アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

NO IMAGE

JPホールディングスは13年の最高値に接近、25年3月期1Q大幅増益で通期上振れの可能性

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設づくり」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。25年3月期は受入児童数の順調な増加や施設の効率的運営などにより増収増益予想としている。第1四半期は大幅増益だった。進捗率が高水準であり、期後半の構成比が高い収益特性も考慮すれば通期予想は上振れの可能性が高..

NO IMAGE

ファーストコーポレーションは反発の動き、25年5月期大幅増収増益・増配予想

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。新中期経営計画では、当面の目標である年商500億円の早期実現と、次のステージとなる年商1000億円へのステップアップに向けて、業容の拡大と利益水準の向上に取り組み、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指すとしている。25年5月期は大幅増収増益・増配予想としている。完成工事が順調に推移し、前期からズレ込みとなった事業用地売上なども寄与する見込みだ..

NO IMAGE

トレジャー・ファクトリーは上値試す、25年2月期大幅増益予想

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は、総合リユース業態のトレジャーファクトリーや服飾専門リユース業態のトレファクスタイルなどリユースショップを複数業態で全国展開し、成長戦略としてSDGsの推進とともに、生活に密着したリユースの総合プラットフォーム構築を目指している。25年2月期は上方修正して大幅増収増益・増配予想としている。既存店の好調が牽引して通期会社予想に再上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は7月の最高値圏から反落したが、地合..

NO IMAGE

アステナホールディングスは反発の動き、24年11月期大幅営業・経常増益予想

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。24年11月期(6月26日付で上方修正)は大幅営業・経常増益予想としている。医薬事業における薬価上昇、HBC・食品事業における自社企画化粧品や輸入化粧品の販売好調などが牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で年初来高値圏から急反落の形となったが、目先的な売り..

NO IMAGE

アイフリークモバイルは反発の動き、25年3月期1Q赤字だが通期は黒字予想

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、およびシステム受託開発や人材派遣などのDX事業を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe-Sports関連サービスなども強化している。25年3月期は黒字予想としている。第1四半期は人件費の増加などで赤字だったが、コンテンツ事業では新しい知育アプリ開発や協業パートナー拡大によるBtoB販路拡大、DX事業では専門領域に特化したエンジニアの育..

NO IMAGE

フライトソリューションズは反発の動き、25年3月期黒字予想

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)はマルチ決済装置などの電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECサイト構築なども展開している。市販のAndroid携帯を使ってカードのタッチ決済を実現する小・中規模事業者向けの新しい決済ソリューションTapion(タピオン)も本格展開する。24年8月にはテレビ大阪YATAIフェス!2024におけるVisaのタッチ決済にTapionが採用された。25年3月期(非連結決算に移行)は拡販効果などにより大幅増収・黒..

NO IMAGE

冨士ダイスは戻り試す、25年3月期1Q大幅減益だが通期大幅増益予想

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーである。中期方針には「変化に対応できる企業体質への転換」を掲げ、成長戦略として経営基盤の強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業の確立に取り組んでいる。25年3月期第1四半期は前期好調だった海外向け溝付きロールの売上減少や人財投資などに伴う費用の増加などで減益だったが、通期大幅増益予想を据え置いた。需要回復や原価低減効果などを見込んでいる。積極的..

NO IMAGE

ジェイエスエスは反発の動き、25年3月期1Q減益だが売上面は堅調

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略として、水泳指導技術を活かした商品開発の強化を推進するとともに、スイミングにとどまらず健康運動への取り組みも推進している。なお同社に所属する玉井陸斗選手がパリ五輪の男子高飛込で銀メダルを獲得した。25年3月期第1四半期(連結決算に移行)は、前年同期の非連結業績との比較で減益だが、売上面は概ね堅調だった。通期連結業績予想については、..

NO IMAGE

TACは反発の動き、25年3月期1Q大幅増益、通期も黒字予想

 TAC<4319>(東証スタンダード)は「資格の学校」運営を主力として、出版事業や人材事業も展開している。中期成長に向けて、主力の教育事業では事業環境変化に対応した新サービスの提供、出版事業では新規領域への展開、人材事業では医療事務関連の子会社を統合してサービス向上と業務効率性向上を推進している。25年3月期第1四半期は受講者数減少などで小幅減収だったが、営業費用抑制などの効果で各利益は大幅増益だった。そして通期黒字予想を据え置いた。重点施策として、既存事業の強化、個人教育..

NO IMAGE

ケンコーマヨネーズは上値試す、25年3月期は再上振れの可能性

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はサラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類などを展開し、25年3月期から36年3月期までの12年間を対象とする中長期計画では、ビジョンに「サラダ料理で世界一になる」を、経営目標値には最終年度36年3月期のROE8%以上、DOE2.5%以上などを掲げている。25年3月期通期の連結業績および配当予想については、8月5日付で上方修正して大幅増益・増配予想としている。新経営計画に基づく各種施策を推進して収益性向上が進捗す..