四半期業績は減収・赤字だったが、通期の黒字予想を据え置いた。MFD事業の新規会員獲得が回復傾向であり、CID事業の営業損益も改善見込みとしている。そして当期はマーケティング..

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マーチャント・バンカーズは上値試す、24年10月期大幅黒字転換予想

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開し、安定的収益源となる資産性の高い収益不動産の取得を推進するとともに、新規分野にも事業展開している。なお8月5日には半導体関連企業に対する投資の開始を発表した。24年10月期は大幅黒字転換・増配予想としている。第1四半期に年間賃貸料収入11億円体制を確保しており、下期に3件以上の不動産売却を積み上げて業績予想の達成に努めるとしている。積極的な事業展開で2..

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ピックルスホールディングスは反発の動き、25年2月期増収増益予想

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne-12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発の強化、販売エリア・販売先の拡大などを推進するとともに、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指して外食・小売・農業領域への展開も推進している。25年2月期は小幅ながら増収増益予想としている。拡販を推進して販管費の増加を吸収する見込みだ。収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受け..

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日本エム・ディ・エムは底放れ、25年3月期増収増益予想で1Q順調

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。25年3月期は増収増益予想としている。償還価格引き下げや円安による調達コスト上昇などがマイナス要因となるが、獲得症例数増加による増収効果や原価低減効果などで吸収する見込みだ。第1四半期は増収増益と順調だった。為替が円高転換..

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エイトレッドは戻り試す、25年3月期増収増益・8期連続増配予想で1Q順調

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)はワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、小規模企業向けクラウド型X-point Cloudと大手・中堅企業向けパッケージ型AgileWorksを主力としている。25年3月期は増収増益で8期連続増配予想としている。X-point Cloud、AgileWorksとも好調に推移し、積極投資による人件費などの増加を吸収する見込みだ。第1四半期はクラウドインフラコストや人件費などの増加で小幅増益にとどまったものの、売上面は大..

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綿半ホールディングスは上値試す、25年3月期1Q大幅増益で通期も増益予想

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。25年3月期は小売事業と建設事業が牽引して増収増益、そして10期連続増配予想としている。第1四半期は建設事業の大幅増収効果や、小売事業における物流効率化効果などにより..

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日本エンタープライズは調整一巡、25年5月期営業・経常増益予想

 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は、クリエーション事業およびソリューション事業を展開している。25年5月期は前期計上の特別利益剥落などで最終減益だが、各事業とも順調に伸長して増収、営業・経常増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して戻り高値圏から反落したが、一方では下値を切り上げている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。