アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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アルコニックスはモミ合いから上放れ、23年3月期減益予想だが24年3月期収益拡大期待

アルコニックスは非鉄金属商社であり製造業も展開している。23年3月期は原材料供給不足などで減益予想だが、第3四半期累計は順調であり、24年3月期には収益拡大を見込む。株価は小幅レンジから上放れの形となった。

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JPホールディングスは上値試す、23年3月期増益予想で再上振れ余地

JPホールディングスは子育て支援事業のリーディングカンパニーで、認可保育園や学童クラブなどを運営している。23年3月期は受入児童数の増加や効率的な施設運営により増収増益予想とし、第3四半期累計も順調だった。通期利益予想には上振れ余地があると見られる。株価は昨年来高値圏から反落したが、切り返しの動きを強めている。異次元少子化対策関連銘柄としてテーマ性が高く、好業績も評価材料だろう。

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エスプールは売られ過ぎ感、23年11月期2桁増益予想

エスプールは障がい者雇用支援やコールセンター向け派遣などを展開する会社で、23年11月期にはビジネスソリューション事業の好調で2桁増益を見込んでいる。また、環境経営支援サービスや広域行政BPOサービスも強化しており、「健康経営優良法人」にも選定された。株価は売られ過ぎ感がある。

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ピックルスホールディングスは上値試す、23年2月期減益予想だが24年2月期収益回復期待

漬物・キムチ製品の最大手であるピックルスホールディングスは23年2月期に減益予想としているが、事業展開で24年2月期に収益回復を見込んでいる。株価は上値を試す展開を期待したい。4月14日に決算発表を予定している。

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トレジャー・ファクトリーは上値試す、2月の既存店売上も好調で収益拡大基調

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)はリユースショップを複数業態で全国展開している。SDGsを推進するとともに、グループ一体となって生活に密着したリユースの総合プラットフォーム構築を目指している。23年2月期は既存店の好調、新規出店、売上総利益率の改善などで大幅増収増益予想としている。そして3月8日に発表した23年2月の既存店売上は前年比113.6%で18ヶ月連続前年比プラスと好調だった。積極的な事業展開で24年2月期も収益拡大基調だろう。株価(効力発生日2..

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ミロク情報サービスは上値試す、23年3月期大幅営業・経常増益予想、さらに再上振れ濃厚

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトを主力として、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築を目指している。なお4月5日~7日に東京ビッグサイトで開催される「第32回Japan IT Week春」内の「クラウド業務改革EXPO」に出展する。23年3月期は主力のERP製品が好調に推移して大幅営業・経常増益予想(当期利益は前期特別利益の反動で減益予想)としている。第3四半期累計の進捗率が高水準であることを勘..

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カナモトは上値試す、23年10月期第1四半期減益だが通期増益予想

 カナモト<9678>(東証プライム)は建設機械レンタル大手である。成長戦略として国内営業基盤拡充、海外展開、内部オペレーション最適化によるレンタルビジネスの収益力向上を推進するとともに、環境対策機への資産シフトなどサステナビリティを意識した取り組みも強化している。なお従業員の健康確保やワークライフバランスの改善を図り、より働きやすい職場環境を目指すため、3月21日より人事制度を改定して4週8休へ移行する。23年10月期第1四半期は公共投資を中心に需要が堅調に推移して増収だが..

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マルマエは戻り歩調、23年8月期減益予想だが上振れの可能性

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開し、成長戦略として消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営の推進を打ち出している。23年8月期は市場停滞や先行投資の影響などで減益予想としている。第1四半期は想定を上回る大幅増収増益だったが、第2四半期以降の慎重な見通しを据え置いている。ただし第1四半期の進捗率が高水準だったことを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業..