アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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アイフリークモバイルは調整一巡、24年3月期増収・営業増益予想で収益改善基調

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開している。成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野に注力し、さらにe-Sports関連サービスの強化に向けて23年5月に子会社を設立した。23年3月期は減収減益だったが、24年3月期は増収・営業増益予想としている。コンテンツ事業では既存サービスの顧客拡大や販路拡大など、CCS事業では..

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イトーキは上値試す、23年12月期1Q大幅営業・経常増益で通期上振れ余地

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で物流設備なども展開している。構造改革プロジェクトを推進して新製品投入などを強化している。6月1日には、次世代の学習環境および教育カリキュラム(文部科学省の採択事業)として、メタバースを活用した「バーチャルSTEAM教室」を開発し、静岡聖光学院にて実装したと発表している。23年12月期第1四半期は、オフィス移転・リニューアル案件など需要が高水準に推移し、販売価格適正化や構造改革プロジェクト推進による売上総利益率改善も寄..

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ジェイテックは上値試す、24年3月期収益改善基調

 ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略としては、テクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化など収益基盤強化を推進している。23年3月期は営業黒字転換した。技術職知財リース事業においてテクノロジストの稼働率と平均単価が上昇し、全社的な業務効率化なども寄与した。そして24年3月期もテクノロジストに対する需要が高水準に推移して大..

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ケンコーマヨネーズは調整一巡、24年3月期は大幅増益・増配予想で収益回復基調

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はマヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと事業領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)およびサステナビリティ方針に取り組んでいる。23年3月期は外食分野の需要回復や価格改定効果で増収だが、原材料価格・エネルギーコスト高騰の影響で大幅減益だった。24年3月期は大幅増益・増配予想としている。原材料価格・エネルギーコスト高止まりを見込むが、価格改定の追加実施、商品統廃..

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巴工業は調整一巡、23年10月期減益予想だが上振れ余地

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。第13回中期経営計画では重点施策として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資、社員一人一人が活躍できる職場環境作りに取り組むとしている。23年10月期は化学工業製品販売事業における前期の反動、先行投資に伴う販管費の増加などを考慮して減益予想としている。ただし保守的な印..

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加賀電子は上場来高値圏、24年3月期減益予想だが25年3月期成長回復シナリオ

加賀電子は、独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。23年3月期は大幅増収増益で過去最高業績だった。電子部品事業において部品販売、EMSとも大幅伸長した。24年3月期は減収減益予想としているが、中期経営計画最終年度25年3月期の営業利益目標を大幅に引き上げている。

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Jトラストは下値固め完了、23年12月期1Q大幅増益で通期上振れの可能性

Jトラストは、日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大戦略を推進している。23年12月期第1四半期は大幅増益で通期利益予想を超過達成した。

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テンポイノベーションは売られ過ぎ感、24年3月期も増収増益で連続増配予想

テンポイノベーションは、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。23年3月期は、増収増益だった。店舗転貸借事業において積極的な仕入を実施し、転貸借物件数および契約件数が順調に増加した。

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京写は底放れの動き、24年3月期大幅増益・増配予想、ベトナム工場本格稼働

京写は、プリント配線板の大手メーカーで、片面プリント配線板については世界最大の生産量を誇っている。23年3月期は、中国、インドネシア、ベトナムにおける生産量増加、為替の円安効果などで2桁増収、大幅営業・経常増益だった。24年3月期は、ベトナム子会社の生産量増加・稼働率上昇や生産性向上などで大幅増益・大幅増配予想としている。