アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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アイフリークモバイルは調整一巡、23年3月期3Q累計営業減益だが通期営業増益予想据え置き

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開し、成長戦略として次世代ブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野にも注力している。23年3月期第3四半期累計はコンテンツ事業におけるXR領域への先行投資の影響などで営業減益だったが、通期の営業増益予想を据え置いた。コンテンツ事業ではユーザー獲得に向けた投資、CCS事業では専門領域に特化したエンジニ..

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And Doホールディングスは戻り歩調、23年6月期2Q累計営業小幅減益だが通期大幅営業増益予想

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開し、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、および不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて収益の柱としている。23年6月期第2四半期累計は積極的なプロモーションなどで販管費が増加したため小幅営業減益だが、成長強化事業のハウス・リースバック事業が牽引し、売上高・利益とも期初計..

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マーチャント・バンカーズは調整一巡、23年3月期大幅増益予想

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開し、成長ドライバーとしてNFTなどのブロックチェーン関連事業にも積極展開している。2月20日には、特別目的会社(SPC)を活用した不動産取得・流動化について金融機関との協議を開始したと発表している。なお2月27日には、糖尿病治療薬開発事業から撤退して投資資金を回収したと発表している。23年3月期第3四半期累計は減益だったが、第4四半期に販売用不動産の売却..

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加賀電子は上場来高値更新の展開、23年3月期大幅増収増益予想、さらに上振れの可能性

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品・情報機器等の商社ビジネス、および電装基板製造受託のEMSビジネスを展開し、さらなる成長に向けて収益力の強化、経営基盤の強化、新規事業の創出、SDGs経営を推進している。23年3月期第3四半期累計は過去最高業績だった。主力の電子部品事業が伸長し、販売ミックス良化に伴う売上総利益率向上も寄与した。そして通期連結業績予想を3回目の上方修正、配当予想を2回目の上方修正とした。第3四半..

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イトーキは上値試す、23年12月期も大幅営業・経常増益予想で収益拡大基調

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で、物流機器などの設備機器関連も展開している。構造改革プロジェクトを推進して新製品・新ソリューション投入などを強化している。2月20日には「メタバース×リアル」のハイブリッドショールーム実証実験開始を発表した。22年12月期は需要が好調に推移し、構造改革プロジェクト推進も寄与して大幅増益で着地した。そして23年12月期も大幅営業・経常増益予想(当期純利益は特別利益が一巡するため減益予想)としている。設備機器・パブリック..

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インフォマートは調整一巡、積極投資継続して23年12月期減益予想だが上振れの可能性

 インフォマート<2492>(東証プライム)は企業間の商行為を電子化する国内最大級のBtoB電子商取引プラットフォームを運営している。2月15日には、請求書クラウドサービスのBtoBプラットフォーム請求書が東京商工リサーチの調査で、前回の調査に続いて請求書クラウドサービス市場における国内シェアNO.1を獲得したと発表している。22年12月期は積極投資の影響で減益だが、売上面は利用企業数の増加で2桁増収だった。そして各利益は計画を上回って着地した。23年12月期も売上成長加速に..

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LibWorkは戻り試す、23年6月期増収増益予想

 LibWork<1431>(東証グロース)は熊本県を地盤として九州圏および首都圏に展開する注文住宅メーカーである。デジタルマーケティングによる独自の集客手法を特徴として、全国展開、住宅版SPAモデルへの進化、さらにSDGsへの取り組みを強化している。23年6月期第2四半期累計は一部の建築工程遅れや建築資材価格上昇などで減益だった。ただし独自のデジタルマーケティングによって効率的な集客を実現し、営業・経常利益は計画を上回って着地した。そして通期は増収増益予想としている。デジタ..

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建設技術研究所は高値更新の展開、23年12月期減益予想だが保守的

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。23年12月期は先行投資の影響で減益予想としているが保守的だろう。防災・減災・インフラ老朽化対策など国土強靭化関連で事業環境は良好である。そして中期経営計画の24年12月期営業利益目標を上方修正している。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は自己株式取得も..

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ASIAN STARは急伸、22年12月期営業黒字転換、23年12月期営業利益横ばい予想

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。22年12月期は前期1棟収益マンション販売反動や、中国・上海ロックダウン影響があったが、コスト削減効果も寄与して営業黒字転換した。23年12月期は営業利益横ばい予想としている。重点戦略とし..

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Jトラストは調整一巡、23年12月期営業減益予想だが保守的

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアで金融事業を展開している。22年12月期は金融事業の成長と事業ポートフォリオ再構築の成果で大幅増収増益だった。23年12月期は前期計上の負ののれん発生益の剥落や、韓国における金利上昇影響などを考慮して営業減益予想(JTG証券の金融商品取引業を含まず)としている。ただし保守的な印象が強く上振れの可能性ありそうだ。さらにJトラスト銀行インドネシア(BJI)の業績拡大ペース加..