アナリスト水田雅展の銘柄分析一覧

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クレスコは上値試す、24年3月期増収増益予想で収益拡大基調

 クレスコ<4674>(東証プライム)は独立系のシステムインテグレータで、ビジネス系ソフトウェア開発や組込型ソフトウェア開発のITサービスを主力としている。成長戦略として顧客のDXを実現するデジタルソリューションを強化している。6月27日には、資本出資しているインドのコグナビインディア社が、インド初のAIテクノロジーマッチング機能を搭載したインド新卒学生向けジョブポータルサイト「コグナビ」をオープンしたと発表している。24年3月期増収増益予想としている。人材投資の増加で上期は..

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ネオジャパンは戻り試す、24年1月期減益予想だが1Q大幅増益で通期上振れの可能性

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOのクラウドサービスを主力として、製品ラインアップ拡充による市場シェア拡大戦略、アライアンス戦略、東南アジア市場開拓戦略を推進している。24年1月期はクラウドサービスが牽引して増収だが、広告宣伝費や人件費の増加で減益予想としている。ただし保守的な印象が強い。第1四半期が大幅増益だったことを勘案すれば、通期会社予想は増収効果で上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..

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生化学工業は売られすぎ感、24年3月期減収減益予想だが保守的

 生化学工業<4548>(東証プライム)は関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。成長戦略として、独自の創薬技術を活かした研究開発を加速させている。24年3月期減収減益予想としている。ロイヤリティーが増加するが、海外製品出荷時期の影響、医薬品原体・医薬品受託製造およびLAL事業の前期の反動、燃料費高騰、増産体制整備に伴う一時的な原価率悪化などを見込んでいる。ただし保守的な印象が強い。積極的な事業展開で収益回復を期待したい。株価は年初来安値圏で軟調..

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JSPは上値試す、24年3月期大幅増益予想で1倍割れのPBRも評価材料

 JSP<7942>(東証プライム)は発泡プラスチック製品の大手である。成長ドライバーとして自動車部品用ピーブロックなどの拡販を推進するとともに、製品ライフサイクル全体における環境負荷軽減に貢献する製品や製造技術の開発など、サステナビリティ経営の推進も強化している。24年3月期は需要が堅調に推移し、製品価格改定の進展も寄与して大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は年初来高値更新の展開だ。1倍割れのPBRも評価材料であり、自律調整を交えながら上値を..

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シナネンホールディングスは上値試す、24年3月期大幅増益予想

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループの持株会社である。第3次中期経営計画では成長戦略として事業ポートフォリオ変革や資本効率改善などを掲げている。6月26日には、EVのワイヤレス充電システムを開発・販売する米国WiTricityと、日本市場での協力関係に関する基本合意書締結を発表した。24年3月期は電力事業の収益改善やLPガス事業の料金改定などで大幅増益予想としている。電力事業については期..

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ラバブルマーケティンググループは底固め完了、決算期変更の23年10月期(7ヶ月決算)は戦略投資先行だが中長期成長期待

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)はSNSマーケティング事業を主力に、第2の柱としてDX支援事業も展開している。さらなる成長に向けた戦略として、小規模でSNS運用する企業・団体向けのSNSマーケティング支援、東南アジアを中心とする海外展開、サステナビリティマネジメントを推進している。6月26日には、SNSマーケティングに役立つ複数のSaaS型ツールの契約件数が、23年5月時点で合計500件を突破したと発表している。23年10月期(決算期変更の経過措置..

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ジェイテックは調整一巡、24年3月期大幅増益予想で収益改善基調

 ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略としては、中期目標としてのテクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてのM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を掲げている。そして24年3月期はテクノロジストに対する需要が高水準に推移して大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は5..

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アイフリークモバイルは下値固め完了、24年3月期増収・営業増益予想で収益改善基調

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野や、e-Sports関連サービスを強化している。なお6月28日~30日開催(東京ビッグサイト)の日本最大のコンテンツビジネス総合展「コンテンツ東京2023」内の専門展である「第13回ライセンシングジャパン<キャラクター&ブランド活用展」に出..

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テンポイノベーションは反発の動き、24年3月期増収増益予想で収益拡大基調

 テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応して積極的な仕入を継続している。さらに中期経営計画を策定して配当性向を引き上げることとした。24年3月期は増収増益予想としている。主力の店舗転貸借事業において転貸借物件数および契約件数が順調に増加する見込みだ..

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巴工業は最高値更新の展開、23年10月期は上方修正して一転営業・経常増益予想、配当も上方修正

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。第13回中期経営計画では重点施策として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資、社員一人一人が活躍できる職場環境作りに取り組むとしている。23年10月期第2四半期累計は化学工業製品販売事業の好調が牽引して2桁営業・経常増益だった。通期予想は上方修正し、期初時点の減益予想..