アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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Jトラストは下値固め完了、23年12月期営業減益予想だが上振れの可能性

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、さらなる成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大戦略を推進している。23年12月期は韓国における金利上昇影響などを考慮して営業減益予想(JTG証券の金融商品取引業を含まず)としている。ただし第1四半期は大幅増益となり、通期利益予想を超過達成している。通期予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は3月の年..

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アスカネットは調整一巡、24年4月期減益予想だが保守的、自己株式取得も評価材料

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力として、空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業も拡販に向けた動きを加速させている。23年4月期は大幅増益だった。フューネラル事業では遺影写真加工枚数が順調に増加し、フォトブック事業ではコロナ禍の影響が和らいだ。24年4月期はフューネラル事業で2年続いた葬儀件数の増加が落ち着くことを想定し、ベースアップ..

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ケンコーマヨネーズは戻り歩調、24年3月期大幅増益予想で収益回復基調

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はマヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと事業領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)およびサステナビリティ方針に取り組んでいる。24年3月期は大幅増益・増配予想としている。原材料価格・エネルギーコスト高止まりを見込むが、価格改定の追加実施、商品統廃合の実施と利益を確保できる商品の販売促進、徹底した効率化などで収益性改善を推進する方針だ。下期偏重の計画だが積極的..

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And Doホールディングスは年初来高値更新の展開、23年6月期大幅増収増益予想、さらに上振れ余地

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開し、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、および不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて収益の柱としている。23年6月期は大幅増収増益予想としている。ハウス・リースバック事業や不動産売買事業が牽引した。第3四半期累計の進捗率は概ね順調であり、通期会社予想に上振れ余地があり..

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ジェイエスエスは調整一巡、24年3月期増収増益・連続増配予想

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略として、新たな生活様式に適応しつつ水泳指導技術を活かした商品開発の強化を推進するとともに、スイミングにとどまらず健康運動への取り組みも推進している。24年3月期は増収増益で連続増配予想としている。水中ウォーキングプログラムの深化や水中バイク以外のプール対応型マシンの製品化など、成人集客に向けて大人への訴求力強化を推進する方針だ。積..

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LibWorkは戻り高値圏、23年6月期減益予想だが24年6月期収益回復基調

 LibWork<1431>(東証グロース)は熊本県を地盤として九州圏および首都圏に展開する注文住宅メーカーである。デジタルマーケティングによる独自の集客手法を特徴として、全国展開、住宅版SPAモデルへの進化、さらにSDGsへの取り組みを強化している。23年6月期は減益予想だが、受注は22年10月以降に回復傾向となっている。デジタルマーケティング強化や売上総利益率改善に向けた各種施策など、積極的な事業展開で24年6月期は収益回復基調だろう。株価は5月の直近安値圏から切り返して..

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マルマエは下値切り上げ、23年8月期減益予想だが上振れ余地

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開し、成長戦略として消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営の推進を打ち出している。23年8月期は一時的な市場停滞や先行投資の影響などで減益予想としている。ただし市場の在庫調整の影響は第3四半期がボトムの見込みとしており、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は徐々に下値を切り上げて反発の動きを強めている..

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ヒーハイストは底放れの動き、24年3月期営業黒字転換予想で収益改善基調

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。成長戦略として直動機器の「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。23年5月には埼玉工場内の新工場A棟が稼働開始した。24年3月期は増収・営業黒字転換予想としている。埼玉工場内の新工場A棟が完成したことを受けて、自動化関連の需要に向けて直動機器のスマート生産体制を確立し、生産増強およ..

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ファーストコーポレーションは売り一巡、24年5月期収益拡大基調

 ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。年商500億円企業の実現に向けて中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革を推進している。23年5月期は連結決算に移行(5月26日に23年5月期連結業績予想を公表)し、従来の非連結業績予想に対して不動産売上を減額する形としたが、受注残が豊富であり、積極的な事業展開で24年5月期収益拡大基調..

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ピックルスホールディングスは上値試す、24年2月期増収増益予想

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne-12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発の強化、販売エリア・販売先の拡大などを推進するとともに、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指してEC・外食・小売・農業領域への展開も推進している。6月16日には女子栄養大学とのコラボ商品「女子栄養大学監修 減塩浅漬シリーズ」の発売を発表した。24年2月期は増収増益予想としている。拡販..